弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

連続悪手の「二手指し」しても 防衛できるか?「後手」引いて

2024年06月01日 15時35分44秒 | 将棋

前回に続く自戦解説の第2回。
https://blog.goo.ne.jp/gootest32/e/7bb83771c2a67662879918d74d7f3c16
5月は予想に反して3手しか進まなかった。
対局場を仙台に移し、長考を強いられていた後手は、天命により急遽設定された特別ルールにより2手連続で指した。
先手の私からはどう見ても悪手としか思えないが、感想戦ではその意図を尋問してみたいものだ。
これを受けて、先手は満を持して、約半年も前から予告していた1手を放った。今のところ評判は上々だ。
後手は、今度は対局場を名古屋に移して長考に入っている。名古屋でも2手指すことができる巡り合わせになりそうだが、そのチャンスを活かせるかどうか。
そして、7月に入ると、双方の応酬で局面が激しく動き出すことになりそうだ。序盤の山場がやってくる。

(写真)謎が謎を呼ぶ名古屋高裁本庁の裁判官配置。

定年間近の2部の長谷川恭弘裁判長が、前任者の新潟地裁所長への転出によって空席となった1部の裁判長を兼ねている。