弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

「神の手」見落とす 神ならぬ身は 誤ったときには 謝って

2009年11月23日 14時48分38秒 | スポーツ
鳥越俊太郎さんの講演「えん罪と裁判官」は、明白な誤判をした場合にも「裁判官はなぜ謝らないのか」という厳しい内容で、参加者一同考えさせられた。

たまたま翌朝、TBS「サンデーモーニング」のスポーツコーナーを見ていたら、サッカーワールドカップの予選フランス対アイルランド戦で、フランスの決勝点直前のハンドの反則を審判が見落としたシーンが放送されて、「喝!」を食らっていた。
反則はビデオにはっきり映っており、当の選手も認めている。
審判は謝るのかどうか、気になった。
出演者からは、誤審を防ぐには審判を増員すべきではないかという発言もあって、裁判官の問題と似ていると思った。