弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

意見まとめる 時間が足りん! 違憲審査に 行けんわけ

2009年11月29日 11時47分31秒 | 裁判
昨日は、東大本郷キャンパスで、日本法社会学会関東研究支部シンポジウム「最高裁判所は変わったか-違憲審査と政策形成を考える」が開催され、講演・報告部分のみ参加してきた。
滝井繁男元最高裁判事によると、最高裁がなかなか大法廷で本格的な憲法判断に取り組めない要因としては、一般の上告事件に忙殺されていて余裕がないこともあるという。
この点を「実務的資源」の量、すなわち、裁判官が、憲法判断に取り組むにあたって、どの程度の時間と情報を有しているか?、の問題だと、京都大学の見平先生は整理された。
(写真)
東大正門前の銀杏並木