弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

ドラマ「ホカベン」 台無しにする 子ども連れ去る 「執行文」

2008年04月17日 08時05分04秒 | 未分類
上戸彩が新人弁護士を演じるテレビドラマ「ホカベン」(日本テレビ系水曜夜10時)が16日から始まった。
裁判員制度のポスターでファンになったので、とにかく第1回は見ることにした。初の受任事件が妻からの離婚請求ということで、離婚判決の起案の手を休めて見入った。
しかし、残念だったのは、妻の住居にいきなり男たちが乱入して児童を連れ去ったシーン。何と、示されたのは「執行文」。後で、あれは人身保護法による手続だったと解説されていた。
そんな乱暴なことが実際に行われていると、視聴者に思われたら大変だ。
原作・監修の中嶋博行弁護士は、一体どういうご見解なのだろう。
第2回以降で、実はあれは裁判所職員の名をかたる誘拐犯たちだったと判明し、有印公文書偽造・同行使罪と併せて検挙されるという展開になることを願ってやまない。