弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

「ぜん」か「まえ」かは 選挙を前に どっちでもいい 当たり前

2007年04月07日 21時10分57秒 | 未分類
東京都知事選期日「前」どどいつ。
それにしても、『まえ』か『ぜん』かの「禅」問答をする区民がそんなにいるんでしょうか。
(東京新聞3月31日夕刊から抜粋)何て読む 困った論争 期日『前』
 「ぜん」か「まえ」か-。東京都知事選の投票率向上に向け、都選挙管理委員会がタレントを起用し制作した啓発ビデオの活用を、足立区選挙管理委員会が取りやめた。原因は、たった一文字の漢字の読み方。「期日前(投票)」を、都選管のビデオは「きじつまえ」と読んでいるのに対し、総務省は「きじつぜん」を正式な読みとしているからだ。有権者にはどちらでもよさそうだが、総務省式で啓発活動をしてきた足立区選管は「今さら変えては区民が混乱する」としており、都選管は困惑顔だ。
 都選管は、都知事選の選挙啓発のイメージキャラクターにタレントの伊集院光さんと女優の香椎由宇さんを起用。二人が登場する啓発ポスターやビデオは、仕事や旅行で投票日に投票所へ行けない人のための期日前投票について重点的に説明しており、ビデオでは伊集院さんが「きじつまえ」と読んでいる。
 これに難色を示したのが足立区選管。二十二日の知事選告示後に都選管から届いたビデオを見て「まえ」と読んでいるのを知った。区選管は二十七日から投票前日まで、JRや地下鉄が通る区内の交通の要衝、北千住駅前の大型ビジョンで、この啓発ビデオを一日五回程度上映する予定だったが、見送った。
 同区は来月八日に知事選と都議補選があり、その後は区議選も控えている。「投票率向上になるならどちらでも構わないが、この忙しい時期に、区民の問い合わせに対し『まえ』か『ぜん』かの禅問答をしたくない。今回は『きじつぜん』で通す」と区選管事務局長。