きまぐれ発言

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マレーシア機「ハイジャック濃厚」

2014-03-16 11:17:19 | Weblog
マレーシア機「ハイジャック濃厚」      (2014-03.16.)

クアラルンプール発北京行きのマレーシア航空機(ボーイング777-200型機、乗客239人)が消息を絶ち行方不明になった。同機がマレー半島沖で人為的に針路を変更、その後6時間以上飛行を続けた可能性があり、同機がハイジャックされた疑いが濃厚となった。

マレーシアのナジブ首相は軍のレーダーによると行方不明後、西に大きく航路を外れマラッカ海峡付近まで移動した機影が捕捉されていた。更に同機と衛星との自動通信は「午前8時11分」まで記録されたおり、消息不明後、6時間以上飛行を続けた可能性は濃厚との事だ。また、機体の状況などを送信する二つの装置は時間差で停止しており、首相は「何者かが故意にスイッチを切ったと見られる」とハイジャックの可能性を示唆している。

そして、捜査ルートも、一つは、タイ北部からトルクメニスタン、カザフスタン国境。もう一つは、インドネシアからインド洋南部の二つのルートを想定して捜索範囲を移す方針を示した。

航空評論家で、パイロットの経験もある小林宏之さんは、「旅客機の操縦席では通常、エーカーズ(地上との交信装置)の電源を操作する事はない。しかし、これが切断されたのであれば、人為的だった可能性が非常に高いだろう。マレーシア航空機にトラブルが一つでもあれば、パイロットはすぐに地上と交信し、事前に決めていた空港に向かうはずだ。しかし、通信装置を切って別の方向に飛び去ったと言うのは、かなり意図的な物を感じざるを得ない」
また、「パイロットの常識として、例え乗客が殺されても操縦席のドアを開けないのが通例であるが、マレーシアではどうなっているが解らないから、何とも云えない所だ」と言っている。

乗客239人中154人は幼児を含む中国人で、中國メディアも連日報道に力を入れている。其れに対しマレーシアの対応は、祈祷師を招き、まじないで飛行機を探させている対応を批判し乗客らの安否を築かう中國ネットユーザーは、“強烈な不満”をぶちまけている。

日本人の乗客は居ない様であるが、日本からも自衛隊機が捜索に参加している。哨戒機2機とC130輸送機2機、計4機で13日から捜索活動をしている。
(えびなたろう)