きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

STAP論文に「過誤」

2014-03-15 11:53:54 | Weblog
STAP論文に「過誤」

理化学研究所が発表した新型万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文問題を巡り理研の野依良治理事長らが14日都内で記者会見し、「論文を作成する過程で重大な過誤があったと発表した」そして、「故意の不正か、間違いなのか、は更に今後の調査が必要だ」とのべた。
また、小保方氏が所属する発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の竹市雅俊センター長は「STAP細胞の真偽は、第三者に検証、再現される事が唯一の手段」と述べ検証を外部研究者に委ねる考えを示した。

理研では2月の中旬「研究成果に揺るぎはない」と川合真紀理事が述べていたが、「完全に捏造と言う証拠はなく、現時点でも見えて居ないが、当初は若干楽観的に見て居たきらいが
ある」と見解をやや後退させた。しかし、理研内の複数の研究者が、酸性の溶液に浸して刺激を与えた細胞が変化し、万能性を示す遺伝子の一つが活発に働く事を確認している。だが出来た細胞が、さまざまな細胞に分化する能力を持つか、までは、確認できていない様だ。

論文の著者の一人、丹羽プロジェクトリーダーは、今後は自分が中心になって検証実験に取り組むと言っている。会見の中では、STAP細胞にES細胞が混入した可能性を指摘されていたが。「ES細胞の混入では胎盤は出来ず、新しい細胞が有る事を示して居る。

小保方さんの出現で、一時は、理系の女子学生に研究者意欲を与えたが、此れからの裏付け実験で、将に彼女成果が再確認されれば素晴らしいと、そうなる事を期待している。
(えびなたろう)