きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

韓国大統領と日韓関係

2012-12-21 11:33:50 | Weblog
韓国大統領と日韓関係        (2012-12.21.)

韓国の大統領選挙で、与党セヌリ党の“朴クネ氏”が、民主統合党の“文ジェイン氏”を破り大接戦を制して当選した。朴クネ氏は父親が朴チョンヒ元大統領で、朝鮮戦争後の荒廃した国の立て直しに尽力された、その長女として、国会議員や党のトップとしても手堅い政治実績が評価されている。今回の女性大統領は韓国では初めての事である。

今迄の“李ミョンパク”大統領は、経済成長を重視しサムスンや現代等の財閥重視の政策を取って来たが、其の成果が国民にまで行き渡らず、日本を上回る速さで少子高齢化が進み格差社会は強まる一方で、極端なウォン安の影響で輸出ばかりが過度に伸び、いびつな経済情勢が続いた。

朴氏はこの点を、改める事を提唱し、財閥偏重を正し、生活の質の向上を図る「経済民主化」や福祉の充実を訴え、選挙では中道路線を取った。また、北朝鮮との関係では対話路線を提唱し、02年には故金ジョンイル総書記と会談した実績もある。

また、日本との関係では、李大統領の竹島上陸や天皇訪韓に関する発言で大きく冷え込んだが、両国関係の重要性は、朴大統領も、安倍総理も充分認識しており、両者とも米国を含む3国の連携は、今後に向けた東アジア安定の基本であり、尊重しなくてはならない事は十分承知している。

そして、お互いに「正しい歴史認識が土台」であると言う事であって、永遠に結論を得なくてはならない問題では無い、と言う事ではないでしょうか。
(えびなたろう)

韓国大統領と日韓関係

2012-12-21 11:29:52 | Weblog
韓国大統領と日韓関係        (2012-12.21.)

韓国の大統領選挙で、与党セヌリ党の“朴クネ氏”が、民主統合党の“文ジェイン氏”を破り大接戦を制して当選した。朴クネ氏は父親が朴チョンヒ元大統領で、朝鮮戦争後の荒廃した国の立て直しに尽力された、その長女として、国会議員や党のトップとしても手堅い政治実績が評価されている。今回の女性大統領は韓国では初めての事である。

今迄の“李ミョンパク”大統領は、経済成長を重視しサムスンや現代等の財閥重視の政策を取って来たが、其の成果が国民にまで行き渡らず、日本を上回る速さで少子高齢化が進み格差社会は強まる一方で、極端なウォン安の影響で輸出ばかりが過度に伸び、いびつな経済情勢が続いた。

朴氏はこの点を、改める事を提唱し、財閥偏重を正し、生活の質の向上を図る「経済民主化」や福祉の充実を訴え、選挙では中道路線を取った。また、北朝鮮との関係では対話路線を提唱し、02年には故金ジョンイル総書記と会談した実績もある。

また、日本との関係では、李大統領の竹島上陸や天皇訪韓に関する発言で大きく冷え込んだが、両国関係の重要性は、朴大統領も、安倍総理も充分認識しており、両者とも米国を含む3国の連携は、今後に向けた東アジア安定の基本であり、尊重しなくてはならない事は十分承知している。

そして、お互いに「正しい歴史認識が土台」であると言う事であって、永遠に結論を得なくてはならない問題では無い、と言う事ではないでしょうか。
(えびなたろう)