きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

自民党が優勢との情報

2012-12-07 07:08:40 | Weblog
自民党が優勢との情報        (2012-12.06.)

戦後60年に渡る政権維持の実績は、自民党にしか経験が有りませんが。だからと言って今回の選挙で、簡単に自民党を勝たせることは出来ない話です。

その理由は、09年に「政権交代」が民意に寄って、民主党に移った時の事を思い出して下さい。「何故、自民党から民主党に移ったのか」と言う原因を良く反省する事が必要で有ります。

当時自民党は、国民の老後の為の年金を、官僚に運用させ、増やせるのであれば良いが、無駄使いをする事に、歯止めが掛からない、杜撰な管理を許し、厚生年金制度の破たんに結びつくような事を、遣ったり、官僚OBの「天下り」や「渡り」等々遣りたい放題を許し、国民の未来への生活に不安を与えていたのである。

今でも忘れない、5000万件の年金受給の不明事件は、その後を受け継いだ民主党に尻拭いさせ、完全な結末を見たのかが明確になって居ないままだ。

国の財政赤字も、世界一で累積国債発行高は1000兆円を超えて居る。何とか財政立て直しをと、民主党の野田政権は、消費税増税を政治生命を賭けて、何とか勝ち得た所である。

今回自民党が勝利を得ても、この様な経過の反省の上に立って、官僚支配の政治から脱却する事を約束して貰わなければ、野田総理の言う通り、単なる「先祖がえり」と言う事に成る。

総裁に帰り咲いた、安倍総裁も、其の事を強く反省する事を、期待して私も、わざわざ、総理を経験した安倍さんを再度支援したのである。

しかし、総裁に成るや、「デフレ対策」と称して、「建設国債を日銀に買わせる」とか、公共工事を大量に行うとか、更なる国債の大量発行に繋がる事を述べている。私の思惑と大きく違うので、「安倍さん大丈夫か??」の疑いが口を突いて出てくる。

もし、自民が勝利して、安倍さんが総理に成ったら、その点を昔の自民党と違うところを明確にして貰わないと、改革どころか改悪になってしまうと思います。
(えびなたろう)