きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

自民党政権、始動へ

2012-12-20 15:23:20 | Weblog
自民党政権、始動へ        (2012-12.20.)

26日が新政権の発足だが、安倍総裁は、今次選挙で、政権の奪回をものにした事で、精力的な動きを示している。

先ず、役員人事は、石破幹事長の続投を決め、党役員や、閣僚の人事を着々と進めている。
円高・デフレからの脱却に向けては、経済財政諮問会議の復活、日本経済再生本部と経済再生担当相の新設など、大型補正予算を組む方針も明らかにしている。

この辺のスピード感ある施策は、かねてから彼が抱えて居た事を、堰を切って流れる水の如く進めて来た事である。

また、総裁選で、後押しをしてくれた、長老格では、高村正彦氏を副総裁に、盟友でもある麻生太郎元首相も内閣の要に据えるほか、官房長官には菅義偉幹事長代行を、新設の経済再生担当相に甘利敏明政調会長を据えるなど、側近重用も、前回の「お友達内閣」と言われたほどではないが、党内バランス、論功行賞にも、ぬかりの無い人事を行っている。

何か今迄と違った、活気があふれる様な安倍内閣の動きである。それだけに、民主党との違いが、党内が一つの方向に、一致した行動をしめし、小沢派に気を使って居る、民主党とは格段に違いが見てとれる。

今後、しばらくは、安倍内閣を、温かく見守り、まずは日本の安定した、行動を示す事に努めなければならないと思います。

従って、安倍内閣は、自民党内ばかりでは無く、維新の会や、みんなの党との政策内容にも話し合いを強め、進めて行く事を強く望みたいと思います。

其のためには、国民主導の政策実行が最も大切な事で、今までの中央集権的行政から、地方に主権をなるべく移動させ、公明正大な政治を自民党が主導で進めれば、他の政党は一致協力する姿勢を示す事になると思います。

また。アジア世界の各国は、日本がその様な国に成る事を望んでいます。今回の政権奪回を、転機にして、大きな日本丸の方向に世界が期待している事を、重く受け止めるべきであると思います。
(えびなたろう)