きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

小沢教祖を信頼する支持者たち

2010-09-12 11:27:05 | Weblog
小沢教祖を信頼する支持者たち     (010.09.12.)

二日後に迫った民主党代表選挙で両候補の主張する政策と支持者の活動を見て、私の感じた事を率直に今回は書いてみたい。

先ず、両候補の政策討論会で、この様な事が同じ政党内の候補者同士で、論争する事に奇異な感じを持たざるを得ない、お二人が夫々別の政党であれば納得出来様が、同じ政党内の事であれば、何故今まで話し合って、お互いの考えを埋めあって、ベストを尽くしてこなかったのかが問われるところである。

菅総理も「そんな良い遣り方が有るのなら、教えて欲しい」と言えば、小沢氏は、「今、具体的な考えは持っていない」と言っている。従って内容を仔細に見てゆけば、今なぜ菅総理を代えて小沢氏に交代しなければならないのかが、全くわからないのである。

諸外国から見た日本は、余りにもコロコロ首相が変わり、「メリーゴーランドの様だ!」と揶揄されている。
両者の言っている事に大差が無ければ、国益の優先度を考えて菅総理で行くべきである。世論調査でも国民は明らかに菅総理の続投を70%が支持している。

国民の世論を戴して政治を行なうのが国会議員の本分である筈が、なぜ民主党の小沢派を支持する議員達は、世論に反してまで、「菅総理はダメ」で「小沢でなければならない」としているのか、その支持活動や言動を見てみると、“狂信的な”所がある。

小沢氏を教祖とする、信者の様な支持の仕方で、盲目的に支持している、支持の理由は「小沢さんなら何か遣ってくれる」とか「彼の持つ力が今必要だ」と言った調子で、取り立てた政策も無いまま、狂信的に支持している。それが「小沢コール」になったり、反対派に対する、徹底的なチェック活動になり、小沢氏に対する「恐怖感」を与えているのである。

「小沢さんにはお世話になった」と言う言葉は口をそろえて聞かれるが、「権力とカネ」の力に妄信している信者の声で、本来国会議員としての本分を忘れているとしか思えないのである。

下馬評によれば、一般党員やサポーターの方が菅さんの支持者が多いと聞くが、それだけ小沢さんは「権力と金」の支配力を使って新人議員の拡大に努め、其れだけ議員たちに貸しを作って勢力拡大を遣ってきた人なのである。

従って、それ以外の事は、何の「優れた政策も無く」、何の「業績を残した実績も無く」素人どうぜんで、唯一「権力と金」の力だけで、信者を拡大してきた教祖の様なものである。

菅総理は、唯一庶民派出身の政治家で、厚生大臣時代の「薬害エイズ」問題では国民から絶賛を得た実績のある政治家で、国際的にも、経済界からも期待されている政治家であります。
この政権でこそ、2・3期内閣を続けないと日本も国際社会から浮上する事が出来なくなるのでは無いでしょうか。
(えびなたろう)