きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

癌は早く切除することが必要

2010-02-13 10:59:08 | Weblog
癌は早く切除することが必要        (010.02.13)

連日の新聞報道を見ていると、「政治と金」の問題で今や民主党は、危機的な状態に置かれている。それは選挙前に掲げたマニフェストが実行出来るか、出来ないか、の問題ではなく、自民党に変わってクリーンなイメージを鮮明にした、国家行政が行なわれることを国民は強く期待していたが、小沢問題が浮上し、これに対する的確な処理が出来なかったことが、問題を益々こじれさせている。

世論調査でも、「政治とカネ」の問題は、過去の問題をほじくり返して与野党の政争でなじり合い程度と考え、それよりももっと大切な行政改革に早く手を付けることを望んでいたが、自民党の執拗な粘り攻撃に、改革の本丸に入れない国会運営が、国民の間でも問われるようになってきた。

野党からの攻撃の的は、「小沢幹事長」であり、彼のやり方が、改革を望んでいる国民にとって、クリーンなイメージでない事から、民主党にとっても、今や「癌」的存在でしかありません。

それをまた、執拗に鳩山総理が庇おうとし、幹事長の続投を許そうとしている事に、国民は大きなショックを受けているのではないでしょうか。

鳩山さんの人柄が、小沢氏を庇う人情味はわからぬではないが、「国の維新改革」を打ち出したからには、抵抗になる者は削除する勇気が無ければ「維新」は実現しません。

「癌」は小沢幹事長です。癌は早ければ早ほど命を救うことが出来ます。遅ければ鳩山さん自身も政治生命を落とすことに成るでしょう。

当面最大の改革目標は、「特別会計の事業仕分けです」これには「無血」で行なえないかもしれないから、事前準備に「人事の降格を含む公務員法の改正」が検討されている。

この分野に取り組む、「菅副総理・仙谷由人国家戦略・枝野幸男行政改革等々」の活躍がこれから期待されるところだ。だから、邪魔者は一刻も早く切除することを、決断することが必要である。
(えびなたろう)