きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

生活者主権の国つくりを

2007-09-29 12:14:07 | Weblog
生活者主権の国つくりを      (007.09.29.)

ミャンマーの軍事政権が民衆のデモに武力で阻止する行動は、取材する日本人記者(長井健司さん)が、流れ弾に当って亡くなったと報道したが、実は至近距離から銃による射殺によるものと判明した。

 ミャンマー政権は国内情報を外部に洩れる事をおそれ、国営テレビ等、報道機関を使って隠蔽工作に勤めていたが、長井さんの殺害映像は、一市民によるネットカフェーからインターネットを使って全世界へ送られてきた映像で、此れには防ぎようが無かったようだ。
そこが、インターネットの良いところで、今の時代情報の隠蔽は、ITの世界では昔の様な、隠し通す事は先ず出来ない事であるとおもうべきだ。

それにしても非人道的なこの様な行動は、たちまち全世界に伝達され、ミャンマーの軍事政権は国際批判の的に成っている。

日本もミャンマーに対する援助国であるから、早速援助停止が叫ばれているが、福田総理は、「事実を良く調査の上慎重にやる」と言うことで、福田流で対処するそうです。

ミャンマーに最も影響力を持つ中国は、アメリカ始め各国からの影響力行使にお尻を叩かれ、まごまごしている様だ、其れは、中国はミャンマーの軍事政権を擁護しているからで、民主化には、基本的に反対だからである。

国と言うものは、国民あっての国であるべきなのに、国あっての国民と言う考え方の共産主義国家では、国民は党で決められた、枠内での生活しか認められていないのである。したがって、国民には人間としての生きる権利も無ければ、投票する権利もありません。拉致問題も北朝鮮の考え方に格差があるのもそのせいです。

民主主義国家の国と、社会主義国家の国が、仲良く共生してゆくには、如何しても民意を尊重する国か、民意を聞かない国かで、違いが生じてきます。そこをどの様に調和させて行くかが、世界平和のキーポイントなのだが???。

安心、安全、平和な美しい国とは、生活者主権の国以外には考えられません。
自民党の参議院選挙の大敗は、民意を聞かなかった、政権政党の驕りがもたらしたもので、だからその反省が必要なのです。 解っているのでしょうかね??

                   (えびなたろう)