NAO日和

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<7月の鑑賞予定映画>

「フェラーリ」「キングダム 大将軍の帰還」「メイ・ディセンバー ゆれる真実」「もしも徳川家康が総理大臣になったら」

「紙の月」

2014年12月15日 | 邦画

~最も美しい横領犯~

2014年  日本映画  PG12指定  (2014.11.15公開)
配給:松竹      上映時間:松竹
監督:吉田大八
原作:角田光代  『紙の月』(角川春樹事務所刊)
脚本:早船歌江子
美術:安宅紀史
音楽:little moa/小野雄紀/山口龍夫
出演:宮沢りえ/池松壮亮/大島優子/小林聡美/田辺誠一/近藤芳正
    石橋蓮司/中原ひとみ

<見どころ>
銀行勤めの平凡な主婦が引き起こした大金横領事件のてん末を描いた、『八日目の蝉』の
原作などで知られる直木賞作家・角田光代の長編小説を映画化。
まっとうな人生を歩んでいた主婦が若い男性との出会いをきっかけに運命を狂わせ、
矛盾と葛藤を抱えながら犯罪に手を染めていく。
監督は、『桐島、部活やめるってよ』などの吉田大八。年下の恋人との快楽におぼれ
転落していくヒロインの心の闇を、宮沢りえが体現する。

<ストーリー>
バブルがはじけて間もない1994年、銀行の契約社員として働く平凡な主婦・梅澤梨花
(宮沢りえ)は綿密な仕事への取り組みや周囲への気配りが好意的に評価され、
上司や顧客から信頼されるようになる。一方、自分に関心のない夫との関係に
むなしさを抱く中、年下の大学生・光太と出会い不倫関係に陥っていく。彼と逢瀬を
重ねていくうちに金銭感覚がまひしてしまった梨花は、顧客の預金を使い始めてしまい・・・。

<感想>
原作=未読

宮沢りえさん久しぶりの主演映画なので、観に行ってきました。

 
内容は、あまり共感できる話ではなかったですね。
梨花が、なんであっけなく若い男に恋したのかの描写がちょっと唐突だったし
幼い頃の、寄付金のエピソードの下りもいまいち共感できなかったなぁ~。

 
主演の宮沢りえさんを始め、小林聡美さん、大島優子さんの演技は見ごたえありました。
特に、終盤の梨花とより子の対峙シーンは緊迫感ありました。

しかし、観ていて宮沢りえちゃん演じる梨花は痛かった。
若い男との快楽その為に必要なお金に、金策に必死になる様は圧巻。
まるで薬物中毒のような感覚ですね。
あれだけお金があると、若い男もそりゃあダメになっていくよね。

共感は出来なかったけど、ある一線を越えると、人間だれでもこうなるのであろうか?
ある意味考えさせらえる映画でもありました。

りえちゃん、たぶんアカデミー主演女優賞候補に挙がるな~。

点数:7点 (10点中)

コメント (4)
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