毎回、楽しみにしている芥川賞と直木賞の発表。
今回はどのような作品が選ばれ、年齢は? 経歴は? どこの出身? と、毎回あらゆる面から興味深々な私。
数年前は、十代の女の子達が受賞したな、とか、私と同世代でOLをしながら作品を書き続けた人なんだな、等など。
何故かこの二つの文学賞に関してだけは、作品云々よりも、出身地やお人柄等が気になるんです。
そういうわけで、今回の芥川賞及び直木賞を受賞された方が、揃いも揃って私が暮す町、或いは非常に近い場所を拠点に作品を書き続けていると知り、大変興味をそそられた訳です。
福岡県北九州出身、同じく福岡の久留米出身、そして北九州とは目と鼻の先である下関市。 3人とも近い!! これは嬉しい!! 中央では無く、地方に居ながらにして小説を書き続け、活躍していらっしゃるんだ~と、とても親近感を持ちました。 地元から受賞者が出ること自体、とても嬉しいことです♪
それだけではなく、芥川賞を受賞された田中氏のお酒に酔ったようなインタビューと、 「もらって当然」という自信かテレ隠しか、ちょっと分かりずらい会見と、39歳なのにアルバイトも含め、一度も働いたことがないという田中氏の経歴と、その後の石原慎太郎氏の 「選考委員は辞める」発言と…。 更には、田中氏の「もらってやる」発言と…。 まだ、あるのかなぁ、続き?? と今後も目が離せませんね!!
作品を読む前に、こんなに興味をそそられるのは久々です(笑)
田中氏は これまでも何度も芥川賞にノミネートされているそうですが、「5回目のノミネートで受賞はまぬけ」とおっしゃったとか。 そんなぁ~! 候補に推薦して頂けるだけで普通は光栄ですわよ。 少なくとも私はそう思います。 芥川賞にしろ、直木賞にしろ、他の文学賞とは違い、個人が作品を書いて応募できるものではないんですから。 出版社等から 「推薦」されてなんぼの世界ですもの。 私ならきっと、ノミネートに上がっただけで、感謝感激雨あられ。 物凄く励みになると思います。 創作意欲が沸くというか…ネ♪♪
ところで、先週、出版社から連絡があり、
第43回 「講談社出版文化賞・絵本賞」に 「ボクらのこころは なないろきんぎょ」が推薦されました、と出版社から連絡を頂きました♪
お~まい~ごっと!! な私です♪♪
「これは すぐれた内容の本であり、その分野の品質向上を図った作品を評価し、出版文化の発展に資することを目的としたもの」なのだそうです。
「正賞(賞状・記念品)副賞(百万円)です。
結果は5月に判明致します。どうぞ、お楽しみに…」
…ということですので、推薦して頂けただけで幸せな私は、どんな絵本が第43回講談社出版文化賞・絵本賞」に選ばれるのか、楽しみに5月を待ちたいと思います。
過去の受賞作には、私も甥っ子も大好きだった、「ねずみくんのチョッキ」も!! この受賞作品名を目にした時点で、同じ土俵とまではいかないけれど、参加出来て嬉しい賞だわ~と、とってもウキウキしたのでした。 5月は甥っ子ゆうちゃんの10歳の誕生日。 しかも私にとって2作目となる絵本、「ゆうちゃんとスズメのピピ」も発売予定です☆ ちなみに この童話は、昨年、Goodboook大賞を受賞しました。 ここ(ブログ)では あえて、発表しませんでしたけど(苦笑)
それでは、早速、田中氏の受賞作品を読んでみたいと思います。 次の休日には本屋さん…かな。ずっと先だけど(笑)
では、また♪
私は
「蜩ノ記」が気になります~!
葉室麟さんも福岡の方ですね。
・・切腹を待つ武士の心境
なんて
すごく、惹かれます。
・・はなこころ
一度も働いた経験がなく作品だけを書き続けるってよほどの忍耐力と強い意志が無いとできないことだろうなぁ…と。
その辺りに興味を持ちました(苦笑)
今回は福岡出身の受賞者が多くてびっくりです☆
下関出身の田中さん。
凄いですね。
もう一人の芥川賞は北海道出身の円城 塔さん。
話題に飛びついたのは福岡の方とユニークな下関のお二人。
うれしいですね。
そしてもう直ぐ賞金100万円を貰う「すずさん」
すごか~!!
特に下関出身の田中さん!
記者会見を拝見した時点で、
あの大舞台で、「ただものじゃない!」と思いました(笑)
「すずさん」は出版社に推薦された「だけ」ですので…。
推薦されただけで喜ぶ単純な私と田中さんでは、そもそも「器」が違いすぎるのですねぇ。
大物は違うなぁと、昨日、作品を読み終えて、改めて思った次第です。