日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

職場で英会話 その2:店長の巻

2007-12-31 00:03:18 | Weblog

ある日のこと。

「業務連絡、業務連絡。グロッサリーの鈴木さん。8番レジまで!」

この店内放送は、紛れもなく、店長の声である。

いったい、何、なに、ナニ

バックに居た私は、相当、あせった。

バックから売り場への通路は、いつもの倍の長さに感じられた事は、言うまでもないだろう。

「8番レジだって!

カトちゃんが、なぜか、面白そうに声を掛けてきた。

売り場への道のりを小走りに急ぐ私に向かって・・・

応援ありがとうよ、カトちゃん!

バックから売り場への扉を勢いよくパッと開いた。

私の視界には、 「こっち、こっち!」 と、焦った様子で手招きする岸辺さんの姿が飛び込んできた

いったい、ナニが起こったというのだ!?

「私が店長に頼んで呼んでもらったんよ。アラビア語みたいな言葉でしゃべる外人さんが二人、来ていて、訳、分からないから

なるほど、中東の男性二人が、酒コーナーで、何やら怪しげな雰囲気で話しこんでいた。

「サケは、どれ?一番、おいしい酒は、どれか、教えろ!」

結構、ドスがきいた迫力ある話し方である。

イスラム教徒じゃないの?酒でもワインでも、アルコールは、だめでしょ?と、いってみる。

「構わない」と言う返答であった。

私、酒は全く駄目、飲めませんの。

北海道フェアの事例もあるため、お酒に詳しそうな、店長を呼んだ。

店長は、ただ、一言。

「分かりません!

私、通訳。"I don`t know!"

一同、し~ん。

店長=  

わたし=    

客ふたり=

店長が沈黙を破った。

「一つだけ、言えるのは・・・。

当店で、一番、売れているのは、これです

店長は、そう叫ぶと、一歩、前へ、歩み出た。

大柄のアラブ人に負けない、迫力で迫ったのだ。

「OH! REALLY? THANK YOU!」

アラブ人男性は、迷わず、店長お勧めの品をかごに入れたのである。

さすが店長 尊敬。

 

今日、学んだこと

「どれがか?」と、問われたら、

「当店の売れ筋商品は、これだ

と、自信を持って叫ぼう。

大事なのは、言葉より、ボデイ ランゲージ

伝えたい、という心

 

Comments (2)
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