2024年4月18日(木) 最近のウクライナ情勢
この所、中東のパレスチナ関連の話題が多く、ウクライナ情勢の影が薄くなっている。
最近のウクライナ情勢について調べてみた。
◉ ウクライナ戦線
・戦況
戦況については、4月11日と15日とでは、地図、コメントとも、全く同じであり、戦況が膠着状態にあることを伺わせるものだ。
・最近、TVに出てきた、ドネツク州 チャシウヤールは、上の地図のバフムトの隣にある、旧工場地帯という。今後の分岐点となる戦闘の要衝として、双方が死守したいようだ。
・ロシアとしては、5月8日のロシア戦勝記念日(*)までに、この地域の支配権を確立する課題があるという。
*ロシアの祝日で、第二次世界大戦で、ロシアがドイツのナチス軍に先勝した、誇り高い記念日という。
◉ザポリージャ原発
ウクライナ侵攻後、ロシアは、ザポリージャ原発(下図)を占拠し、管理運営を行っていて、ことある毎に、これを、脅しの材料に使っている。
IAEA(国際原子力機関)のグロッシ事務局長も懸念を示している。
ザポリージャ原発
◉和平会議
ウクライナでの戦闘を終わらせるべく、スイス政府が乗り出して、和平会議が開催される 見通しだ。
スイスの、ルツエルン湖畔(下図)のリゾートホテルで、2024/6/15~6/16に開催されるという。
ここでは、毎年夏に、ルツエルン音楽祭が開催されているようだ。
ウクライナのゼレンスキー大統領の参加は当然ながら、アメリカのバイデン大統領の参加も取り沙汰されているという。ロシアからは、誰が、どんな形で参加するのか、注目されるところだ。