フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

8月が去る

2010-08-31 | 八ヶ岳

朝は、4時に目覚めた。夜はまだ明けていないが、月明かりが煌々と庭を照らしていて明るい。

外気温17度、室温22度、湿度73%。窓を開けると冷気が入ってきて涼しい。8月も31日となるとすっかり秋の気配だ。

夜が明けてくると、空が赤みがかかてきた。今日は山がよく見えそうなので、カメラを持って外に出る。南アルプスがややもやっているが美しい。八ヶ岳は、頂上小屋までよく見える。頂上からは、美しいご来光が見えただろう。

朝9時からは庭仕事の開始た。まずは、畑へ行く。一日のうちに、大きくなっていて、今日もキュウリやシシトウなどを収穫する。日差しが強くなってきたので、畑作業はする気がしない。

今日も日が当らない、樹木の下の草を刈ることにする。クズ、クマザサ、フジ、この3種類は、ほっておくと直ぐにはびこってくる。今日は、庭の南側(「ハーモニーの庭」)の西側に限って、この3種類を徹底的に刈り取ることにする。

2人がかりで2時間ほどかけて、ようやくハーモニーの庭西側の、クズ、フジ、クマザサを刈り終えることができた。これで今日の作業は終了だ。これだけやっても、見た目には、ほとんど庭の様子は変わっていない。

昼からは、フルート練習をする。ロングトーンを鳴らすと、今日はやはりましだ。昨日1日で少し戻ったらしい。「毎日の練習」はパターン4。高音がどうもきれいに鳴らないので、ついつい指に力が入ってしまうのがいけない。
「ロマンティック・エチュード」はNO16の旋律にどうしてもなれなくて、指を間違えてしまう。もうそろそろ出来上がってもよさそうなものだ。NO17、トリルがお手上げで、これはしばらく練習しなければ、曲にならない。

バッハのポロネーズ、doubleの運指がまだまだだ。この坂を越えなければ、どうにもならないので、だたひたすら右手の薬指の運指を繰り返す。メヌエットは、今の力量ではこれ以上行かない気がする。パディヌリの方が、かえって練習の成果が現れてきた。指がよく回るようになってきて、この曲を少し楽しんで吹けるようになってきたのは大きい。

次に、八ヶ岳フルートアンサンブルの「カルメン」をやる。第1楽章が、やはり難題だ。スタッカートが濁ってしまう。高音のトリルは少々の練習では指が動かない。第2楽章の高音もなかなかスムーズにいかない。後は、運指のややこしいところを練習する。4時になったので練習を終えることにした。

夕方になり日差しが少し弱くなったので散歩に出る。木々の葉の中には少し色づいてきているものもある。赤とんぼが、フェンスの縁に一列に並んで止まっている。カラスアゲハがブットレアの蜜を美味しそうに吸っていた。

昨日買い物に出るときに、車のエンジンが少しかかりにくかった。バッテリーが弱ってきたのかな。今日はどこへも車を走らせていない、バッテリーがまた弱ってはいけないので、車のエンジンを2,3分かけておく。
今日の夕食は、畑で採れた野菜をふんだんに使ったカレーライスとしよう。


すっきりとした青空が広がった

2010-08-30 | 

今朝は、よく眠って6時過ぎの起床だ。外気温17度、室内21度、湿度73%だ。
昨日と比べ、1度とはいえ気温が下がると、なんとなく涼しくなった感じだ。

何時も通り9時から庭作業開始だ。畑へ行くと、真っ青な青空だ。昨日収穫した時に少し小さいなと思ったものが、今日になると立派に育っていた。今日はバジルも収穫する。上の方をカットすると新しい芽が吹いてくるのだ。そうこうしているうちに、日差しが強くなってきた。

畑での作業は暑いので、庭に戻り、日陰になっている花壇の草刈りをする。庭の花壇もすっかり草が生えてしまってボウボウボウの状態だ。樹木の下に植えていた、モンタナやラムズイヤに光が当たっていないようなので、日がよく当たる花壇い移植する。この暑いのに上手く育ってくれるかどうか不安だが、置いておくよりましだろう。

庭作業をして」いるうちに昼食の時間となったので、今日の作業を終える。

昼からは、フルートの練習だ。既に3日間ほどさぼっていて全くフルートを吹いていなかったので、少し心配だったが、将に心配した通りの状態になった。ロングトーンを吹いてみると、これが全く駄目だった。音になっていない。楽器練習とは厄介なもので、毎日吹いていないと、音自体が出なくなってしまうので困る。

ロングトーンの後は、「毎日の練習」パターン3だ。高音は、力んでしまって音がかすれる。「ロマンティック・エチュード」NO16は、最初の頃に戻っていた。NO17はトリルが安定しない。

バッハの3曲も音を出すだけで精いっぱいなので、全くいやになってくる。最後は、「名曲31」の中から2、3曲吹いて今日の練習を止めることにした。

その後、Jマートときららに買い物に行く。平日の夕方前なので、比較的空いていた。


建物探訪(りゅうちゃん)

2010-08-29 | 人々との交流

今朝の外気温18度、室温21度、湿度75%。

早いもので、今日は友人が帰阪する日だ。暑くならないうちに帰りたいと、朝食後、記念撮影をして2人は出発だ。「元気で」と言葉を交わして別れた。2人が去った庭は、急に淋しくなった。

畑に行くと、南アルプスが、くっきりと見えてきた。2人が来ている間は、山がほとんど見えなかったのに、残念なことをした。

昨夜も飲み過ぎたのか、今日は庭仕事をする気にならない。部屋に帰りパソコンで写真を整理する。インターネットに繋ごうとするのだが、どうしても繋がらない。これまでも、繋がらないことは何度かあって、その度に電源コンセントを抜いて再起動すると繋がっていたのが、今回はどうしてもネットに繋がらない。モデムをよく見ると、LANのランプが点灯していないことが分かった。プロヴァイダーにテレして聞くと、ADSLとPPPが点灯しているのならプロヴァイダーの方は稼働している、どうもモデムに問題があるので、NTT東日本に問い合わせてくださいとの回答だ。

NTT東日本にテレすると、LANが点灯しないのはおかしいので、修理にお伺いしましょうとなった。待っていると、ようやく4時頃にNTTのトラックがやってきた。早速モデムを見てもらうと、やはり故障しているとのことだ。雷がありませんでしたかと聞かれたので、そう言えば27日にありましたねと答える。解決策は新しいモデムを買う(12000円くらい)か、レンタル(毎月500円程度)ということだが、レンタルにする。雷にやられる可能性が高いからだ。レンタルするモデムは9月1日に配達されてくるので、それまで、NTTさんが持ってきたモデムを使わせて戴くことになった。モデムを交換すると、直ぐにネットに繋がったのでホッとする。八ヶ岳ではネットがなければ、生活が成り立たないのだ。

今日の夕方は、りゅうちゃん宅を訪ねることになっている。甲斐大泉駅近くだが静かなエリアにある、背の高い真っ白な建物だ。この夏も子供さんやお孫さん、お母さんが来られて、賑やかだったとのことだ。久しぶり会ったりゅうちゃんご夫婦はいたって元気だった。直ぐに部屋に案内していただき、奥さんやりゅうちゃんの手作りの料理で乾杯となる。

りゅうちゃんご夫婦は2週間に1回程度、八ヶ岳に来ているとのことだ。これまで、なかなか日程が合わず、やっと今日会えたことを喜ぶ。大泉不耕起栽培農家の話、四国のEM土壌改良家の話から、97歳になるお母さんの介護、海外旅行から、お二人の趣味(りゅうちゃんのダンス、奥さんの二胡)など、大いに話が盛り上がった。あっという間に9時を回ってしまったので、お暇することにした。


3日間の間に、野菜がまたまた良く育っていて、今日は立派な収穫になった。

ススキの穂も膨らんできて、山野は秋の気配だ


夢宇谷、仙人小屋を訪ねる

2010-08-28 | 人々との交流

今朝の外気温は18度、室温22度、湿度75%だ。昨夜の雨で湿度が上がっているようだ。空は曇っているが、今日も暑くなるだろう。

今日は、お二人に八ヶ岳の観光地を案内しよう。赤岳を見ると雲が厚くかかっているので、リフトに乗るのは止めておくことにする。まずは、牧場通りに行く。馬が繋がれていて長閑な雰囲気だ。次は清泉寮だ。ジャージー牛が草を食んでいる。ヒマワリが植えられていて、いい景観だ。ここからの眺めも本来なら素晴らしいのだが、今日は山は全く駄目だ。おなじみのソフトクリームを食べる。

その後、赤い橋、八ヶ岳牧場を通り、八ヶ岳倶楽部へ。たまたま柳生さんがおられたので、ご一緒に写真撮影をする。レンゲショウマが一鉢3150円で売られていたのに驚く。いくらなんでも高すぎるだろう。

その後、夢宇谷へ行く。この間あまり来ていなかったが、入り口の山野草の展示が美しい。店内の陶磁器なども見ていると楽しい。Sさんは多彩な展示作品を見ることができたと、喜んでいた。

昼食は、何年かぶりに「仙人小屋」へ行く。昼食時とはいえ、ほぼ満員の盛況だ。店の壁には、最近クマを仕留めました、と書かれていた。「仙人小屋通信」に目を通すす。店の外に行くと、猪が小屋の中で眠っていた。
注文してから食事が出されるまで、待つこと1時間。ついに待望の猪丼、キノコ天ぷら蕎麦がやってきた。

猪丼は見た目にはさほど感じなかったが、食べてみるとなかなかのボリュームだ。ご飯が丼の中にギシギシにおさえこまれているのだ。猪肉は太くて食べ応えがある。それに、やや粘りのあるキノコ汁は、下界を離れた仙人の味だ。

その後、「三分の一湧水」に行く。暑い昼間なのに、観光バスが来るという賑わいようだ。皆さんペットボトルに水を汲んでいたが、水質は大丈夫だろうか。その後、「台が原宿の七賢」、ミルクプラントなどを訪ねて、アダージョの森に戻る。

戻ってくると早速、デッキでビールを飲み始める。明るいうちに飲むのがいいのだ。燻製した豚肉は、一晩おくと味が落ち着いて一段と旨くなっている。それに新たにチーズの燻製したものを食べた。まだトロトロの出来立てだったが、これも申し分ない。今夜は2人が持ってきてくれた「サムゲタン」、焼きおにぎり、焼き鳥などを肴にまたまたいつ果てることもしれない宴会となった。


友人がやってきた

2010-08-27 | 人々との交流

今朝の外気温18度、室温22度、湿度72%。今日は、大阪から元の職場の同僚だった2人がやってくる日だ。昨夜遅く大阪を経った二人は、今朝早朝「ほったらかし温泉」に入り仮眠をしてやってくるとのこと。11時に長坂ICに着いたとの連絡が入った。萌え木の村で落ち合うことになった。2人は「やや精悍」になった私の姿に驚いていた。八ヶ岳生活(というほどもまだいないが)が、少し私の外観にも変化を及ぼしてきているようだ。

2人をアダージョの森に案内する。予想以上の山奥なので、少し驚いたようだが、涼しいと言って喜んでいた。早速用意していたバーベキューをやることにする。2人からは、ビールや焼酎など飲み物を、どっと持ち込んでくれた。

それに。元職場の仲間からですと、双眼鏡とデジタルフォトフレームのプレゼントをいただいた。これは二つとも欲しかったものなので、正直嬉しかった。

焼き肉の間に食べた、近くの野菜販売所で買った1本100円のトウモロコシは実に旨い。2時間ぐらい飲み食いして昼食を終える。腹ごなしにと、庭と畑を案内する。

ひとあたり見てもらった後、今度は2人に伐採木の薪置き場への運搬作業を頼む。春に東京電力が120センチに切り揃えてくれていた樹木を坂の下から運び上げる作業なので大変だ。。それに加えて、この間伐採して置いておいた丸太も薪小屋に運んでもらった。私一人では、どうにもならない作業が、若い二人がやるとあっという間に完了した。これは正直ありがたい。

それが終わるとシャワーを浴びて、少し早いが夕食とする。キャンプに慣れているTさんは2台の燻製器を用意し、1週間かけて下味を付けた豚バラ肉やイカの燻製を作り始めた。燻製する前に、陰干しするという周到さだ。

夜中にすさまじい雷雨があった。


燻製器の隣には、アサリの炊き込みご飯を釜、かまど、米、燃料をセットで炊き始めたのにはびっくり。


夕食は、ほうとう、アサリご飯、豚肉の燻製などなどと盛り沢山となった。もちろんアルコールはどんどん弾む。私は、いつしか眠たくなり、何時ものことながら、知らない間に寝入ってしまっていた。