フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

おじいちゃん亡くなる

2006-11-11 | 日記
妻のお父さんが8日に亡くなり、10日葬式があった。

11月のはじめまでは元気にしていたのに、突然容態が急変した。亡くなる2日前には、病室で孫に囲まれ、元気だったという。

告別式の会場には、画家であったおじいちゃんの作品がいくつか展示されていて、悲しみの中にも、華やぎが感じられた。

見栄や外聞を人一倍嫌ったおじいちゃんは、葬式は密葬でしてほしいと言っていたので、その遺志を受け、親族とわずかな参列者だけの静かな、それでいて温かみのある葬儀になった。

式場では、生前、おじいちゃんが愛したベートーベンの「月光」が流れていた。

最後に遺族を代表して、お姉さんが、小さい頃の優しかった父親の思い出や、97歳まで長生きしたといっても、子供にとってはもっともっと長生きしてほしかったと語り、聞いていて、本当に心に残る挨拶だなと思った。