フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

年末掃除

2009-12-30 | 日記

年の瀬も押し詰まってきた。年末は冷え込むという天気予報だったので、どんなものかなと、様子を見ていると、日が差してきた。これならいけると、ようやく覚悟を決めて掃除をはじめる。

車は、濡れると寒いので、ガソリンスタンドに任すことする。車を持っていくと、「どのコースにしましょう?」と聞くので、コース表を見る。奮発して、「手洗い、撥水、上仕上げ2800円」コースにする。高いが、これなら古い車でも、ましになるか。しばらくして車を取りに行くと、仕上がりは確かにピカピカになっていたので、満足した。

私は、玄関、外回りの掃除、拭き掃除を行う。気温もだいぶ暖かくなってきて、動いていると寒さは感じなかった。1年分のホコリをふき取るのは、なかなかしんどかったが、昼の2時過ぎにようやく終わる。最後に注連飾りを飾った。

そのあと、銀行へ。年末で混んでいると思っていたが、意外や空いていた。帰郷?営業しているのを知らない?コンビニの影響?

その後、カラオケボックスへフルートを吹きに行く。いつも通り、ロングトーン、「毎日の練習」、「ロマンティック・エチュード」NO7、NO8。バッハのポロネーズ、メヌエット、パディヌリ。遊びで、モーツァルト「フルートとハープのための協奏曲」第2楽章、おまけに「ハンガリア田園幻想曲」。今日は初めて「ハンガリア田園幻想曲」を詰まりながら、最後まで吹いてみた。もちろんテンポもリズムも無茶苦茶だが、一応最後まで音をたどることはできた。フルートがC管なので、低いBの音が出せないのが残念だ。

夜は、いつもどおり、地元、源泉かけ流し、塩味、天然温泉に入る。


最後の忘年会

2009-12-28 | 日記

何やかやあった1年だったが、無事に終わろうとしている。とはいえ、これで1年年寄ってことになる。これだけは、いかに努力しようと、あるいはしまいと、皆平等にやって来る。

今年最後の忘年会をささやかに行う。参加者は4人だったが、各々も、大分くたびれてきている。居酒屋に入り、とりあえず乾杯だ。出されてきた串かつはなかなか良い味だ。ソースも大阪風のさらっとした味がいい。

今年の、さまざまな思いが各自の頭をよぎるのだろうか、口数はあまり多くない。それでも、飲む酒は、結構進む。今夜は寒いので、日本酒の熱燗をどんどん飲んだ。


ごった返す千日前

2009-12-27 | 日記

久しぶりに、ゆっくりできる日曜日だった。NHK趣味の演技は、「和風寄せ植え」、ほとんど盆栽に近い世界なので、あまり興味はなかった。題名のない音楽会は、「吹奏楽性格占い」と、題して、楽器によって演奏者の性格も違う、という話。トランペットの目立ちがりや、などが面白い。

その後は、明日の粗大ごみ収集に間に合わせるため、「不燃物」を整理し、外に出した。結構無駄なものがたまってきていたので、出すのにも時間がかかった。合わせて新聞紙の廃品回収も年内にあるので、ダンボールに詰めて、出せるように準備する。

午後は、人ごみでごった返す千日前に出かけた。歩くにも手間取るほどの人ごみだ。リクローおじさんや、吉本花月横のたこ焼き屋は長蛇の列が出来ている。そこから少し東に入ったところが「道具屋筋」だ。飲食店で必要な、皿、椀、コップやタコ焼き器など、ありとあらゆるものを売る店が軒を連ねている。ここを歩くだけでも面白いところだ。先日八ヶ岳のJマートで杵を買おうとしたら、大阪のとタイプが違うので、買い控えた。やはり、大阪風の杵がいい。臼がやや小ぶりなので、どうかと思ったが搗きやすい杵大を買うことにした。

妻は、1軒1軒ごとに店を覗いては、箸や木匙など小物をいろいろ買っている。私は、買った杵大を持っているので、歩きにくく困った。
少しお腹も減ってきたので、たこ焼き屋「わなか」の長蛇の列の最後尾に並ぶ。二人で15個、650円。店内は満員だったが、幸い一つだけ席が空いていた。たこ焼きにはやはり缶ビールだ。「わなか」のたこ焼きは、大きく、薄味で、表面は固く、中はとろとろ、私はここのたこ焼きが好きなのだが、妻はも一つだという。食べながら、たこ焼きの味はどうあるべきか、二人で激論を交わした。

その後、90歳になる妻の母親を訪ねる。足腰は元気なのだが、耳が遠いのとややぼけが来ているのが心配の種。夕食を一緒に食べて、帰ることにする。

結局、今日はフルートの練習ができなかった。今から、いつも通り、近くのスーパー銭湯へ行き、たっぷりと温まってくることにする。

 

 


原書で読む世界 「The sign of four」読了

2009-12-26 | 濫読

日本語では「四つの署名」と翻訳されている、Sherlock Holmes の長編。第1作のA Study in Scarlet も相当手こずったが、これもなかなかスムーズに進まなかった。年末の今日やっと読み終えることができた。

このTHe sign of  four は、ストーリの場面が次々と変わるので退屈させないが、逆についていくのも、しんどいということになる。出だしは、Holmes が退屈でコカインやモルヒネを注射して日々の無聊を慰めるという衝撃的な場面から始まる。ある日、美しい婦人 MIss Morstan が不思議な話をHolmes と Dr.John watson に持ち込んだことから幅足が急展開する。ポンディしぇりの館の惨事、財宝のありか、毒矢、犯人Jonathan Small の闘争と追跡、殺人動機など、その間にDr.john Watson Miss Morstan との恋愛話がはいってくるところも面白い。

Sherlock Holmes の次の言葉が印象に残っている。

”One of our greatest statesmen has said that a change of works is the best rest  ” 「偉大な政治家の一人が次のようなことを言っている。仕事を変えることが、最大の休息になる。」 ある一つのことを続けていると疲れてくるが、単に何にもしない休息を取ることよりも、全く違ったことをやることの方が、疲れを癒すことができる、ということらしい。

これは、例えば、薪割りに疲れたら、樹木の伐採をするとか昼食を作るとか、やっている作業を変えると疲れが癒される、ということになる。

これで、sherlock holmes が終わったわけではないが、次は、もう少し読みやすいものにしようと思う。

 


音楽隊のクリスマス

2009-12-24 | 日記

天王寺駅構内を歩いていたら、時ならぬブラスバンドの音が聞こえてきた。何かなと、人垣をかき分けてみると、年末の防犯キャンペーンとして、府警音楽隊が演奏していた。クリスマスということもあり、演奏したのは、松任谷由美の「恋人はサンタクロース」山下達郎の「クリスマスイブ」など、クリスマスにちなんだ曲だった。府警音楽隊にしては、なかなかこなれた選曲と思った。

ブラスバンドとはいえ、フルートが一人しかいないのには、驚いた。