フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ガマズミの実 鮮やかな赤に染まる

2020-10-09 | 樹木

庭の木々の実でひときわ目立つのが、ガマズミだ。

春には、かわいらしい白い花だったのだが、秋が深まると赤い実に変わる。

ちょっとしたしぐさにも秋を感じさせてくれる実だ。

小屋の南側に大きなガマズミが生えている。
隣にある背の高いヤマザクラやウワミズザクラが影を作っているが、意外と日陰にも強い樹木で毎年少しずつ大きくなっている。

左隣で、ビュンビュン枝を伸ばしているのは、バラ・キフツゲート、我が家来て2年目だがこれからどこまで大きくなっていくのだろうか。

ガマズミとの競演は見られるのだろうか、楽しみは尽きない。

それにしても、このエリアはちょっと荒れてきているので、この冬の間、ハニーサックルなどを除去して整理することにしよう。

 
ガマズミ(莢蒾)
レンプクソウ科 ガマズミ属
学名:Viburnum dilatatum

リョウブの紅葉

2020-10-08 | 樹木

今日は、台風14号の影響もあり朝から雨が降っている。庭仕事はできないのでゆっくり身体を休めよう。

 

庭に生えているリョウブが美しく紅葉している。

まだ緑が多い森の中ではひときわ目立つ。

紅葉なのだが赤ではなく朱色に近い。葉が大きいのであたりが同じ色で染められ迫力がある。

盛夏には白い花を咲かせる。これが虫たちの大好物なので、群がって集まる。

私は食べたのことがないのだが、柔らかな若葉は食用になるらしい。

茹でて干すと長期保存ができるので、昔は重要な救荒食になったとのこと。

樹皮は、サルスベリに似てツルツルして斑に剥げて美しい。
床柱などに使われる。

材質が固くしまっているので、我が家では杭などにも使っている。

 

リョウブ(令法)

学名:Clethra barbinervis
別名:ハタツモリ
リョウブ科 リョウブ属