フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

星空に目をやろう~来年へ

2020-12-31 | 日記

今日は祝鯛を焼こう。以前はスーパーで売っている鯛を買っていたが、最近は自分の家で焼くことにしている。

美味しさが全く違うのだ。

ちょっと焦げ目が弱いかな。正月に食べるときは、もう一度火を通すことにしよう。

注連飾りを飾ったら、今日の仕事は終わりだ。
妻が忙しく煮しめなどを作っているのだが、私はのんびりと、将棋ソフトを動かしたり本を読んだりして過ごす。

来年は、八ヶ岳の夜空の美しさを改めて見つめてみようと思う。

年末(12月17日)友人と伐採作業をした後しばらく部屋で語り合って、その友人の帰り際に、西の空に二つの星が寄り添うように輝いていた。
しかも細い三日月も見れるという、何かファンタジックな光景だった。

あれは何だろうと話し合っていたのだが、その時はすぐにわからなかった。後で調べると、なんと天文の世界では、木星と土星の大接近が話題になっているではないか。
おまけに、私たちが見た17日は、三日月も近づいた日だったのだ。それを、知らなかったのは何とも残念な話なので、これではもったいないな、と反省した。

それで、都会へ戻ってすぐに〇〇〇書店へ行き、「星空年鑑2021」という冊子を見つけた。
これには「アストロガイドブラウザ2021」というソフトがついている。2021年の毎日の星座の動きと月々の変化が丁寧に記載されていて、見ているだけで楽しくなってくる。

2020年の12月から始まっているので、このところ毎日パソコンを開けると、まずこのブラウザを見ることにしている。

このブラウザの画面から
~有名な「冬の大三角形」と言われているのだが、記憶がうつろになっていた。

明るい星なので、これはオリオン座の三つ星を見つけるとわかりやすい。

こちらも有名な「冬のダイヤモンド」

オリオン座のリゲルから右回りに、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、ふたご座のポルックス、ぎょしゃ座のカペラ、おうし座のアルデバラン

これとともに夫婦で1冊ずつ星座の本を手にして観察することにしよう。

あと1時間少しで2020年も終わろうとしている。今年は誰もが予想にもしなかったコロナが猛威を振るった1年だった。人々は否が応でも、生活スタイルや働き方の変更を求められた。

来年は、できるだけ早い時期にコロナが収束し、私のたちの普通の暮らしが戻ってくることを願わざる得ない。

今年はいろいろ応援してくださりありがとうございました、来年もまたよろしくお願いします。


年末の掃除~障子張り替え

2020-12-28 | 日記

20日に都会に戻ってきた後は、何やかやと忙しい日々が続いている。

墓参りに病院。そのあとは、洗車。

昨日からは窓のふき掃除やら、玄関周りの掃除を行う。

その後は、障子の張替だ。まず障子を洗って、古い紙を取り除く。

その後は、障子紙を張る。糊がまばらなようだがまぁいいか。霧を吹いてピリッとさせよう。


しばし八ヶ岳を離れる

2020-12-20 | 日記

今朝6時15分の気温は-4.8℃、晴れている。

今日からしばらく八ヶ岳を離れることになる。いつものことととは言え、荷造りと車への運び込みに時間がかかる。
今回は、畑で収穫した大根や友人たちにいただいた白菜など、荷物がかさばってきたが、何とか車に運び終えた。

それが終わると、「水抜き」となる。不在中の水道管凍結防止のため、水道管から水を抜く作業だ。これも慣れているのだが、面倒な作業だ。

これが終わると、庭に出て「今日の景色」を撮影しておこう。

北岳が少し雲に覆われている。

炉の周りはすっかり伐採枝で埋まってしまったようだ。

これを燃やして処分するのが来年の庭作業になる。

小屋横のヤマザクラを伐採して、すっきりした小屋の東側。

北岳が遮るものがなく見通せるようになった。

10時に出発、外気温はまだ-3℃。地元のOさんに挨拶した後、図書館で借りていた本を返却する。

ここからの運転は妻が担当だ。10時40分に長坂ICから中央高速に入る。

しばらく走ると、仙丈ケ岳が目に入ってきた。大きなカールが迫力がある。

2017年に仙丈ケ岳に登った思い出がよみがえってきた。

これは農鳥岳の山波かな

これは塩見岳?

山々の景色を見ながら中央道を走る。道は空いていて走りやすかった。

駒ヶ根インターで食事をとって、ここで私の運転に後退し、その後100キロごとにハンドルを交代しながら、都会に帰ってきた。

これからたまっている年末の掃除やら何やらをやらなければならないな。


シモバシラ~霜柱でない

2020-12-19 | ガーデニング

寒くなってくると起こる面白い現象に、シモバシラがある。

初めて見るとこれってなんだ!アイスクリームのようにも見えるが・・

これは、シソ科の多年草シモバシラの茎のところにできる氷の芸術。これは茎の維管束の中の水が凍って茎の外へと伸びだしたものだ。
そんな面白いことが起こるので、この植物の名の由来になっている。

これは今年の9月に花が咲いたところ。この花の形も非常に個性的だ。

もちろんこうした現象がすべての花に起こるわけではない。

「冬になると地上部分の茎は枯れてしまいますが、地中の根の部分はまだ活動していて、保水能力をたもっています。
シモバシラのように茎が堅く導管(水の通り道)が崩れにくい種類では毛細管現象によって地中の水が上がってきます。
吸い上げられた水分は、枯れた茎の途中からしみ出て外気にふれて凍りつきます。
季節が進むと、茎はぼろぼろに裂け、土もかたく凍りついてしまうため、やがて「氷の花」はみられなくなります。」(東京都高尾ビジターセンターより)

今年はからからに乾いてしまったためか、あるいは何度もシモバシラがすでにできたためか、全体的な姿は小さかった。

不思議なことに庭では、大地が乾燥してしまって霜柱そのものは全く立ち上がっていない。


伐採の後~雪の北岳が美しく見える~年末のあいさつ

2020-12-18 | ガーデニング

伐採後の朝の風景。
小屋の横のヤマザクラが部屋からの北岳の眺望を覆い隠していたのだが、それが伐採されたので、冠雪した北岳が美し見えるようになった。

全容は見えないが甲斐駒ヶ岳も迫力満点だ。

これが、小屋横のヤマザクラの伐採後。

ヤマザクラの切り株は真っ白で美しい。

これは中ガーデンのヤマザクラの切り株

炉の周りは伐採した後の細枝で埋まってしまった。
これは、しばらく乾かして炉で燃やすことしよう。

西側エントランスに置いている薪

これらは、八ヶ岳の音楽の友人たちにお分けすることになっている。

冬枯れの雑木の庭に浮かび上がったヤドリギのボール

夕方は、お世話になっている地元のAさんご夫婦宅に年末のご挨拶にお伺いした。
村の農業法人のまとめ役になっているAさんは、農業、パソコンでの収支記入などに忙しい日々を送っておられる。
今年は、夏の長雨によって大豆の育ちが悪かったが、秋口の蕎麦はよかったのことだった。

出された花豆は驚くほど大きく甘かった、焼き立てのお餅はおいしかった。
今年はコロナに振り回された1年だったが、「来年こそはよい年になってほしい」と互いに言いながら、お別れした。