フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

地震、雷、嵐、蛍

2011-06-30 | 趣味

朝は爽やかに晴れている。外気温17度、室温23度、湿度56%と湿度が高い。
朝食は、久しぶりに紅茶を飲みながらのパン食。レモングラスが入った「adagio」の香りがいい。

朝食後、長野県中部で震度5強の地震があり、このあたりも少し揺れた。東日本大地震との関係は不明とのこと。
まずは、フルートを吹く。基礎練習、アルテ19課NO3の曲をさらっと「さらう」と1時間経ってしまった。天気がいいので部屋の中にいるのはもったいないので、庭に出る。妻は既に庭に出ていて、何やら作業をやっている。

今日は、まずは苗の植え付け。昨日買ったオレガノ、種から育てた、小さなワスレナグサを苗を、石垣下の、砂利で固めた地面に植える。

妻は、クレマチス「マーガレット・ジョーンズ」を東側花壇に植え付けた。モンタナ系なので大きく育つのが楽しみだ。


昼食を食べ終わると、雨が降り始め、雷が鳴りり出したのでしばし休憩する。しばらく様子をみていると空が晴れてきたので、また庭に出る。東側の「サイレントガーデン」の下草がものすごく伸びてきたので刈った。少々草を刈っても、ほとんど変わらないのが、面白くない。

妻は、道の土留作業をやっている。白樺が大分道側に傾いてきている。どうも、根元が浮き上がっているためだ。その下に杭を打ち横木を通して、土を入れる作業だ。私は、適当な太さのヤマザクラを切って、1.5メートルの横木を作って、作業現場に運ぶ。それだけでも結構な労働になった。その後、西側の「せせらぎ」の畔にヤマユリが育ってきていて、横に倒れかかっているので添え木をする。それで5時30分になったので、「本日の作業終了!」と一人で
宣言する。もうふらふらだ。

家に入ると、猛烈な嵐がやってきた。バケツをひっくり返したような大雨、空気をつんざくような雷、強風で木々が大きく揺れている。

今日の夕食は、お好み焼き。な~に、冷蔵庫に豚バラ肉、キャベツそれにヤマイモがあればできるので簡単だ。焼き上がってビールで「乾杯!」。一日の疲れが吹っ飛ぶ一瞬だ。

今日は、作業のご褒美に赤ワイン「シャトー・ラルドー」を飲む。タンニンが効いてお好み焼きにぴったりだ。

食後、地元のAさんから電話が入った。「今、蛍が飛んでいるから見においでよ」という、お誘いだ。先ほどの雨が上がり、空には星が輝いている。月が無いので、闇は深い。

アダージョの森の入り口まで行くと、かなりの蛍が飛び、木や草に止まって光を点滅していた。先日と比べて、一段と蛍の数が増えたのに驚いた。Aさんにお聞きすると、例年7月5日頃」に一番、蛍が飛ぶとのことだ。来週の夜が楽しだ。

今日は、6月の最後を飾るのにはふさわしい、「転変する自然」を堪能する一日だった。


コーヒーの自家焙煎をやってみる

2011-06-29 | 趣味

今日もいい天気になった。昨夜から強い風が吹いている。外気温17度、室温24度、湿度50%と蒸し暑い。

今日は、コーヒーの自家焙煎をやってみる。「煎りたて名人」という、コーヒーの焙煎器がある。

生豆は、先日KITAHOさんからいただいた「エルサルバドル・パカラマ」、何故か「温泉コーヒー」と書かれている。

まずは、「煎りたて名人」を軽く温める。その後、専用の計量カップを使って生豆を「煎りたて名人」に3カップ入れる。

弱火にかけていると、パチパチと豆がはぜる音がしてきた。ゆっくり「煎りたて名人」を揺する。するとコーヒーいい香りが漂ってきた。目指すは、「煎りたて名人」の器の色。これぐらいの色まで煎ると、「中煎り」となる。20分ほど煎るといい色になってきたので、火から下ろす。取っての後ろの穴から豆を皿に入れて、温度を冷ます。これで出来上がりだ。

部屋全体がコーヒーの香りで包まれ、さながら喫茶店に入ったような気分だ。冷めてからミールにかけて、コーヒーを淹れてみた。自分で焙煎したコーヒーを飲むと、美味しいと言わずに何と言う。煎り方が浅く、少し味が薄かったかな。これからは試行錯誤をしながら、「自分の味」を作って行こう。

コーヒーを楽しむのを切り上げて、1時間ほどフルート練習をする。その後、庭に出る。東側の「サイレントガーデン」の細い樹木を伐採した。

今日は悠々の日だ。午後から妻を陶芸工房へ送り、私はフルート教室へ。今日の午後は気温がぐんぐん上がって、明野はものすごい暑さだ。レッスンはアルテ29課NO3のハイドンをやる。リズムがまだまだできないが、大分まとまってきたので、今日は20課の「短前打音の練習」を軽くやった。

レッスンが終わってから妻を迎えに行く。今日は前回作って小鉢に釉薬を塗る工程だ。黒色の土に白い釉薬を塗ると、落ち付いた色合いになってきた。

その後Jマートへ行き、チェーンソー用2サイクルエンジンオイル、庭アレンジ用石、クレマチス「マーガレット・ジョーンズ」、ハーブ「チャイブ」「オレガノ」を買った。

テレビを見ていると今日の甲府の気温は、昨日に続いて全国最高の36・8度だった。こんな暑い日の夕食は、豚肉の生姜焼きに限る。ショウガの刺激味が何とも爽やかに身体の火照りを癒してくれた。


お庭拝見

2011-06-28 | 庭探訪

今日は朝からいい天気になった。今日も、午前中は庭作業を行う。クレマチス「ジャッキー」の誘導、ボリジの植え付けなど。その後、蜂がよく飛び交うようになったので「激取れ」という、蜂取り装置を2箇所に設置する。

蜂が大好きな果物の果汁を使った専用の誘引液を器に入れ、蓋をして、庭の樹木に吊るす。誘い込まれた蜂は、一旦容器に入ると出ていけないという仕掛けになっている。

昼食は、久しぶりにピッツァを食べよう。タマネギとドライトマトが美味しかった。

午後は、オープンガーデンが始まっている、ご近所の貸し別荘「野分け」さんの庭を訪ねる。さすが、日本園芸協会でブロンズ賞を獲得された庭である、手入れが行き届いている。傾斜地を上手く使って、下から上の眺め、上から下の眺めが工夫されている。

巨大なバラのガゼボは圧巻である。その下のシェードガーデンも美しい。

1時間半近く、私たちを案内し、丁寧にバラの品種名を教えていただいた。ところが、聞き流してしまって、名前をとんと忘れてしまった。今度からは、手元にメモ帳を持っておかねばならないことを痛感した。最後に、駐車場に面して、フィリペス・キフツゲートが巨大に成長していて、花をびっしり付けていた。迫力満点のバラである。

その後、清里の森の別荘地の庭を見る。この方の庭は、シェードガーデンが中心で実に美しい。沢山配置されたオーナメントも可愛い。庭に張り出したガラス張りのリビングとその調度品が素晴らしい。真っ白なモンタナが一面に咲いていた。写真を撮れないのが残念だ。

次は、昔よく泊まったペンション「ミュー」さんの庭。

この庭もよく手入れされている。バラ「アイスバーク」「バレリーナ」が咲き誇っていた。アオハダにはびっしり実を付けていた。庭のアクセントにとタイマツバナ、それ以外に、増えて困っているというイチリンソウに似た白い花をいただいた。

家に帰り、直ぐに、「ミュー」さんからいただいた苗を庭に植え付ける。

今夜の食事は、鶏肉の香草焼きだ。バジルの風味がいい。畑のバジルがおおきく育ったら、今年はバジルソースを作っておこう。食後、蛍を見に散歩する。残念ならが、夕方から涼しくなったためか、あまり蛍は飛んでいなかった。代わりに夜空の星がきらきらとと輝いていた。


今日も庭作業

2011-06-27 | 趣味

今日はやや曇っている。外気温16度、室温22度、湿度50%と湿度は高い。
まずは、朝食をゆっくり食べる。

9時から1時間ほどフルートを練習する。基礎練習をアルテ19課NO3の練習をやれば、直ぐに1時間経ってしまった。

10時から二人で庭にでる。まず、気になっていたクレマチスの枝の誘導。時折細かい雨が降る中、雑草を抜く。これはやりだしたらなかなかやめられない。午前中いっぱいかかって、デッキ南側花壇の雑草をあらかた抜いた。少しすっきりした感じだが、反面、土が見えてしまうところにはアザミ、ハギなどを残す。雑草といっても、オカトラノオなどは抜かないでおいておこう。

午後、1時30分過ぎに、Maryroseさんが来られた。現在八ヶ岳に別荘を建築中で、今日も現場で建築会社の方と打ち合わせをやっていたとのこと。斑入りのラミウムを持ってきていただいた。

東京の自宅では、沢山のバラを育てておられていて、園芸の知識は豊富な方だ。八ヶ岳では、新たな庭づくりをやっていきたいとのこと。雑木に関心を持っておられるので、ざっと我が家の庭を案内し、色々の雑木を見てもらった。その後、部屋に戻って、別荘建築の話、私たちの失敗談、園芸情報など、さまざまな話を楽しんだ。あっと言う間に時間がたってしまった。「またお会いしましょう」といってお別れした。

その後、天気がいいので夕食まで、庭作業をする。細い木が重なって樹形が崩れてしまっている南側「ハーモニーの庭」の樹木を伐採した。少々伐採してもほとんど風景は変わらない。

今日の夕食は浜松は「うなぎの井口の白焼き」。特製の、「ポン酢」「沖縄の塩」「刺身醤油と山葵」の3種類の味で食べる。

うなぎというといつも甘いタレで食べているが、あっさりした「ポン酢」で食べると、実に爽やかな旨さが広がった。「月舎」の美味しい蕎麦を食べたので、家で湯搔いた蕎麦はさすがに美味しいとは言えなかった。


庭作業に汗を流す

2011-06-26 | ガーデニング

昨夜からの雨が降り続いている。外気温17度、室温22度、湿度59%
武川にあるシンプリーガーデンのオープンガーデンが今日で終わりというので、行ってみることにする。コッツウォルズの蜂蜜色の石で入り口が作られていた。

入場料は一人400円となっている。中に入ると、一面、色とりどりの花が咲いている。


余りにもびっしり咲いているので驚いた。「シンプリーガーデン」なのに、シンプリーではない雰囲気だ。少し、花が生え過ぎている感じだ。


苗の商品もほとんど売り切れていて、いい苗がなかった。これには少しがっかりした。結局何も買わずに、シンプリーガーデンを出る。

それならと、日野春ハーブガーデンに寄ってみる。

残念ながら、ここも余りいい苗はなかったので買うのを止める。庭は、こちらの方がシンプリーガーデンよりすっきりしている。もちろん入場料などは要らない。

 


昼食は、蕎麦が食べたくなり「月舎」に行く。

大盛りを注文する。蕎麦は、香りよく、腰は十分だ。出汁が、どうか。関西人としてもう少しカツオの味を利かしてほしいとも思うが、まずまずの美味しさだった。

アダージョの森に帰り、昨日買った苗の植え付け、草抜きをやる。天気が良かったので、結局午後6時前まで作業をやり、夫婦二人ともくたくたになってしまった。夕食は、焼肉定食。かなりお腹がすいたので、ご飯を食べながらビールを飲む。これだけ空腹感を感じたのは最近では久しぶりである。