フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

無事下山する

2014-09-30 | 山登り

今日も申し分ない天候だ。5時40分前にご来光が始まった。

もの凄い風が吹いていて寒いなか、しばし、その美しさに見とれる。

朝食は5時45分から、ご飯はお代わりをして、しっかり食べておこう。

小屋前で記念撮影をして、6時30分下山する。

稜線の左手=赤岳鉱泉から猛烈な風が吹き付ける中、頂上直下のガレ場を下る。天望荘からは横岳の登りとなる。

ほとんどの花が散ってしまっていたが、岩稜にへばりついてカワラナデシコ咲いていた。


それを登りきると、8時30分過ぎに三叉峰分岐に着く。北東方面に浅間山がどっしりと浮かんでいる。

左手に川上村、右手には清里のスキー場がよく見える。

ここからは、杣添尾根をどんどん下っていく。全く変化のないシラビソの樹林帯なので、現在位置がほとんどわからない。

11時50分、北沢の支流の美しい流れを渡る橋に戻ってきた。

そこからはほどなく別荘地に入り、12時30分少し前に、登山口に到着する。久しぶりの登山なので、足がふらふらになってしまった。

その後「八峰の湯」(ヤッホーの湯)に浸かって登山の疲れを癒した。入浴料500円は安いし、
食堂で食べた料理がリーズナブルでボリューム満点だったのには驚いた。

今日も食材を買い出し、アダージョの森に戻って赤岳無事登頂の祝杯を上げた。


赤岳(2899m)に登頂する。

2014-09-29 | 山登り

朝4時過ぎに起きると雲一つない快晴だ。朝食を慌ただしく食べて5時過ぎ出発する。

八ヶ岳には、いろんな登山ルートがあり、東麓側からでは「真教寺尾根ルート」「県界尾根ルート」「杣添尾根ルート」などがあるが、今回は、「八ヶ岳高原海の口自然郷」からの横岳「杣添尾根ルート」を登る。

午前6時30分登山口発、最初は別荘地の中を登り、それが終ると東屋のある、ほとんど埋まってしまっている貯水池に出る。そこから本格的な登山道になる。うっそうとしたシラビソの樹林帯を、ただひたすら登るという、いたって単純な山歩きだ。

木々の間から、赤岳の頂上や、富士山などがちらちらと見えるのが、唯一の救いだ。(午前9時30分頃)

木々が紅葉してきてきていて美しい。

樹林帯を抜けハイマツ帯に入ると、視界が開けてくる。俄然気分がいい。
11時過ぎ三叉峰下の八ヶ岳縦走路に出てきた。富士山が美しい。

そのまま詰めると三叉峰頂上だ。そこで昼食休憩を取る。北アルプス槍穂縦走路がくっきりと見える。

御嶽山からは不気味に白い噴煙が立ち上っている。亡くなられたみなさん方のご冥福を祈るとともに、一日も早い遭難者の救出を願うばかりだ。

そこから、いよいよ、縦走路を詰めて眼前の赤岳を目指す。

横岳南面の急なガレ場を下ると、赤岳天望荘小屋前に出る。そこから、最後の赤岳の登りが、きつい。

それを上り詰めると、赤岳頂上山荘の前に出てきた。眼下に天望荘から南の縦走路が見える。標高2899メートルの赤岳頂上へは午後2時に到着した。

頂上山荘に宿泊手続きをした後、しばし休憩する。5時からの夕食が楽しみだ。

ほどなく日没を迎えた。


 


赤岳に登る(杣添尾根ルート)

2014-09-28 | 山登り

八ヶ岳の麓に山荘を建設して以降、硫黄岳や蓼科山には登ったが、肝心の八ヶ岳主峰に登っていないことに
やや心残りがあったが、山仲間と話し合い、ようやく9月28日から3泊4日の日程で赤岳に登ることになった。

台風17号が日本列島に近づいてきていたため、雨の予報が出され、日程を変更しようかと悩んでいたら、なんと、
台風の進路がそれて、29日から30日にかけてはおおむね晴れの予報に変わった。

それならと、一行6名は2台の車に分乗し、28日朝7時大阪を発ち八ヶ岳を目指した。

途中、駒ケ根インターで高速を降り、光前寺前の蕎麦屋さん(やまだや保翁)で昼食を取る。

腰があるというほどでもないが、癖のない食べやすい蕎麦だった。

店を出たとこから見た中央アルプスは紅葉真っ盛りだ。


その後再び中央道を走り、小淵沢で降りて、白州「尾白の湯」へ立ち寄る。生憎、大きな風呂が故障しているというハプニングがあった。露天風呂からは、明日登る八ヶ岳がよく見ることができた。
長坂のスーパー「オギノ」でお酒と食べ物とたっぷりと買い込み、アダージョの森へは4時過ぎに到着。

5時からは、明日に向けて英気を養おうといいながら、いつもながらの楽しい宴会となった。


秋の喜び 栗ご飯を食べる

2014-09-26 | アダージョの森

今日はすっきりした秋晴れになった。八ヶ岳には雲がかかっているが、南アルプスはくっきりと美しい。

朝食後、ウォーキングに出る。栗の実が熟れてきた。
山に生えている栗の実は、山栗で、形は丹波栗ほども大きくはないが、実は甘い。

イガに気を付けながら、落ちている栗の実を拾う。

実が小さいので皮をむくのは大変だが(と言っても、もっぱら妻がやっている)、今夜は美味しい栗ごはんをいただく。

秋の里山暮らしの喜びだ。


きめが細かく甘い! スクナカボチャを味わう

2014-09-25 | 

春に種を播いて育ててきたスクナカボチャを収穫した。

スクナカボチャとは、岐阜県高山市丹生川町の特産品であり、宿儺南瓜、ともいう。
元々は、高山市丹生川町で自家用野菜として栽培されていたカボチャである。

名前は、飛騨国に伝わる伝説上の「両面宿儺(りょうめんすくな)」からきている。
両面宿儺は上古、仁徳天皇の時代に飛騨に現れたとされる鬼神で、『日本書紀』において武振熊命に討たれた凶賊とされる一方で、
岐阜県の在地伝承では毒龍退治や寺院の開基となった逸話ものこされている。

このスクナカボチャが3個ほどおおきくなってきた。
普通のかぼちゃとは違って、ヘチマのような形をしている。

早速、煮ものにして食べてみた。きめが細かく、甘い。
秋の収穫の喜びを堪能した。