フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

蜂の巣を取り除く

2013-08-31 | 日記

朝7時の外気温は19度、晴れているが山々は雲の中だ。昨日で農作業は一通り終えたので、今日はゆっくりと付近を散歩する。アダージョの森周りは、一面の蕎麦畑。強い日差しやカラカラの天気にも負けずに、蕎麦は元気に育っている。

畑の西の端にイチゴとルバーブを植えているところに、園芸資材で囲っていたが、そこに、蜂が巣を作った。ブンブン飛び回るというよりも、じっと巣の上で羽を休めているという感じだが、結構な数の蜂がいる。昨年庭で、地面に這いつくばって草を抜いていたとき、藪の中にあった蜂の巣をつついてしまい、腕を刺されてしまった。それがいやなので、蜂の巣には近寄らなかったのだが、そのまま置いておくわけにもいかないので、取り除くことにする。

蜂退治の専用のスプレーには、「夜間に駆除すると効果的」と書かれている。夜にはできないので、夕方少し暗くなってから作業を始める。完全防備に身を固めよう。

蜂の巣1メートル近くに近寄ると、巣には蜂がびっしり止まっていた。

そこに向けて、スプレーを噴射する。10秒間噴射することと書かれていたので、その通りすると、止まっていた蜂はぽろぽろと地面に落ちて行った。一匹だけは、そのままくっついて死んでいるようだ。

それを、三角ホーで落として、蜂の巣退治作戦は完了した。やれやれである。今日で八月も終わりだ。

 


ツリーハウスの浮かぶグローブカフェで楽しい夕食を食べる

2013-08-30 | 人々との交流

りゅうちゃんご夫婦が八ヶ岳に来ているとのことなので、久しぶりに夕食をご一緒することになった。
場所は甲斐小泉の「Grove Cafe」

Groveの意味を調べると、
garden consisting of a small cultivated wood without undergrowth=下ばえのない小さい栽培森
となっている。直訳だが、Grove Cafeのあるところは、裏側に森が広がっていてそんな感じが出ている。

6時に予約を入れていたが、5時半過ぎに店に着いてしまった。

入店OKということで、お客さんがいない店に入った。大きなガラス窓がある室内の奥に、赤々と燃えている、ピザ釜があった。

まずは、生ハムサラダとスモークホタテのオイル漬けを注文して、男性陣はビール女性はソフトジュースで乾杯する。

りゅうちゃんは丁度今日の昼、スモーカーを使って、塩豚の燻製を作っていたとのことだ。このホタテなかなかいける味だ。

続いて注文したのはピッツァ、ディアボラだったかな(辛いサラミ入り)。ディアボラ風(Diavola)とは

「赤く燃え上がるように調理するという意味で、赤唐辛子などスパイシーな調味料を使うので、食べた人が業火で焼かれたように、舌がピリピリする事に由来するとも言われている。 」。確かにヒリヒリする辛さだ。

ゴルゴンゾーラ(イタリアのブルーチーズ)。ブルーチーズの味付けが最高だ。チーズは奥が深い食材だ。グローブカフェのピッツァの生地はもちっとした独特の触感がおいしい。

ゼッポンという、丸いパンに青海苔をかけて揚げたものも、面白い。これも、もちっとした触感だったので、何かなと思ったが、中身がパンと聞いて納得した一品だった。

例年、秋の終わりころりゅうちゃんはダンスの大会に出場するが、今年は、ピアソラのリベルタンゴを踊るそうだ。非常に動きが激しく難しい、踊りで、今は、練習に余念がないととのことだ。奥さんは、二胡の練習を積んでいて今年も発表会があるそうだが、時間場所は「秘密」とのこと。今夜もりゅうちゃんの「ゆるゆる体操」の話で盛り上がった。

暗くなってくると森の中にあるツリーハウスに灯が燈って、いい雰囲気になってきた。白ワインを飲みながらの楽しい談笑で夜が更けていった。


大根の種(総太東山大根)を播く

2013-08-30 | 

今日もいい天気になった。朝5時30分の外気温は18度、快適だ。

朝食後、昨日に続いて、畑にでる。まずは、畑の土手の西側の草刈りをやる。壁のような土手なので、草刈機が扱い難い。葛が夏の間にものすごく太く伸びているのが厄介だ。

その後、大根の種を播こう。畑の畝に巻尺を張る。測ると12メートルあった。畝は2本だ。大根の品種は、「総太東山大根」(ニチノウの徳用)

畝の両側から夫婦で、5センチ間隔に一粒ずつ、2列に播いていく。深さ1センチで、軽く土をかける。どうも種が余るようなので、畝の幅が広いところは3列にする。筋蒔きにして、適当に間引いていくつもりだ。

それでも、種が余ってしまったので、隣にもう1列畝を作ることにする。半分ぐらいの長さで、すべての種を播き終わった。太陽にさらされるとさすがに暑い。見渡すところ、畑で作業をしているのは私たちだけだった。

8月中に大根の種を播いておけば、大根の育ちがいいという。これで、今年の畑作業の主のものはほぼ終えることができた。幸運にも3時過ぎごろから雨が降り出してきた。これで、大根の種の発芽も上手くいくであろう。


フルートを鍬に持ち替えて

2013-08-29 | 

朝方はやや雲のかかった青空が広がっていた。外気温は18度。今日は、フルートを鍬に持ち替えて畑を耕し、大根の種を播く畝づくりをしよう。畑に出ると、強い日差しだが、山々は雲に隠れている。

まずは、草刈り機を使って、土手と畑の草を刈る。草刈りも扱い慣れてくると、地元の農家の方がやっているように、土煙を上げて草を刈ることができるようになってきた。こうすると、草を根本から刈ることができるのがいい。その後、ジャガイモを植えていた畝のうち、2列の畝を耕す。先に、土の上に鶏糞堆肥と苦土石灰を撒いておく。次に土を深く掘ると残っていたジャガイモが土の中から、出てくる出てくる。

三本鍬はぐいぐい畑地に食い込んで気持ちよく耕すことができるが、強い日差しの下の作業なので、汗が吹いてきた。一通り耕して休憩を取る。

次は、表面を平らに均して45センチの畝を作った。今日の作業は、ここまでにしておこう。大根の種播きは明日することにしよう。付近の畑では、真っ白な蕎麦の花が咲いている。

涼しくなってくると、畑の作物も元気が出てきたようだ。カラーピーマンが赤く色づいてきた。

肌が白い白雪カボチャも大きくなってきた。

畑で何と言っても一番育っているのはヒマワリだ。今年は小鳥たちが喜ぶ種がたっぷり採れそうだ。


八ヶ岳が美しく見える日 アルテ27課を終える

2013-08-28 | フルート

今朝もぐっと冷え込んで朝6時の外気温は13度、夏は完全に過ぎて行ったようだ。木の間越しに南アルプスが見えているので、写真を撮りに外に森から出てみよう。久しぶりに見た甲斐駒ケ岳の雄姿がりりしい。

奥に控える北岳は、あくまでも悠然としている。

振り返ってみると、夏の間ほとんど姿を隠すかぼやけていた、八ヶ岳の美しい姿が戻ってきた。麓では、真っ白な蕎麦の花が満開だ。

今日の午後、レッスン会場の明野に降りていくと、気温はぐんぐん上がり34度ほどになっている。暑いのでクーラーが必要だ。さて、今日のレッスンはアルテ27課NO3.嬰ハ短調から嬰ハ長調に変化する曲。

シャープの多さもさることながら、リズム、リタルランドのかけ方、カデンツァの演奏仕方などの練習の曲だ。トータル音楽的な表現を勉強することになる。一度一人で吹いて何とか吹き通すことができたので、先生と二重奏をする。トリルのかけるところを何度かやり直し、これも一応合格の○をいただいた。やれやれである。

続いてアルテ28課NO1の曲を練習する。高音のソ♭へのスラーが苦手で何度やり直す。力で吹くのではなく下腹で支えて力を抜いて音を出すようにとの指摘。それ以外に細かいところの音をきっちり出すように指の練習を練習すること、との指摘があった

「アダージョの森」に帰ってくると、雑木林に夕陽が斜めに差し込んできていた。