フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

採れたてのぶどう、冷蔵庫のクリーニング

2010-08-16 | 日記

 

今日は朝から天気がよく、暑さですぐに顔が火照ってくる。ウーロン茶とアイスコーヒーを代わる代わる飲んでもすぐ喉が渇くといったありさまだ。

こんな暑いときにふさわしい家事って何かと考えたら、冷蔵庫が目に入った。冷蔵庫を開けて冷気を浴びながら、冷蔵庫内を掃除する、これは「一石二鳥」ではないか。

先日テレビで、ベルギー人のモデルの女性が郷土料理を作っているのが放映されていた。その時、冷蔵庫が実にきれいに片付いているのを見て、こんな冷蔵庫もあるのか、と妙に感心した。振り返って我が家の冷蔵庫を見ると、暑いからと次から次へ食べ物を詰め込んだままになっていて無秩序そのもの。しかも、棚に液が漏ている様な後もあり、感心しない。これではだめだと、早速、掃除に取り掛かる。

冷蔵庫とは不思議な空間で、物を出してみると、よくこれだけの物が入っていたものかと驚くほど収納されている。かさ張るパンやシュークリーム、茹でたトウモロコシ、果物、味噌、漬物ベーコン、ハムetc 和洋折衷の日本食は食材が多いのが難物だ。イギリスならこれほど雑多なものを詰め込まなくてもいいのでは、などと考える。

賞味期限切れの物は、躊躇なく捨てる。ちょっと傷んだ野菜もどんどん捨てよう。クリーニングを終え再度食材を収納する。庫内温度の表示を見ると15度、チルド室が3度、冷凍室はマイナス3度まで上がってきている。やはり、真夏の暑いときには冷蔵庫のクリーニングはふさわしくないか。食べ物が傷んだのでは、「一石二鳥」と喜んでいられない。各室の設定を「最強」に切り替え、ガンガン冷やす。

午後からは、フルートの練習だ。連続して練習してくると、やはり音が安定してくる。「継続は力」を感じる。ロングトーンのあと「毎日の練習」はパターン5.二音ずつスラーとスタッカートなので吹きやすい。
「ロマンティック・エチュード」NO15は、今日で仕上げだ。そう思うと変に緊張してボンミスが出てしまった。まあいいか、と一応合格にしておこう。NO16、よくわからない曲のまま進行している。今日も中間部を練習する。
今日から、新たにNO17「Shakes and Fore-beats」を始める。装飾音とトリルの練習の様な曲だ。
バッハ3曲、今日は不思議と腕と指の力を抜くことができて指がよく回った。この調子だ、要は無駄な力を抜くことだ。

八ヶ岳フルートアンサンブルの「カルメン」は全曲を通して練習する。第1楽章のトリルが難題だ。第2楽章の1オクターブ上げるのも、なかなか身に着かない。後は大分できるようになってきたかn。

時間があったので「名曲31」から、フォーレ「シチリアーノ」「子守唄」、メンデルスゾーン「春の歌」、ビゼー「間奏曲」、モーツァルト「アンダンテ」、バッハ「シチリアーノ」を流した。

夕方、「ピンポーン」とチャイムがなり、宅急便が届いた。先日来宅していただいた、ぶどう農園を経営している友人が「ぶどう」を送ってきてくれたのだ。(最初の写真)
箱を開けると、プリプリしたデラウエアがぎっしりと詰まっている。採りたてのぶどうをすぐに送ってくれたのであろう。
送付状には「この”ぶどう”は太陽・水・風・土・木との共生を目指し、30余年前より除草剤は一切使わず、極力有機肥料で栽培しております。”大地の恵”を皆様でご賞味下さいませ。¬キ農園」と書かれていた。

早速冷蔵庫で冷やして食べる。1センチ強の小さな粒一つ一つから生産者の意気込みが伝わってくるような凝縮した甘みが口中に広がった。美味しいぶどうを食べさせていただき、感謝、感謝。