フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ケーラーMedium Difficultは、なかなか手ごわい(8月フルートレッスン3回目)

2014-08-27 | フルート

今日は8月のフルートレッスン第3回目の日だ。

レッスンが朝10時からなので、家を9時過ぎに出なければならず、事前に予習できないのがつらいところだ。
(早く起きて、練習をすればいい、のではあるが)

10時に「チャミタクハウス」着。レッスンはケーラーのOP33 Medium difficult NO1の曲だ。
音の跳躍を練習する曲なのだが、曲の随所にいろんなパターンがある。

高音のGとEへのスラーが手こずる。というか、ほとんどできない。まぁ、今までこんな音の流れは経験したことがないので
慣れるのに苦労しそうだ。

ケーラーのこのエチュードは、「音楽大学フルート科の試験問題として出題率の高い」と言われるだけあり、なかなか手ごわい。
今のところは、運指とスムーズな音出しだけを問題にしているが、それができるようなると、音楽的にどう表現するか、が問題となる。

焦らずにテンポを落として練習していこう。

ドップラーの「ハンガリー田園幻想曲」は、中間部のカデンツァの表現の仕方をやる。棒のように単調に吹くのではなく、
例えば、最初は遅く次第に早めていく、あるいは反対に、最後はテンポを落とす、といった練習をやった。

盛夏の思い出カサブランカ


8月のフルート三重奏(第3回)

2014-08-25 | フルート

今日は朝から弱い雨が降っている。「煙突掃除3人組」のみなさんと一緒に「びっくり市場」に行き、旬のブドウをかう。

やはり「ふじみのり」が粒が大きく美味しそうだ。
その後、土産用にハムがいいということになり、「ハム日和」に立ち寄り、そこで皆さんとお別れした。

アダージョの森に戻り、雨が止んだので、気になっていた、大根の種播きをする。
2列の畝を作っていたので、各々2条スジをいれて、「耐病総太り」という品種の種を播いた。
60日で収穫できるとあるので、11月ごろに収穫できるかな。

部屋に戻ると、またまた雨が降ってきたので、種まきにはいいタイミングだった。

2時半から、フルート三重奏のメンバーが集まってくれてた。今日で今シーズン3回目となる。
最初に打ち合わせをして、12月のおさらい会の日程を決定した。(12月21日(日)となる)

続いて、演奏曲の確認をする。種目は各々のソロ、二人ずつのドュエット計3曲、それにトリオ3曲程度とする。ソロは各自が決めておくことになった。

ドュエットは、私とYさんが「翼をください」、私とFさんが「旅愁」、YさんとFさんが「モーツァルトの子守歌」となった。
トリオだが、去年やった「ふるさと」「魅惑のワルツ」「一週間」と同じでは少し芸がなさすぎるので新たに「アロハオエ」をすることになった。冬の「アロハオエ」とはこれいかに。

今日は、これらの曲を、ざっと2、3回ずつ演奏して、感触を掴んだ。とりあえず吹いただけなので、これから少しずつ仕上げていかねばならない。

今後は12月までに月1回程度練習していくことになった。本番前には状況に応じて集中して練習する必要があるかもしれない、とも確認した。
練習後は、いつも通り、野菜作りの話などに、「たっぷり花」が咲いた。

庭ではボルドーギクが涼しげに咲いている。


ブラジル料理シュラスコの旨~い香りが広がる(煙突掃除3人組がやってきた)

2014-08-24 | 人々との交流

今日は毎年やってきてくれる「煙突掃除3人組」の皆さんがやってきた。

アダージョの森に到着するなり、疲れた表情を全く見せずに「さ、やりましょう!」と言って、直ちに煙突掃除に取り掛かったのには驚いた。
手順は頭に入っているので、プロ並みの流れるような作業が続く。

まずは、煙突の一番下を外す。ちょっと外れにくそう。外れると、ごみ袋をガムテープでぶら下げる。

外では、屋根にトントントンと登って行って、掃除ブラシを煙突に差し込み、上からゴシゴシ煤を落とす。
私はというと、煙突の一番上のふたについている煤を落とす作業をする。(要するに、重要な作業はほとんど外されている)

あっという間に、煙突の煤がごみ袋に溜まった。1年でも結構な量が溜まったものだ。やはり煙突掃除は毎年するのがいいようだ。

ついでに、2階の窓ガラス拭きをやり、返す刀で、屋根の下についていたアシナガ蜂の巣を2か所駆除してくれたのもありがたい。

煙突掃除が終わると、いよいよガーデンパーティの用意だ。まず炉で火を熾す。このところの雨続きで柴が濡れていて火付きが悪いが何とか燃えてくれた。燃え盛る火の上に網を置きその上に炭を置くと、すぐに炭に火が熾る。

これをバーベキューコンロに移す。テーブルの上に飲み物と食べ物を置くと準備完了だ。
煙突掃除と同時並行で作っていた卵と竹輪の燻製

それにサーモンのカルパッチョ・バジルソースあえ

今回初めて食べた鶏手羽餃子。鶏手羽をくり抜きその中に餃子のアンを入れてコンロでカリッと焼く。香ばしさと閉じ込められた餃子とが混じり合って絶妙の旨さだ。

それが終わると、本日のメインディッシュ、ブラジル料理シュラスコとなる。シュラスコとは、鉄串に牛肉や豚肉、鶏肉を刺し通し、荒塩(岩塩)をふって、炭火でじっくり焼いたもの。
ブラジルをはじめとする南アメリカの肉料理である。


実は、今年7月に大阪で3人組の皆さんと黒門市場のブラジル料理の店に行った。その時食べたのがこのシュラスコだ。


これを覚えていたTさんが、わざわざでっかい串を用意し、1キロの牛肉に岩塩をすりこんで準備してくれていたものだ。

表面が焼きあがると、外側から包丁で切り削いでいく。中はまだ半生なので肉の旨みが全く逃げないのがいい。

続いて、かまどでニジマスが焼けてきたので、肉料理の口直しと行こう。その間にもサラダとかおにぎりとかを食べていたのですっかり満腹になってしまった。


そろそろ昼食は終了のようだ。「それでは、次は薪割りと行きましょうか」と、今度は庭のあちらこちらに置いておいた丸太を一輪車で持ち上げてきて、それをどんどん割っていく。

長い丸太はチェーンソーで短くカットする。割り終えた薪を置くのに、薪置き場においていた薪をガレージの薪置き場に移動し、それでできた空間に、新たに割った薪を並べていく。
これを手際よく、しかも早くやって行くので、私はどちらかというと、見ているだけという感じになった。

すべての丸太を割り、薪置き場に並べて作業は作業は終了した。丁度雨が降り出してきたので、片づけをして部屋に入る。

ざっと汗を流した後は、部屋の中で夕食となる。といってもほとんどお腹が減っていない状態なので、飲み物で喉を潤す。
最後は、とっておきのテールスープを用意していただいた。これが旨いのなんの、コラーゲンたっぷりの豊かな味わいには思わずうならざる得ない。これが文字通りの〆となった。


管楽器が煌めいた(きいてけしコンサート)

2014-08-23 | フルート

今日は、夕方5時から大泉の「セレナーデ」で「きいてけしコンサート」を聴きに行った。

きいてけしコンサートは、2012年9月に第1回演奏会が開催され、今回で11回目となる。

「セレナーデ」でオーナー夫妻と久しぶりにお会いしたのでしばし語らう。おふたりともお元気そうだ。

本日のプログラムの最初は
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番。
おなじみの池澤卓郎さんのヴァイオリン独奏は、安定したテクニックで知らず知らずのうちに惹きこまれていく、といった感じの演奏。
演奏が第1楽章だけだったのがいかにも残念だった。

2曲目は、シェーンベルグの「清められた夜」、R.デーメルの詩をそのまま音楽にした、といわれている。「闇を洗い流す」という主題が、難解な旋律のなかで浮かび上がる。

3曲目はリムスキー・コルサコフの「シェヘラザード」。絢爛たる「アラビアンナイト」の世界にふさわしく、管楽器軍がきらびやかな演奏を聴かせてくれた。
ワクワクするような響き、聴きごたえたっぷりだった。

曲の始まる前に、現在トルコのビルケント交響楽団で活躍しているというチューバ奏者村上紀義さんから、チューバの楽しい楽器紹介をしていただいた。
これが面白くて拍手喝采だった。

鈴木先生のタクトも、要所を抑えて明確に指示し楽団をきちっとまとめ上げていた。

小さな交響楽団の演奏だが、近くの大泉のホールで、2000円で聴けるというのは、「身近にクラッシクを愉しむ」者にとって、本当にありがたいことだ。

 


8月の昼下がりは木陰で・・(炒りたてのコーヒー豆を飲みながら)

2014-08-22 | 人々との交流

今日の昼からは、実に多彩な八ヶ岳ライフを愉しんでおられるKitahoさんがやってきた。

開口一番、「美味しいコーヒー豆が手に入ったのですよ」と、渡してくれたのが、
「コロンビア産のコーヒー豆でミルキーセレクトという品種(甘味が強く程よいコクがある)とナリーニョ(華やかな酸味)という品種をブレンドしたもの」
今朝、自宅で炒ってきてくれたものだ。Kitahoさんにはいつも、こうして、のっけからワクワクさせられてしまうのだ。

その後すぐに、夏のアダージョの森を案内した。

咲き始めたレンゲショウマ、「我が家のはもう終わってしまいました。ここは写真がとりやすくていいですね」とパチリ。

撮影したのを見せていただくと、Nikon デジタル一眼レフ D4Sの鮮やかさはさすがだ。

その後、畑に案内し、Kitahoさんから種と苗をいただいたスクナカボチャが元気に育っているのを見ていただいた。

家に戻り、いただいたコロンビアのミルキーセレクト+ナリーニョを淹れて飲む。雑味は全くなく、ほのかな甘みと酸味、すっきりしたコク、申し分ない味だ。
雑木林の向こうはカンカンの日が射しているが、木陰のデッキは涼しくて、8月の午後のひと時を過ごすのにはもってつけだ。

八ヶ岳ライフの話から始まって、庭造りの話、Kitahoさんが、今年から始めた蕎麦づくりの話が面白い。耕うんから初めて、蕎麦の種を播き、蕎麦粉を引いて、自分で打つとのこと、
恐れ入る。そうと思えば最近の世相や八ヶ岳界隈の話など、話題が満載だ。気が付くと6時を回ってしまったので楽しい談笑を終えることにした。