フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

鳴門旅行2日目

2012-02-27 | 日記

朝起きて窓を開けると、広々とした瀬戸内海が見渡せる。やや曇っていて海の色が鉛色に近いのが残念だ。


ゆっくりと時間を取って、10時にホテルを出発。まずは、近くにある大谷焼き窯元を訪ねた。大谷焼きは大きな甕・壺で有名だ。独特に輝く釉薬を塗る手法。登り窯の一角に、大きな甕を使った「水琴窟」があり、遠くの頬から密かな音が聞こえてきた。

大塚美術館に行こうとして調べると、残念ながら月曜は休館だ。「第九」で有名なドイツ館も、第4月曜だけが休館日になっていた。しかたがないので、ゆっくり帰りましょうかとなる。津名一宮で高速を降りて、「タコせんべいの里」に寄り、志筑の「魚佐太」で昼食を取った。帰りの阪神高速神戸線は、平日の夕方なので、かなりの混みようだ。しかも、車間距離がほとんどないので走りにくかった。


四国鳴門旅行

2012-02-26 | 日記

暖かくなったと思ったらまたまた寒が戻ってきた。今日から明日にかけて、地域の仲好しメンバーで鳴門旅行に出かける。1台に7人が乗車しても意外とゆったりしていたので安心した。荷物と食べ物、飲み物を満載して、朝9時30分出発した。
日曜日の阪神高速神戸線はガラ好きで走りやすい。と言っても私はハンドルを持っているのではなく、ナビを務めることになった。あっという間に明石について、明石大橋を渡る。久しぶりに見た瀬戸内海には大小幾多の船が浮かんでいる。

ほどなく大観覧車がある淡路SAに到着し、しばし休憩。まだ昼食までに時間があるので、折角四国に来たのだから、讃岐うどんを食べに行こうとなった。

「さぬきうどん」の冊子を見ると、さぬき市の東側に東かがわ市があり、そこまで行けばさぬきうどんを食べることができることが分かった。宿が鳴門なので、高松や丸亀までは行ってられない。それではと、高松道を走り白鳥大内ICで降りる。ジャンボかき揚げで有名な「うどん処 大浜」というところに行ってみることにした。「?」、カーナビで、付近まで来てもそれらしいところが無い。仕方がないので、JAの野菜売り場で尋ねると、「そこは潰れました」とのこと。「へー」と言って驚いていると、店に来ていたお客さんがそれなら、「トンネル近くにある『うどんや』へいっては」と進めてくれた。セルフだが、美味しいとのこと。地元の人がいうのでは間違いないと、「うどんや」を目指す。R11を走って行くと讃岐うどんの店はどんどん出てくるのだが、教えてもらった店ではなさそうだ。なかなか「うどんや」が見つからないのだ。諦めて、近くの店に入ろうとしたとき、本に「うどんや」が乗っているのが分かった。直ぐにカーナビに行き先を入力すると、直ぐ近くだった。無事、「うどんや」に到着。あまりきれいとは言えない店だが、かけうどん並230円を入れてもらって、げそ天100円、天ぷら3つ100円を棚から取る。値段は安い。天ぷらの味は荒いが、うどんと出汁は、まずまずの本場の味だった。

これで腹ごしらえができたので、次は、徳島名物藍の里、藍住町の「藍の館」へ行く。江戸時代は藩の財政を支えた藍染めの歴史といろんな染物を観る。向かいには、藍製品の土産物屋があった。

夕方、鳴門のリゾートホテルに到着。びっくりするほどの広壮なエリアにゴルフ場や浴場棟、ホテル置かれていた。


湯船で汗を流した後はお楽しみの宴会だ。「モダン新和食」と題して、いろん食材が、可愛く美しく盛られている。

見た目にも、舌に乗せても大満足の料理だった。その後部屋に戻って、2次回をゆっくり楽しんだ。


古墳ウォーク(その6)

2012-02-24 | 日記

今日は春を思わせるような暖かさで、天気もいい。早速ウォーキングに出る。今日のコースは、近鉄土師の里周辺に向かうことにする。このあたりには大小の古墳が沢山ある。
最初に訪れたのは仲津山古墳。古市古墳群の中では誉田御廟山(こんだごびょうやま)古墳(応神天皇陵)に次ぐ2番目の大きさで、全国では9番目の大きさとのことだ。環濠には水がなく、乾いた濠になっていて、一面に草が生えている。応神天皇の皇后である仲津姫(なかつひめのみこと)皇后の陵とされている。

その隣には、小室山古墳がある。この古墳も、白梅紅梅が植えられていて、市民に開放されている。今まで訪れたことが無かったが、実にのどかなところで、実際、何人かの方が、お弁当を広げていた。その周辺にも、大小の円墳が散在しているが、柵で囲われているものの、ほとんど放置されたように樹木が生い茂っていた。

その後、市野山古墳を目指す。途中、土師の里駅前を横切った。道沿いのマンションの裏に突然、前方後円墳が現れた。これが市野山古墳で、允恭(いんぎょう)天皇陵とされている。古市古墳群では4番目の大きさで、周囲は民家に囲まれていて歩くことはできなかった。


古墳ウォーク(その5)

2012-02-22 | 日記

今日の天気は曇り、時折雨がぱらつく中、古墳ウォークに出かける。
今日のコースは、藤井寺駅界隈を歩こう。

先ずは、駅前の「辛國神社」に行く。冬の平日なので境内はひっそりとしていた。1500年前の雄略天皇の時代に創設されたとある。名前からして「カラクニという名前から渡来系氏族との関連が想定されます」との解説があった。
稲荷大明神の幟がにぎやかだった。

続いて、西国三十三ヶ所霊場 第5番札所 紫雲山葛井寺に向かう。

葛井寺は、フジの花で有名で、境内には、立派なフジ棚がある。

その後、岡ミサンザイ古墳に行く。ミサンザイとは、「みささぎ」がなまったものである。仲哀天皇陵にとされているが、古市古墳群の中でも後期に造られたと見られる点から、推定築造年代と時代が合う雄略天皇陵という説もある。古市古墳群の中では3番目の大きさである。古墳をぐるっと回る道があるので、一周することができた。

 


古墳ウォーク(その4)

2012-02-20 | 日記

いい天気になったので、今日も古墳ウォークに出かける。今日のコースは島泉丸山古墳~津堂城山古墳までを歩く。

島泉丸山古墳は、雄略天皇(456~479)陵とされているかなり大きな古墳だ。付近には道路建設の予定があるのかフェンスで囲われた土地が多かった。

続いて、東の方、津堂城山古墳へ行く。古市古墳群のなかで最初に作られた前方後円墳。今では、市民が入ることのできる公園になっている。入り口には梅の花が咲き始めていた。墳丘の上に登ると、二上山~金剛山の眺めがいい。菖蒲の時期になると、周りの環濠には色鮮やかに菖蒲が咲き誇る。子供が小さい頃、お弁当を持ってよくこの古墳に遊びに来たことを思い出した。