フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

今年も煙突掃除隊がやってきた

2018-09-08 | 薪ストーブ・焚火

暑い夏が過ぎると、ほどなく、薪ストーブの火が恋しくなってくる。それに向けて、あらかじめ、昨シーズンで溜まった煙突の煤を落としておくことが大事だ。

そんな時に毎年来てくれるのが「煙突掃除隊」の皆さん方だ。今年も、3人そろって元気に清里にやってきてくれた。

予定では、朝のうちに野辺山高原の平沢峠から「飯盛山」の登る予定だったが、強い雨が降り出したので、やむなく中止することになった。

そうこうするうちに雨も止んで、煙突掃除に取り掛かる。

まずは、煙突下部のパートを取り外し、煤受けのナイロン袋を取り付ける。

  屋根の上では、煙突の蓋を外し、そこに着いた煤を取った後、煙突掃除用ワイヤーブラシを煙突に差し込み、ごしごしこする。

煙突下部に取り付けたナイロン袋を外すと、例年より煤の量が多かった。屋根に登ったついでに、窓ガラスを吹いてくれたのも嬉しい限りだ。

これで、煙突掃除は終了した。

続いて、恒例のバーベキューに移る。

このところ嵌っているのが南米ブラジル料理「シュラスコ」だ。今年も料理はTさんが作ってきてくれた。下味をつけた牛肉の塊を炭火でゆっくり焼いていく。

表面が焼きあがると包丁で適当な大きさに削ぎ取り、各自に分ける。それで乾杯となる。

食べ進むと肉を串から外し、包丁と鋏で切り分ける。

牛肉の横には、ジャガイモのホイル焼きと味付き豚バラの焼肉~これが柔らかくておいしかった。

心配していいた天候は雨も降ることなく、適度な曇り空だった。あれやこれやと食べたり飲んだりしているうちに

夕方を迎えバーベキューはお開きとなった。

その後シャワーを浴びてしばし休息すると、もう夕食の時間となった。

メニューはよく煮込んだタンシチューとパンを基本に、平天やサラダなどアラカルト的になった。昼のバーベキューお腹が一杯なのであまり食べることは出来なかった。

 たまたま今夜は地元の祭りの日だった。9時から恒例の花火大会があり、全く予期していいなかったので、皆さん大喜びだった。

 

あくる日の朝食。

 Tさんが用意してくれたのは、「油カス入りうどん」。これが何とも言えない旨さだった。

一泊二日の短い滞在だったが、充実した楽しい時間を過ごすことができた。これで、今年も思い切り薪ストーブを焚くことができる。

「煙突掃除隊」の皆さん、本当にありがとうございました。


薪ストーブの活躍

2015-11-07 | 薪ストーブ・焚火

11月に入り、紅葉もクライマックスを迎えると、いよいよ薪ストーブが本格的に稼働する。
朝は、何はともあれ、薪ストーブのガラスを磨くことから始まる。
これが煤けていると、喜びが半減していしまうのだ。

最初は、やや小さめの薪をどんどん燃やして、温度を上げよう。
その後は太い薪を入れて火を安定させる。

 

安定してくると、湯を沸かしたり、おでんやシチューを煮るのには最適だ。

 


たきぎ作り

2013-11-21 | 薪ストーブ・焚火

八ヶ岳清里は今日も気持ちよく晴れている。少し風がある。朝7時前の外気温は1度だ。

昼過ぎから、森の中に出る。少し散歩してから、薪ストーブに使うたきぎ拾いをする。
今年は台風がよくやってきたので、細い木や弱った木が倒れたり、枝が落ちたりと
森の中にはたくさんのたきぎが落ちている。

それを集めてきて薪ストーブに入る40センチにカットする。その前に、チェーンソーの刃を研いで混合油を満タンにしておこう。写真は運んできた枝が少ないうちに撮ったもので、実際はもっと多い。それらは、よく乾いているのがいい。
決して立派な「薪」=まき、ではないし、細いのですぐに燃えてしまうから次々たきぎを入れなければならないので面倒なことは面倒だ。しかし、部屋を暖めることの喜びに面倒などといっていられない。

それが終わると、今日も庭に夕暮れが訪れてきた。

寒くなってきたので、部屋に戻り、Earl Greyを飲みながら夕暮れ時の景色を楽しむ。

真っ白な北岳も少しずつ見えなくなってきた。


 


長閑な秋の一日

2013-09-28 | 薪ストーブ・焚火

このとこ秋晴れの日が続いている。今朝の外気温は8度まで下がった。外気温が8度になると紅葉がはじまるという。
こんなにすがすがしい日には部屋の中にいられないので、朝食後すぐに庭に出る。庭のリンドウとシュウメイギクが美しい

台風の影響で森のあちらこちらに木の枝が落ちたのでそれらを集める。同時に西側の入口付近に積んでいた柴や、南側に切ったままにして積んでいた丸太を炉の横の柴置場に持ち運んでくる。がなかなか疲れる作業をやっていると、すぐに昼になってしまった。

せっかくの穏やかな秋の日なので昼食は外で食べよう。焼き鳥が残っていたので、バーベキューコンロで焼き鳥を焼くことにする。

本来なら冷えたビールをぐいっとやりたいところだが、我慢してアサヒのノンアルコールビールにする。ところがこれがなかなかいけるのだ。しかも缶のデザインがビールと似ているのがうれしいではないか。すっかり本物のビールを飲んでいる気にしてくれるのがうれしい。

昼食後は、集めた長い丸太を40センチに切る作業をやる。冬が近づいてくると何と言っても薪の確保が山里暮らしには必須の作業だ。

続いて40センチに切った丸太を割る。久しぶりの薪割りなので、どうも腰の入れ方が決まっていないようだ。

夕方になってくると斜めに差し込んでくる西日によって森の中は、実に美しくなる。南の庭も、夕日に赤く染まって来た。

炉では集めて山となってきた柴や丸太をどんどん燃やす。

その焚火の中にはサツマイモを入れておこう、しばらくたつとホクホクの焼き芋が出来上がった。それを食べていると、結局夕食も炉のそばで食べることになった。実に長閑な秋の一日を過ごした。


焚き火の愉しみ

2013-04-01 | 薪ストーブ・焚火

 今日は、4月1日。世の中は、年度初めで、清々しく慌ただしきく動いているだろうな。そんな世界とはかけ離れた山里は、ひっそりとしている。

いい天気になったので、久しぶりに焚火を楽しんだ。庭のあちらこちらに伐採したままになっていた小枝が山のようになっている。特に西側の山が大きくて、見苦しくなっている。それらを炉端に運び上げて、どんどん燃やす。少し南風があるので、火の勢いが強い。

バケツに水を汲んできて、炉の周りの岩に水をかけ、誤っても火が炉の外に飛び出さないように注意する。柴を運び上げる作業がかなりきつく、くたくたになってしまったころ、丁度お昼になった。ランチは、炉の火をかまどに移して、オモチ、パン、ベーコンを焼いて食べる。直火で焼いたパンは、お焦げの味がなかなか美味しいのだ。

 

 昼からも、燃やし続けて、西側の細枝の山をすっかり片付けることができてやれやれだ。

その後も炉の近くに置いている細い柴を燃やす作業を夕方までやった。夕食は、秋刀魚の開きを焼こう。秋刀魚の油が火の上に落ちてジュウジュウいいだした。

寒くなってきたので、炉の火をあたりながら、乾杯だ。これで今日一日の庭作業の疲れを癒すことができた。