フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ご無沙汰していました

2022-02-24 | 雑木林
ご無沙汰していました。
昨年の春以降、投稿が途絶えていましたが・・・元気に八ヶ岳暮らしを送っています。

実は、昨年春から「インスタ」を再開し、秋からは「YouTube」を始めました。
 
   インスタのアドレスは    https://www.instagram.com/yamaguri2014/
   YouTubeは
          チャンネル名 「八ヶ岳 雑木林の愉しみ」 
          チャンネルアドレス https://www.youtube.com/channel/UCV8D5oSs7MEghZw2DQiUc1g
  よろしければ、アドレスをコピーしていただき、検索欄で検索していただいて、ご覧いただければ幸いです。 
 
それらに、手を取られてしまって、なかなか忙しく、ブログの方がおろそかになったのを反省しています。
これからは、このブログの方も、少しずつ投稿していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
 
 
今回は、久しぶりに雪が降った時の様子です。
積雪量は20センチ未満で、思っていたほども多くはありませんでしたが、
それでも、庭一面が真っ白な雪景色になりました。
 
 
 
 
こんな時は、薪ストーブ で暖かい部屋の中で
 
 
 
ロッキングチェアに揺られながら、ゆっくり本を読むことにしましました。
 
 
読んでいるのは、中原清一郎 の「カノン」
いずれも余命が長くない、すい臓がんの58歳の男性と脳を患う32歳の女性が記憶を司る「海馬」の相互移植を行います
命とは、男女とは、生きる意味とは・・・
降り続ける雪のように、さわやかな感動 が心の中に積もりました。
 
 
これからもよろしくお願いします。

森に咲く最初の樹木~うっすらとした黄色が流れる

2021-03-25 | 雑木林

庭のダンコウバイが咲き始めた。

庭に朝陽が射してきて、ダンコウバイの薄っすらとした黄色が流れる。

アダージョの森の樹木の中で一番最初に咲く花だ。やはり早春は黄色の花が多い。昆虫たちに見つけてもらいやすいのだろうか。

いえいえ、昆虫たちだけではなく、私たち人間もこの黄色の花を見ると、なんとなく心がうきうきしてくるのだ。

枝に小さな手毬のような花が点々と咲いている

花被片は6枚、透き通っているように見える。よく見ると柱頭のようなものが見える。これは雌花かな。

ダンコウバイは雌雄異株なのだ。

 

クスノキ科 クロモジ属

学名: Lindera obtusiloba Blume

別名: ウコンバナ/シロジシャ

特徴 枝を折るとよい香りがする 秋の黄葉も美しい


オオカメノキ~ムシカリとも呼ばれる

2020-10-27 | 雑木林

北ガーデンのオオカメノキが美しく紅葉している。

森の中で育つ樹木の中では、葉が大きいほうなので、紅葉すると迫力がある。

虫が好むというのでムシカリ「虫狩」とも呼ばれ、こちらの方が正式名と言われている。

亀の甲羅のような形をしたちりめん状の葉から、オオカメノキ「大亀の木」という別名が付いた。私はこちらの方で呼ぶことにしている。

南側で生えるアオダモが大きくなり、日当りが悪くなってきたため、残念ながら赤い実ができていない。

春には白い花が咲く。

冬芽は愛嬌のある形をしている。

1年を通じて楽しませてくれるオオカメノキだが、庭にはこの1本しか育っていない。
この冬に周りの木を剪定してもっと日の当たる環境を作ることにしよう。

オオカメノキ(大亀の木)
レンプクソウ科 ガマズミ属の落葉低木
学名: Viburnum furcatum 
別名:ムシカリ

アオダモ~深い紅葉

2020-10-21 | 雑木林

北ガーデンのアオダモが紅葉してきた。

春には白い花が一面に咲くので、1年に2度楽しませてくれる木だ。

紅葉と言っても色々あるが、アオダモは少しくすんだ深い赤色に染まる。

手前右手は美しく紅葉するコハウチワカエデ、紅葉はもう少し後になる。

その上に覆いかぶさるように葉を展開しているアオダモ、光の加減でこちらは明るく見える。

こちらのアオダモはあまりいい色とは言えないな。

アオダモは花や紅葉というよりは、材質は堅く強いが粘りがあるので、とくに野球で使われる木製バットの原料として知られる。

アオダモ(青梻)
モクイセイ科 トネリコ属の落葉広葉樹
学名:Fraxinus lanuginosa f. serrata
別名:コバノトネリコ、アオタゴ
雌雄異株

オトコヨウゾメの赤い実が輝く~秋の雑木林を可愛く彩る

2020-10-03 | 雑木林
今日も、雑木林の美しい実を紹介しよう。
オトコヨウゾメ~私も初めて名前を知ったとき、「変な名前だな」と思った。
「男」に何か用があるのかな?・・・
 
名前の由来はともあれ、雑木林の中で小さな実が赤く輝くのが、何とも素敵なのだ。
 
 
 
大木にならず、細い幹で2,3メートルぐらいに成長するので、育っていても圧迫感は全くない。
この点、同じ仲間のガマズミとは違う。
 
 
庭=雑木林の日当たりのいいところ~半日陰までいろんなところに生えている。
赤い実がぶら下がるので、直ぐにこれッとわかるのだ。
 
オトコヨウゾメの素晴らしいところは、赤い実だけではない。
春には、真っ白い小さな花が咲くのもいい。
そして、秋が深まると、驚くほど深い紅色に紅葉する、この時は何とも言えない大人びた雰囲気となる。
これは、次の機会に・・
 
 
 
オトコヨウゾメ
レンプクソウ科 ガマズミ属
学名:Viburnum phlebotrichum 
 
「和名のオトコヨウゾメの由来の定説はない。
ガマズミ類をヨツドメ、ヨソゾメなどと呼ぶ地方があり、果実が大きいので熟すと子供たちが食用にしていた。
それに対し、本種の果実はやせていて食用にならないので、「男」の字を冠して、オトコヨウゾメと呼ばれたのではないか、という見解がある」(wikiより)
役に立たない→男・・とは?考えさせるな