フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

春の庭の花(その2)

2019-04-25 | 森の植物 ラ行

レンギョウ(学名:Forsythia モクセイ科   レンギョウ属)

春は何といってもこの黄色の明るさがいい。虫たちも、忙しくなってきた。

オオカメノキ(レンプクソウ科 ガマズミ属 学名: Viburnum furcatum 別名:ムシカリ)

くっきりと筋の入った葉が特徴的だ。今年は花の数がだいぶ増えた。

コシアブラ(漉油)ウコギ科 ウコギ属 学名:Eleutherococcus sciadophylloides

春の山菜 タラの芽よりも人気がある 天ぷらにするにはあと少し我慢しよう

シロバナエンレイソウ(学名 Trillium tschonoskii ユリ科 エンレイソウ属)

漢字では延齢草と書くので、何か壽命が伸びるのかなと思うが、毒草とのことだ。葉も花も3枚である。

ホスタ サム&サブスタンス の芽吹き

いよいよ巨大ホスタも動きだした。

今日は庭の草抜きなどをした。庭作業をしているといつしか、穏やかな夕方を迎えた。

 


秋の八ヶ岳雑木林の花たち リンドウ

2018-10-09 | 森の植物 ラ行

庭を藍~紫に染めるリンドウが咲き始めた。この形と色あいは、深まる秋にぴったりだ。

リンドウは晴天の時だけ開き、暗くなると花を閉じる。朝日が差すと花びらが開き、青い秋空の下に咲く姿は実に美しい。

<色合いの薄い種類>

 

リンドウ(竜胆)
リンドウ科リンドウ属の多年生植物
学名:Gentiana scabra var. buergeri
その他の名前:ササリンドウ、疫病草(えやみぐさ)
 
<濃い色の種類>

春に細い芽が伸びてきて、ササの葉に似た細い葉をつけ、茎は次第に立ち上がる。
夏が過ぎると茎は次第に横に倒れ、秋が過ぎたころから蕾が膨らみ、渦状に巻いた状態で伸びる。
5裂した筒状の花を数輪開く。
 
庭の色んな所に種が飛んで咲いている。

オヤマリンドウと思われる、背丈の高い種もあるが、これは秋早く咲き終わる。

 

今日は、ご近所のKさんご夫婦が来られた。竣工したガーデンハウスと秋の庭の様子を見ていただいた。

ガーデンハウスは、少しずつ内装を進めている最中なので、見ていただくにはまだまだ申し訳ない状態だが、雰囲気はわかったもらえたかな。

ガーデンハウスの周りに植えるバラのことで話がすすんだ。既に白色のニュードンがあるので、赤系統とピンク系統のバラで雑木林の庭の雰囲気に合うのがいいな。


アダージョの森の花たち レンゲツツジ

2016-06-03 | 森の植物 ラ行

八ヶ岳高原の初夏を朱色に染めるレンゲツツジが咲きはじめた。

レンゲツツジ ツツジ科 ツツジ属 学名:Rhododendron molle subsp. japonicum

落葉樹だが、同じ落葉性のヤマツツジよりも、常緑性のシャクナゲに近い仲間である、と言われている。

蕾が蓮華=蓮の花に似ていることから名づけられた。

有毒植物なので、牛や馬の放牧地でも食べられないで残っている。

見える角度によっては淡い色合いになる。