フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

久しぶりに奈良公園を散策した

2017-12-27 | アダージョの森

今日は、山登りの友人たちと忘年会を兼ねて、久しぶりに奈良公園を散策した。

奈良公園の鹿は、すっかり人間世界になじんでしまっていて、八ヶ岳の鹿との違いに改めて驚いた。近鉄奈良駅を降りて、奈良公園に入ると、観光客に鹿せんべいをおねだりする鹿たちが寄ってきた。1957年9月、天然記念物指定されている。

浮見堂 さすがに観光客は少ない

新薬師寺

新薬師寺の「新」は霊験あらたかなという意味。国宝に指定されている本堂の中には、同じく国宝に指定されている薬師如来像・十二神将が安置されている。

春日大社 新年の参賀の準備が進んでいた。

東大寺二月堂  奈良の早春の風物詩である「お水取り」の行事が行われるので有名だ。

登廊 石の階段をゆっくり下る

東大寺大仏殿をぐるっと回って、正倉院の横を通り、近鉄奈良駅に戻ってきた。

その後、西大寺に出て、山の会の忘年会を行う。話題は、来年の山行計画でもちきりだった。このグループは、何よりも、元気がいいのが取柄といえる。


カントリーホームさんにウインチの使い方を習う

2017-12-08 | アダージョの森

アダージョの森の樹木の葉が落ちると、いよいよ樹木の伐採のシーズン到来だ。もちろん樹木に葉がついているときでも木を切ることができるが、葉が枝についてると樹木が重くて作業がしにくい、切った後の葉の処分に手間取るなど、葉がないに越したことはない。デメリットは冬の作業になるから、寒さが厳しい中での作業となるのを覚悟しなければならない。

12月5日と8日の二日間にわたって、原村のカントリーホームさんに来ていただいて、ウインチの使い方を教えて頂いた。

樹木の伐採で問題になるのは、樹木の倒す方向である。他の木に引っかかるとぶら下がったりして作業ができなくなるので、他の木に引っかからない方向に倒さなければならない。そのためには、倒す方向を自由に変更できる、ウインチは大変役立つ道具だ。

必要な道具は、二連梯子、ベルトスリング、滑車、ワイヤとウインチだ。

今回は、庭の中央に生い茂っている、二本のクリとコナラを伐採するという作業をウインチを使って行うことになった

ウインチをセットする

二連梯子で樹木の上の方にスリングを掛け、それをワイヤに通して滑車でワイヤーの方向を変える。これで準備は完了だ。

続いて受け口を切る。受け口の方向が樹木が倒れる方向なので、切るときは慎重に方向を見定める。

ウインチで張力を掛け乍ら、追い口から切っていく。本来なら、樹木が倒れだしたら、追い口から来るのを止め、後は、ウインチの力で樹木をゆっくり倒すのがいい。今回は、追い口から深く切りすぎたようだ。しかも切り口が曲がってしまっている。(この画像は、二本目の栗の画像です)

コナラの受け口を切る

伐採後の切り後を確認する。

今回のレッスンを受けて感じたのは、チェーンソーの作業とウインチでテンションを張る作業の連携だ。テンションが張られている限り、樹木はその方向に倒れていく。ところが少し倒れだすと、テンションが緩むので、ウインチ担当は全力でテンションの回復に努めなければならない。テンションが緩むということは、樹木が不安定になり、意図した方向に倒れない危険性が高まるということだ。それを知らずぬ、どんどん切り進めると、テンションがさらに緩んでしまうので大変危険だ。

ある程度傾くと、チェーンソーで切る作業は止め、後はウインチで、ゆっくり倒していくと安全に樹木は倒れる。

ウインチをやってみて、樹木が少しでも傾くと、ワイヤを張るのに大変力が要るということが分かった。


冬の雑木林に目立つヤドリギ

2017-12-03 | アダージョの森

冬のアダージョの森を歩くと、葉のある間に気が付かなかったヤドリギが、俄然存在感を現してきた。

これは面白い。ヤドリギを雨よけに使って、スズメバチを巣を作っているのには驚いた。

ヤドリギが落葉樹に寄生し、木々が葉を落としている間も緑色の葉を保っているのは、木々が葉を落としている間に、光合成をして力を蓄えるためであるとも考えられている。西洋では冬枯れの木々の上に、青々とした茂みをつくの姿から、生命力や霊力のある木として神聖視されてきたという

 

ヤドリギ

ヤドリギ科ヤドリギ属
Viscum album var. coloratum
雌雄異株


その名の通りのシモバシラが立ち上がった

2017-12-02 | アダージョの森
今日も、冬枯れの雑木林の中を、カサコソ落ち葉を踏む音を立てながら歩く。
森の中に朝陽が射してきて明るく、暖かい。
 
花壇では、秋に白い花が咲いたシモバシラが面白い姿を見せている。



 
枯れた根元の茎に文字通り「霜柱」のような氷の結晶ができているのだ。そして、この現象が、この花の命名の由来となっている。よく見るとシモバシラといっても、綿菓子のように細い繊維が幾重にも重なっている。これは茎の維管束の中の水が凍って茎の外へと伸びだしたものだが、そうした説明を超えた芸術的な美しさがあるように感じる。
 
今年もその不思議な姿を見ることができたのが、嬉しい。

2018クリスマスフルート発表会

2017-12-01 | フルート

今日は、「チャミ卓ハウス」音楽教室の、今年のフルート練習の総仕上げとして、「2018クリスマスフルート発表会」があった。クリスマスには少し早いが、色んな日程があるので、今日の開催となった。

場所は、大泉ロイヤルホテル近くの「YS Café」

第1部は 生徒のソロ演奏。
生徒さんたちによる「タイスの瞑想曲」「トロイメライ」「Largo」「白鳥」などの演奏があった。

私は、ドニゼッテイの「ソナタ」を演奏した。ドニゼッテイは「愛の妙薬」(その中の「人知れぬ涙」は名曲だ)などのオペラで有名な作曲家だ。
私が演奏した「ソナタ」も前半はゆっくりとした旋律で、後半は一転して軽やかな美しいメロディに変わるというドラマチックな曲だ。

夏の終わりから取り組んできたのだが、テンポを落として吹き通すのがやっと、といった出来栄えだった。ともあれ、長年吹きたいを思っていた曲なので、何とか人前で演奏することができたのが成果だ。これからも自分のレパートリーの1曲として、練習していきたいと思っている。

第2部は、フルートデュオ、フルートトリオ演奏で「エーデルワイス」「カントリーロード」「ウィーンはいつもウィーン」「花」などの曲を

演奏した。

その後、講師からの批評の言葉と演奏があった。

最後に、参加者全員による「きよしこの夜」の演奏で、フルートの演奏は終了した。

第2部はランチと茶話会

 今年は新しいメンバーやその友人なども参加していただき、楽しい茶話会となった。