フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

猛暑の盆の法要

2010-08-13 | 日記

今日は朝からぐんぐん暑くなってきた。昼から盆の法要があるので、朝食後、直ぐにフルートの練習を始める。

ロングトーンは、下腹で呼吸を支えて安定した音が出るようチェック。次に上半身、腕、指、唇に過度な力が入っていないかどうかチェック。次に、音そのものの響き、音程をチェックする。

「毎日の練習」はパターン2。16分音符4つずつのスラーなので、一番吹きやすい。
早く流れてしまわないよう注意する。テンポ92は、慣れてきたのか、意外とゆっくりしているように感じる。

「ロマンティック・エチュード」はNO15「糸巻き」、これは大分できてきた。それでも、つまらないミスをしてしまうのが問題だ。NO16、これは中間部が、なぜか予測しにくい曲の進行なので扱いに苦しむ。これを何度か練習した。次はバッハのポロネーズ。これも、昨日と同じようにdoubleを練習する。固まってしまった右手薬指の動きをいかにほぐすかが問題だ。パディヌリは、ゆっくり確実に音を出す練習だ。

次に八ヶ岳フルートアンサンブルの「カルメン」。第1楽章が問題だ。スタッカートで高音をパリッと出すことを心がける。高音のトリルの運指がもうひとつだ。これは練習するしかない。その後は、各楽章の難しいところを取り出して練習した。

それから、盆の法要の準備をする。仏さんのお膳が面白い。山盛りのご飯、香の物、酢の物、煮物、澄まし汁の5点を備えることになっている。なかなか厄介だが、量は少なくていいので助かる。

お寺さんの来るのを待つ時間を使って車を洗う。車体の鉄板が太陽で異様に熱せられている。よく言われるように、目玉焼きができると言ってもいいような熱さだ。車体に水をかけ、反対にこちらも水を浴びながら、車を洗う。夏の暑い日には洗車が一番いいか。

1時過ぎにお寺さんが来る。盆の時期は大変忙しいとのことで、ほんの5分の読経で法要は終わった。バタバタと準備をしたのに5分で終わって意味があるかどうか、言っても仕方のない世界である。16日の盆の送り火が過ぎると、暑い夏もようやく、秋の気配が漂ってくるであろう。

サンライスさんから、今夜8時から、柳生博が出る番組があるとの一報が入った。新聞の番組を見ると八千草薫は出てくるが柳生博の名前はない。「八ヶ岳」とあるのでこの番組に間違いはないであろう。

その時間までは、「思い出青春歌謡」を見る。倍賞千恵子が出てきて懐かしい「下町の太陽」「さよならはダンスの後に」を歌っていた。その後「オホーツクの舟歌」という歌が出てきたので、どんな歌かなと思って聞いていると、なんと「知床旅情」だった。

八千草さんは海の口に別荘がある。八千草さんが来ると別荘地は大騒ぎになるそうだ。今日の番組でも、柳生さんが、私たちには決して見せたことのないような笑顔で登場した。恐らくファンだったのであろう。嬉しくてしようがないといった表情で、青春時代に戻ったようだった。負けず嫌いの「ママ」さんは、どんな顔をしてるのかな。

今日は、八千草薫、倍賞千恵子が出てきた。後は吉永小百合、石田あゆみが出てくれば申し分ないのだが。