フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

建物探訪(TMTM邸)

2010-08-26 | 人々との交流

昨日少し飲み過ぎたので、今朝の寝覚めが悪かった。

6時起床。外気温18度、室温22度、湿度72%だ。天気予報では今日も暑くなるようだ。

今日は、昼からTMTMさん宅を訪ねる予定なので11時過ぎに家を出る。昼食は久しぶりに、「おっこと亭」の蕎麦を食べることにした。

「おっこと亭」は、昼時に着いたので、入り口で名前を登録するほどの盛況ぶりだった。真ん中に生のキュウリと味噌が置かれていて、自由に取っていただくというサービスがある。木箱に入った蕎麦を注文する。2人前1700円だ。それに300円の天ぷらを注文した。

先に天ぷらが運ばれてきて、蕎麦とのタイミングが悪い。できれば蕎麦と一緒に食べたかったのだが、仕方がないので、先に天ぷらだけを食べる。蕎麦の腰は決まっているが、味が何か足りない感じだ。出汁も、美味しいというほどのものではなかった。これで1人前850円とは、少し高いのではないかな。

昼食後、エコーラインをまっ直ぐ走り、「三井の森」の標識を見て右折する。尖り石遺跡を過ぎると「三井の森別荘地」だ。あらかじめ、ブロックを聞いていたので、TMTMさんのお宅はすぐに分かった。
TMTMさんは家の前で作業をされていた。挨拶の後、すぐに建築中の物置小屋を見せていただく。外回りは、息子さんの協力を得て、全部できていて、後は床材を貼るのみという段階だ。6畳の広さというが、室内に入って見ると広く感じる。外壁は、何かツートンカラーに塗っているように見えるが、そうではなく、今は塗装途中とのことだ。

本宅は、白色の2階建てで、窓の配置がかわいらしく、なんとなくレストランのような雰囲気だ。本宅内に案内していただくと、1階の真ん中に薪ストーブが据えられ、煙突が真っ直ぐに上に立ち上がっている。この薪ストーブで室内全てが温まるという、理想的な暖房構造になっている。2階は左右に部屋があり、中央がロフトになっていた。

室内の漆喰の白壁はTMTMさんが全て自分で塗りあげたとのこと。素材はヨーロッパアルプスで産出したというこだわりだ。一方キッチン回りのタイルは奥さんが自ら、貼ったとのこと。お聞きすると、業者さんから簡単な講習を受け、タイルカッターを借りてタイルを切り張ったとのことだが、素人技とは見えない美しい出来映えだ。

その後、ご夫婦の趣味を聞かせていただく。TMTMさんは、木工のほかに、陶芸をやり始めているとのことで、15センチ四方ぐらいに焼き上げた、表札風の焼き物を見せていただいた。すっきりしたいい作品だった。

奥さんは、素焼きの皿やコップに絵柄を書き入れる絵付けに凝られている。コップや皿に水色の柔らかい筆致で描かれ絵柄が美しい、デンマークオリジナルのパターンとのことだ。

その後、庭に案内していただく。土地が長方形で地形よく、庭づくりには十分な広さだ。庭の隅に、2メートルに切りそろえられた薪材が置かれていた。これから薪に切る予定。

まだ東京との二都生活なので、なかなかお忙しそうだ。あっという間に2時間が経ってしまった。TMTMさんは、舘さんのホームページを通じて、いろんな方とお知り合いになることができて良かったと、言っておられた。長時間お付き合いいただいたことをお詫びし、TMTM邸を辞した。