へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

富士山?

2017年07月12日 23時31分25秒 | ブログのお題に関連すること
中学2年の時と、49歳の時に登っている。

中学2年の時はまだ「昭和31年」だったので、5合目までの道路はまだなかった時代です。

中学校の「林間学校」で、1週間箱根の仙石原に行き、その間に「1泊2日」で登ってきた。

が・・・・。

この富士登山。

今ではとても想像がつかないような登山であった。

仙石原を朝早くバスで出発。

バスから降ろされたところは・・・・。

富士山をはるか遠くに眺める、富士市の海岸近くであった。

そう、大きな製紙工場があり、かすかに磯の香りもする。

そこから街中の道を歩かされたので、殆ど富士山の姿は見えない。

やっとの思いで「馬返し(1合目?)」に着くも、この後がまた大変なことに。

今は簡単に車で通過出来るが、ここから5合目までは「樹海」の中をただひたすら歩くだけ。

途中に休憩所もあるが、そこでは水も有料で、コップ1杯が「15円(5円だったかも)」もするのだ。

瓶入りのサイダーは「30円」だったような・・・・。

ちなみに、その頃は、「ラーメンが50円」くらいだった時代である。

なので、コップ1杯の水は半分ほど飲み、後は水筒に入れる。

そう、樹海の中は水源がなく、水は下から運び上げていたのです。

なので、登山中に何度水を買ったことか。

もちろん、今とは違い、自動販売機などどこにもない。

そして、ただ黙々と樹海の中を歩くだけ。

上を見上げても空が少し見えるだけ。


そして・・・・。

ようようの思いで5合目に。

つづく。
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