Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

夢か幻か!?

2010-08-29 19:29:59 | アコウなど根魚
大好きな夏が終わってしまいます。
あぁ、今年も海水浴しなかった・・・


だいぶ前のお話。
ある砂浜で海に潜ったりして遊んだ後で、
テントを張り、キャンプ。

次の日の朝、寝坊したワタシは蒸し風呂状態の中、
汗だくになって起床。
暑さに我慢できず、そのまま近くの岩場へ。
そして、涼しそうな海へジャンプ!!

その瞬間!

思いだしたのだ。

短パンのポケットに携帯が入っていたことを・・・


何が痛かったって、
女の子のTEL番号が全て消えてしまったこと(笑)

防水の携帯が初めて発売されたときに、
今さら遅いよと心の中でつぶやいた、おうじろうです。



さてさて。。。


ゆーすけブログで、もう読まれた方が多いかと思いますが、
10日ほど前に、幻ハンティングへ行って来ました。


水道筋の流れが複雑なポイントを
14gのバレットシンカーを用いたテキサスリグで探っていく。
圧倒的に経験値の低い釣りなので、
思いつくままに、様々なアクションやコースを試していくしかない。


まぁ、そんな簡単に釣れるターゲットではないから・・・


気負わずにのんびりと・・・


と1時間ほど・・・


アップにリグを投入し、ポッキンさんのテクニック、“スイムキル”の真似ごとを2回。
そして、次は潮に乗せて手前のブレイクまでカーブフォール。

ゴゴゴッ・・・

着底とは明らかに違う違和感が手元に
伝わって来た。


事前に聞いていたアコウ独特の金属的なアタリではなかったので、
カサゴという可能性も高い。
だから、ゆーすけ君にも知らせず、密かにリールを巻く(笑)

抜き上げ時に魚が暴れる音で気付いて、
「本命ですか!?」と寄ってくる彼に、
魚をぶら下げて応える♪



ヤマメやアマゴといった渓魚もいいけれど、
アコウもきれいですね~(#^-^#)


嬉しかったので、もう一枚♪



大きくはないけれど、初めての瀬戸内アコウに満足。
自分のことのように喜んでくれたゆーすけ君、
心に残る一晩をありがとう!!




そして、味をしめたワタシは数日後、
再び、激流エリアへ立つ。


敷石外側のブレイクを探った後、
波止沿いに敷石の上をリフト&フォールで手前にリグを
引いてくる。
根掛かりと隣り合わせの攻め方だけに、
些細な情報も逃さないよう、指先に全神経を注ぐ。

すると・・・


ほぼ足元で、ゴツッ!

いきなり、ティップが海面へと絞り込まれる。
足元でヒットしたのと、ドラグをきつく締めているのとで、
ロッドを持つ右手に余すことなく魚の強烈な引きが伝わってくる。


綱引きに勝った。


尾鰭で水面を叩く音で、
魚がでかいことを再確認。


40cmオーバーのアコウ!?
やってしまったか!?


目の前にアコウのフルコース料理と、
ゆーすけ君の羨ましがる顔が浮かぶ。



タモを取る前に、ヘッドライトで魚を照らす。



あれ・・・!?








期待が大きかっただけに、
めちゃくちゃガッカリ・・・

ゆーすけ君の笑った顔が浮かんでくる。
とりあえず、心の中で蹴りを入れておいた(笑)



がっちり食いついたチヌは48cmの実は自己最高記録。


セルフで記念撮影。



この日は、ニューロッド(テンリュウ ROCK EYE)の
シェイクダウン。
まぁ、とりあえず曲げることができたので良かったかなと。


でも、でも・・・


まじで40cmアップのアコウだと思ったのに・・・





ということで、今日も行ってきます!
アコウ釣れますように♪




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三種揃い踏み

2010-08-22 02:05:09 | トラウト(渓流)
珍しく、連日投稿です。

釣りネタが溜まってしまって、
そろそろ書いておかないと、
全部投げ出してしまいそうで・・・(笑)

宿題を溜め込んでしまっていた
夏休み終盤を思い出す
おうじろうです。



さてさて。。。


お盆休みのうちに1回は渓流に行っておかないと。
ということで、蒼海さんとAM3:00に待ち合わせ。
夏に朝マヅメから釣ろうと思うと出発が早くなって
少々つらい・・・


まずは1カ月半ぶりの本流ヤマメ狙い。
川は減水し、水温も上昇したと思われる。

そんな中でも、反応が無いわけではないのだが、
チェイス(追いかける)というよりは“ついて来た”という
感じのもの。


早々に本流は諦め、渓流へ入る。
蒼海さんもワタシも初めての沢。


蒼海さんが早速、アマゴをキャッチ。
惚れ惚れするような見事な模様。


ワタシにはヤマメ♪



頭上では蝉の鳴き声。
ミンミンゼミが夏を謳歌し、
一方で、ツクツクボウシが「つくづく惜しい」と鳴き、
夏の終わりを感じさせる。


水面はまだまだ真夏の趣。
差し込んだ陽光がぎらぎらと、
岩に幾何学的な模様を描く。


河原にはすでに秋の風情。



なんとか数匹釣って、鋭い日差しの中、車へ戻る。
田舎道を歩いていると、釣果に関係なく、
気持ちがゆったりと落ち着いてくるから不思議。




さて、次の沢へ。

細い流れだが、しっかりと水量はあり、
適度な深さのポケットも多い沢。
何より、日陰が多いのが助かる。


入渓ポイントにあるポケットで幸先良くゴギをゲット♪
丸い鼻先が可愛いくてたまらない(#^_^#)





その後は、アマゴ、アマゴ、アマゴ。
ゴギ沢かと思っていたが、反応があるのはアマゴばかり。

もちろん、こんな華麗な姿が見られて、
不満があるわけがない・・・




遡行していくに従って、大岩が多くなり、
山岳渓流的な様相を呈してくる。
アマゴの影がなくなり、ゴギが姿を見せるようになった。












もう楽しくてしかたがない二人。
どんどん沢を登って行く♪
こうなりゃ、とことんこの沢を詰めてやるか!

と思っていたら、上に架かっていた石橋の下に
大きなスズメバチの巣が二つ!!

やつらがカチカチと顎を鳴らして
威嚇してきたら危険サイン。
そうなる前に・・・


“君子危うきに近寄らず”


撤退!!



時間的にはちょっと早いけれども、
渓魚三種(アマゴ、ヤマメ、ゴギ)とも顔を拝めたし、
十分に満足だったのでロッドを納めることにした。



今回、一番印象に残ったシーンは・・・

アップに入れたルアーに岩陰から飛び出して
チェイスしてきた1匹のゴギ。
追わせる距離が短く、2度のチェイスをものにできず。
そのゴギは潜んでいた岩陰に戻っているので、
今度はその岩の側にルアーを通してみた。
すると、無反応・・・
再び、最初のコースを通すと、姿を見せる・・・

近いところを通せば、反応するわけではないということを、
魚はそれぞれフィーディング・ゾーンというものを
持っているということを体感したワンシーン。


本当に勉強になった♪



蒼海さん、お疲れ様でした。
次回は今シーズン最後のトラウト釣行ですね。
悔いを残さないようにしっかり楽しみましょう(^∀~)/




毎日、暑いですね~
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お盆だから

2010-08-21 13:21:47 | チヌ
毎日、暑いですね~

どうしても食欲の落ちるこの時期。
それを良い機会に、体重を減らすことを決意。

腹八分目といってもピンとこないので、
まだラーメン1杯入るなぁ~というところで
箸を置くことを続けて・・・

約5kgのウェイトダウンに成功♪

これだけで痩せられるなんて、
普段、どれだけ、腹一杯まで食ってたんだ(笑)


次は、体脂肪率を10%台前半に戻して・・・
と青写真を描いている、おうじろうです。



さてさて。。。


1週間前、お盆休み初日のお話。


N's Craft 胤森さんとチヌ釣りに。
市内の河川の中でも豪雨の影響をあまり受けてないエリアへ。


ワタシの第1投目。
着底していきなり、ゴゴゴッ・・・とチヌのバイト。

意表を突かれて、アワセが遅れる。
がっくりして肩を落としているワタシに、
背後から悪魔の一声、「ヘタクソー!」


すると、すぐに、
悪魔、あっ、間違えた!
胤森さんのロッドがぶち曲がる・・・



ジジジジジジジ・・・・


勢いよく暗い川面に引っ張り込まれていくライン。


うひひひ。
ヘタクソって言った罰が当たった(笑)


実は前日にもエイを掛けて、腕を痛めている胤森さん。
笑ってばかりではいられないので、
ワタシはタモを手にサポートに入る。

ところが、45cm枠のタモに入りきらない。
入ったと思うと、重さに耐えられず、
タモの先端がスポッと抜けてしまった(^-^;

仕方なく、斜面をゆっくり下りて、タモの枠を
手で掴んでずり上げる。


苦労して釣りあげたナルトビエイに
親愛の情を示す胤森さん(笑)



ナルトビエイの毒針。



川は生命感に溢れており、雰囲気は良いのだが、
第1投目以来、チヌからのコンタクトはなく・・・
連休はホゲスタートということになってしまった。


まぁ、いいかぁ~

お盆だから。



ところで、チヌ釣りを始める前、
まだ空に明るさがほんのり残ってる頃、
整備されたある河原でのお話。

ナマズが釣れず、とぼとぼと歩きながら、
胤森さんが待ってる場所に戻るワタシ。


胤森さん「あれ?一人だった?」

ワタシ「えっ?一人でしたよ!?」

胤森さん「いや、誰かと話しながら歩いとったじゃろ?」
      「知り合いにでも会ったんかと思ったんじゃけど」

ワタシ「・・・・」


いったい、ワタシは誰と話をしていたのだろう?



こんなこともあるか・・・

お盆だから。





残暑お見舞い申し上げます。
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刹那的世界

2010-08-12 01:22:04 | 写真と文
先日、中日ドラゴンズの山本昌広投手が44歳で勝利投手になり、
横浜FCの“カズ”三浦知良選手が43歳でゴールを決めました。

いやぁ~
元気をもらいましたね!

年を取っても、この二人に負けず、エネルギッシュでいたいと
しみじみ思った、ワタシ、おうじろうですが・・・


デカイ魚をぶら下げた雄姿をお見せしたいところですが・・・


せっかくの休みも釣りに行ってません。
月曜からの忙しさを考えると、
どうも、気分が乗らなくて・・・



ということで、


久しぶりに、“写真と文”コーナーでも
やってみようと。。。



今日の一枚は、7月の大山、弥山小屋から撮影したもの。
1泊分の食料を担いで、皆さんが下山する時間に、
ひとり山頂へ。

完全な曇天。
7合目くらいからはガスが覆い、視界は全く効かず。
なので、何もすることはなく、小屋でごろごろ・・・


ガスに覆われた山頂に残ってるのはワタシひとりだけ。
ちょっと心細いけれども、空間を独り占めできる贅沢な時間。
小屋の窓から外を眺めていると、
北壁に沿ってガスが湧き上がってきており、
その切れ目から黄色い光が差し込んでいるではないか。


これは視界が開けるかも・・・


慌てて、三脚にカメラをセット。


夢中でシャッターを切りまくった中の一枚がこの写真。



米子市内の灯りの左側に中海、そして、右側に弓ヶ浜、
その向こうに島根半島。


次に、光が当たって赤く輝いてるであろう稜線を
撮影するために走って移動したのだが、タッチの差で
再び、一面真っ白(灰色?)の世界に逆戻り。
二度と視界が開けることはなかった・・・
山の神様が特別サービスしてくれたのは、わずか5~6分くらい。
しかし、重い荷物を背負っての苦労を補って余りある
貴重な時間でした。


この写真、構図的にも被写体としても、別段、
目新しいものは何もない。
どちらかというと、下の部分のダイセンキャラボクの木が
黒く写っているのが邪魔・・・
(右下の山をワンポイントとして入れたかったのでこうなった)

しかし、作品としての出来栄え以上に、
ワタシにとっては思い出深い一枚となったのでした。



<撮影データ>

カメラ:ミノルタα-9
レンズ:ミノルタ AF28-70mm F2.8G
フィルム:フジフィルム ベルビア



さて、明後日からお盆休み。
もうひと踏ん張りしたら、釣りに行くぞー!
アマゴにアコウにチヌ、ナマズ・・・待ってろよ♪






更新してなかったのに、お陰さまでジワジワと
順位が上がって、一桁台になりました。
応援ありがとうございますm(_ _)m
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盛夏の渓

2010-08-05 02:04:25 | トラウト(渓流)
ワタシが夏を感じる瞬間のひとつに
トンボ(特にヤンマの仲間)の飛ぶ風景があります。


小学生のころは田んぼのあぜ道でギンヤンマを
捕まえることに情熱を注いでいました。
今はすっかり姿を見なくなってしまいましたが。

渓流に行くと、オニヤンマが縄張りを行ったり来たり、
パトロールに勤しんでいます。
ぶら下げたルアーに飛びついて来ることも。


右手にロッド、左手に虫取り網で
渓流に入ろうかと真剣に考えている、おうじろうです。




さて、まずは前の前の日曜日の話。。。


梅雨が明け、盛夏になる頃には、
渓流では魚の多くが抜かれてしまい、
また、暑い晴天続きからのハイプレッシャーで
どうも釣れる気がしない・・・

それでも、好きだから、
行ってしまうのだwww


釣り始めは元気いっぱいなので
水の中を歩くだけでも楽しくてしかたがない♪



しかし・・・
予想はしてたものの、渋い渋い・・・

いかにも魚の付いてそうな落ち込みなんかでは
全くと言っていいほど反応が無い。
石の裏とか小場所を丹念に探っていくと、
10cmほどのアマゴがたまに出てくるくらい。

唯一、写真に撮ったのはキレイだけど、
痩せて右の胸鰭のない個体。



途中からは、集中力も途切れがちで、
仕事のことが頭にちらつくわ、
ルアーはロストしまくるわ・・・

今にもにわか雨が来そうな空を見上げ、
ずぶ濡れになったらイヤだなぁ~なんて考えながら、
渡渉していると、足を滑らせ、首まで沈(笑)


ロケーションは完璧なのになぁ~(;つд`)




この後、沢を変え、雨が上がるのを待って、
ゴギ狙い。

そこで、フロントフックにがぶりと食いついてきた、
この日、一番の大物は・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・・

(笑)



ぶらさげたまま、どうしたものか
困惑するワタシ・・・




貧果だったものの、数匹のアマゴにゴギの顔を
拝むことができただけ、まだ良かったかも・・・




さて、次の日曜日。。。

前回の結果が納得できずに、同じ沢に入る。



が・・・・



前にも増して反応が無い(;つд`)

早めに見切っても良かったのだが、
林道が川から離れているために、
来た道を(沢を)引き返さなければならず・・・

なんだかんだと、退渓地点近くまでずるずると
遡行してしまい、上がれそうな場所を見つけて、
木の根っこを掴みながら強引に林道へ。


結局、ノーキャッチ・・・


足取りが重い帰り道、
カラスアゲハの華麗さに慰められる。




心地よい風が吹いていたので、
車のドアを開けて、しばしお昼寝タイム♪



そして、シェードの多い細い沢を目指して移動。
ロッドを6ftから5ft台へチェンジ。
さぁ、仕切りなおしだ!!

久しぶりに訪れたこの沢。
いつも、夏になると、幾重にもハンモックのように
架かっている蜘蛛の巣にうんざりするのだが・・・


蜘蛛の巣がない・・・(^^;


先行者?


一瞬、足が車に向かいかけたのだが・・・
せっかく来たのだし、残り少ない渓流シーズンを考えると、
この時間を無駄にしてはいけないと。
タフコンディションを楽しもうと♪
気を取り直して奥へと足を進めていく。


案の定・・・
アマゴは本当にいるの?
と疑いたくなるほど魚の姿が見えない。


普段より距離を取り、
いつもより頻繁にルアー交換。


反応があったのはフローティングのみ。



小場所で苦労して釣った魚は小さくても
この上なく嬉しいものだ(#^-^#)



木が覆いかぶさっている沢なので
日陰が多く、それほど暑さは感じない。
むしろ、快適なくらい♪




2週連続で、数にも大きさにも、
不満の残る釣行に終わってしまい、
厳しさに打ちのめされ気味のワタシ・・・

次の休みは、ちょっと渓流から遠ざかって、
気分転換に海にでも出ようかと考えつつ、
また、徐々にアマゴの姿が脳裏にちょろちょろ(笑)


どうしようかな~?



「中国地方釣行記」から「ルアーフィッシング」
にジャンルを変えてみました。
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