Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

これじゃ終われない

2015-05-30 00:30:46 | トラウト(本流)
むかーしむかし、マンボウになりたいと思ってました。
海をぷーかぷか浮かんで気持ち良さそうだと。

でも、マンボウって、実はとーっても繊細な“豆腐メンタル”で、
近づいてきた魚にぶつかりそうっていう不安で死んでしまったり、
仲間が死んだショックで自分も死んでしまったり、
水の泡が眼に入ったとか、朝日が強すぎるストレスで死んでしまったり。

お気楽に見えたマンボウが…
魚も見た目で判断してはいけないと学んだおうじろうです。





さてさて。。。





雨が降らず、下がり続ける水位。
潮も小さくなり、タイミングとしてはイマイチ。


それでも、仕事がひと段落つき、
そわそわし出す午後4時。




1時間、同じポイントを何度も流し返し、
完全に釣りに飽きてきたワタシ。
帰ろうと岸に向かったのだが、
途中で引き寄せられるように下流のポイントへ。


先ほど、先行者が下ってから、
結構、時間が過ぎているので、
ポイントも休まっているはず。



瀬尻の開きをコースをずらしつつ丁寧に誘いをかけていく。



ミノーが流心を抜け、
ブレイクに差し掛かったところでバイト。




ラインを通して手元に伝わってくる動きは
完全にトラウト系。
サツキマスのはず。
にもかかわらず、強力な走りが見られない。



姿を見て合点した。



このサイズだもん(笑)





サボリ(海に下らず留まったアマゴ)かとも思ったが、
鱗が取れているところをみると確かにサツキマス。




納得いかないけど、サツキマス。






今日釣ったら、サツキ狙いは幕を下ろそうと思ってたけど、
これじゃ、終われないよねー。




誰かがサツキの撮影を行った跡。




太くて格好良いあの雄姿を拝みたい。
威厳に満ちたあの顔つきをじっくり撮影したい。



だから、


あともうちょっとだけ頑張ってみるかな。







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童心に返る

2015-05-27 01:21:06 | キス
知ってました?
あの磯の香り。
あれって、実は、
植物プランクトンの死骸の匂いだそうですね。

今度、海でおもいきり息を吸い込んで、
「あー磯の香りだー♪」なんて気持ちよさげに言ってる人がいたら、
そっと教えてあげようと思ってる親切なおうじろうです。





さてさて。。。





蒼海さんから、思いがけないお誘いがあって、
近場の貴重な砂浜へひとっ走り。


陽光が燦々と降り注ぐ真っ昼間。
軽装で砂浜をシャリシャリと歩く。

ワタシなんかタックルの他は、
ポケットに2号のリーダーとラインカッターだけ(笑)



早速、釣りの準備にかかる蒼海さん。






そう。

今回は、チョイ投げでのキス釣り。







短パンで海に浸かって気持ち良さそうでしょー♪




そんなのを見ていると、
こっちまで入りたくて仕方が無くなっちゃう(笑)









ちなみに、2人を(上の2つ)写してくれてるのは、
偶然すれ違って、追いかけて来たゆーすけ君(笑)
ありがとねー!



キャストごとにアタルので退屈しない。
近い距離でぶるぶるアタルのはこんなちっちゃなメゴチ。
それでも楽しくて仕方がない。




可愛いでしょー。
連れて帰って飼いたいくらい。




時たま、メゴチやハゼとは違う金属的な強いアタリ。
それがキス。

アワセてはいけないとわかっているのに、
つい反応してしまう。






満潮潮止まりから下げ始めると、
ブレイクの沖で今までになかった強いアタリが頻発。


出た!良型キス!!



ワタシも続いてキャッチ。






こんな魚も。
久し振りに出逢ったウミタナゴ。






何か釣れるたびに、
小学生のようにはしゃいでいる大の男ふたり。
冷静になってみると、どうかと思うよ(笑)


釣れた魚は、
シロギス、マハゼ、クラカケトラギス(トラハゼ)、アイナメ、クジメ、メゴチ、ウミタナゴ、
実に7種。




近場の短時間で、これだけ楽しめれば言うことなし。
たまには、こんな釣りもいいね♪







さて、ここですっかり癒されたワタシは、
サツキマス狙いに戻るのだが、果たして…







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気持ちの狭間で

2015-05-25 03:09:11 | トラウト(本流)
ただ今、ラーメン断ちして2週間。
食べたくって仕方がありません。

博多ラーメン、熊本ラーメン、喜多方ラーメン、札幌ラーメン。
日本各地のそれぞれ、みんな好きですが、
時たま、食べたいなぁと思うのが、
学生の時に週に何度もお世話になった学食のラーメン。

ラーメン&ライスのほかは、
何を食べてたのかまったく思い出せないおうじろうです。






さてさて。。。






サツキマス。


“釣りたい”という気持ちはあるんだけど、
“行きたい”という気持ちは正直ほとんどない。


そこが難しくって。
精神のバランスが(笑)

年々、そこの折り合いがつかなくなってるんだけど、
そのバランスが整うとふと朝から出撃となる。



だけど、どちゃ濁りで
釣りにならなかったり…



で、また、釣果情報を耳にすると、
心の中でざわざわと“釣りたい”が強くなってくるのだ。





今回は…
人が多い下流の定番ポイントは避けて、
上流へと上ったサツキマスを狙いに。


瀬尻から太い流れの走る深みへと
ラインをずらしながら探っていると、
がっちりと根掛かり。

ロッドを立てて軽くしゃくってみた瞬間、
スプールが逆回転して、ラインがぐっちゃぐちゃ。
さきほどドラグを緩めてから戻し忘れていたのだ。



仕方なくラインを切り、
心を落ち着けてノットを組み直す。
そして、気分一新のフルキャスト!


空中でいきなり直角に降下していくルアー。


ラインが足らない…




10投ほどで敢え無く、終了。
一度、家に戻ることに。




それでも、まだ、心は折れておらず、
“釣りたい”という気持ちは薄れてなかったようで。

昼前になって、もう一度、再出発。
ただし、今度は、気分転換でまず本流アマゴ狙いから。





水量は一気に落ちて、
2日前とはまったく別の川の様相。





チェイスもあったし、
バイトもあったのだけど、
ものにできないまま転々とポイント移動を繰り返す。


サツキに比べて、アマゴ狙いは楽しい。


だけど、やっぱり、
サツキを釣りたい。
サツキの顔を拝みたい。



陽が西に傾きつつある中、
下流の定番ポイントへ戻る。




誰もいない。
可能性が一番高いエリアを独り占め。
しかも、ちょうど堰が少し開けられた後で、
辺りが生命感に溢れている。



もらったかも。


ルアーを手から放し、キャストに移ろうとしたその時、
トップガイドのところでラインが切れて、ルアーが流れの中に消えていった。



ガイドを触ってみると、
傷が入っているのがわかる。



試しにもう一度ラインを通してみたが、
やっぱり投げる前に切れる。
またもやルアーが流れの中に消えていった。




うそだろ。


こんな今にも釣れそうな雰囲気の中で
なんにもできないなんて。



無力感と脱力感でいっぱいの中、
2人のアングラーとすれ違いつつ岸へと戻る。
「どうでした?」という問いかけに答えるのがつらい。





パゴス本店にすぐにロッドを持って行ったのだが、
やはり修理(部品取り寄せ)には時間がかかると…



今シーズンのサツキはこれで終了。



だけど、これで、“行きたい”釣りに心置きなく行けるし。




と、気持ちを入れ替え始めたところで、
ラッキーなことに(?)ステンレスのサイズ違いであるものの、
代わりになるガイドが見つかったとのこと。






ということで、緊急修理してもらって、
またまたポイントへ戻る。




しかし、先ほどまでの雰囲気はすでに消え失せ、
投入するルアーにニゴイさえも振り向いてくれない。
“釣りたい”という気持ちが薄れていく中、
陽が山の稜線へと隠れる前に川から出た。






岸に座り込んで、
ドタバタの1日を振り返っていると、
今度は、悔しさでいっぱいになってくる。

そして、また、
“サツキを釣りたい”という気持ちが“別に行きたくない”“他の釣りをしたい”に勝った時、
この川に足を踏み入れるのだ。







こんなに心を揺さぶられる釣りは
他にないかもしれない。





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気分転換

2015-05-08 02:12:17 | トラウト(本流)
もうダメかと思いました。
サソリにやられました。
普通はしっぽですが、そうではなく大きなハサミにやられました。

一気に目が覚めて飛び起きました。

2度と砂漠地帯には足を踏み入れまいと
固く誓ったおうじろうです。





さてさて。。。





前日に顔を合わしたのが間違いで、
連休の最終日、強引に川へ連れ出された(笑)


そう。
もうあの魚が姿を見せる頃。
いや、すでにちらほらと話は聞いている。



空が濃紺から清々しい青へと薄まっていく中、
流れの中へ足を踏み入れた。

ひんやりとした空気、ざわざわとした音が懐かしく、
これまでのストーリーを想い出させる。
しかし、肝心の魚の姿はおぼろげで、黄ばんで消えかかっている。





そして、だいたいにしてそうなのだが、
今回も変わらず、時間だけが刻々と過ぎていくのだ。










蒼海さんもワタシも、
ひとつの場所で粘ることが苦手なので、
あっち行ったり、こっち行ったり、気分転換の連続。









魚の姿を拝めないまま、
本格的な気分転換を。



写真では、まだ笑顔が出て、
余裕があるように見える。





しかし、この笑顔が消えるまで時間はかからなかった。











迷走はまだまだ続き、
いったい何回、移動したのか…





陽が西に大きく傾き、
風が肌寒く感じられるようになってきた。
空を仰ぎ、深いため息をひとつ。








気が付くと、
計11時間ほど竿を振っていた。
途中からまるで修行(笑)


もしかしたら、
この2シーズンの合計時間と同じくらいかも。






3年間ほどさぼっていたサツキマス。
掛けるどころか、チェイスさえも見れなかったが、
おぼろげだった姿がちょっとだけ輪郭がはっきりとしてきた感じ。





とりあえず、次の釣行まで、
気分転換にきちっと仕事をしておこう!




あれ?


逆?(笑)












精神的に病まないように、
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メバル釣りのはずが

2015-05-04 02:26:06 | ライトゲーム(メバル・アジなど)
ツキノワグマに鼻を潰されて、
ぶらんぶらんの血だらけ…

一気に目が覚めて飛び起きました。

クマ避けのベルとホイッスル、
絶対に忘れないようにしようと誓ったおうじろうです。






さてさて。。。





久し振りの近場でのメバリング。
逆に新鮮で島に渡るよりもわくわくしたりして。


満潮が近づいているのだが、
小潮だけに潮位がなかなか上がらず、
敷石に下りての釣り。



ナベさんとお友達の釣りに
乗っからしてもらったうえに、さらに先行で撃たしてもらう。

そんな至れり尽くせりの状況で、
釣れなかったらどうしよう…



なんて思ってるうちに、
メバル連発。




ポイントはシャローで、足場が低いというのもあり、
ジグヘッドも1gではボトムに当たって、スローに誘いづらい。
よって、0.5~0.6gのフィネスな釣りを選択。








ピックアップ寸前でいきなりロッドが絞り込まれ、
ドラグが歓喜の悲鳴を上げる。


これがメバルなら、
記録級の尺メバルなんだが。



姿を見せたのは40cmのキビレ。



ナベさんにもヒット。






さらに、次にロッドが曲がったと思いきや、
一気にラインが引き出されていく。

ロッドはフルベンドしながらも、
まだ余裕は十分ある。


ラインはフロロ2LB。
無理せずいこう。


獲物がなんとか逃れようと、右往左往。
見事にポイントが荒れていく。
ごめんなさい(笑)




最後はナベさんに掴みあげてもらってフィニッシュ。










久々のシーバスは75cm。
狙って釣ったわけでもないけど、
銀ピカの魚体を目にすると素直に嬉しい。




ROD:ufm Pro4 EX Extreme Finesse XT-74FS
REEL:SHIMANO 07STELLA C2000S
LINE:KUREHA Seaguar R18 FLUORO LTD 2lb
JIG HEAD:Gamakatsu Cobra 0.6g
WORM:Molix SATOR WORM 2.5"




結局、シーバスと綱引きをしてるうちに、
メバルの時合も終了してしまったらしく、
敷石を移動しつつ探ったものの数は伸びず…







そのぶんは2日後、
島嶼部での短時間釣行で、おもいっきり取り返したのだ。










ナベさん、今回は、
釣行に混ぜていただき、ありがとうございました♪





さて、そろそろ、
あの魚に逢いに行かなければ…






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精神安定剤

2015-05-01 03:22:07 | トラウト(渓流)
何でこんなに点を取れないの?
何でチャンスになると打てないの?
未だ低迷中、最下位の広島カープ。

昨日も、仕事が終わって、
スマホでチェックしてみると、またしても0-1完封負け。
頭にきて、スマホを道路に投げつけそうになったおうじろうです。





さてさて。。。





昨年の渓流釣行はシーズン通して新規ポイントのみに限定、
刺激的で実りのある半年間となった。


今シーズンもその流れで行こう。
そして、今回は4年ぶりくらいのエリアに足を向けてみた。



渓流初心者の頃に通った道の記憶を呼び戻しながら、
車を奥に奥にと走らせていく。
懐かしさに胸がいっぱいになっていると、覚えのない支流を発見。
透明度の高い水に抜群の渓相。
入ってみるしかないだろう。




しかし、その気持ちの高ぶりはあっけなく裏切られ、
歩けど歩けど魚の反応は得られず。


2か所ほど川に下りてみたものの、
数回のチェイスだけで、気付けばすでに昼前。
ゆっくりのスタートだったとはいえ、あまりに時間の経過が早すぎる。




嫌な流れを変えるべく大きくエリアチェンジ。



このまま、最後まで魚の顔を拝めなかったら…



不安が募っていき、
焦りに変わっていくのは必然。




新規開拓のテーマはどこへやら、
過去の実績ポイントへまっしぐら。
しかも、手っ取り早く、ヤマメからゴギ狙いに変更(笑)




5匹釣ったら、ヤマメ狙いに戻ろうと、
心に決め、沢に入る。




いやぁ、実にあっさり。











5匹はとうに超え、10匹を超え…


素直な反応が嬉しくて嬉しくて。


いったい、何匹釣っただろうか?







オレンジ色の強い魚。
斑点がきれいでしばし見惚れる。
お腹の色なんかミノーのベリーと同じ色合い(笑)











何個も堰堤を超え、まだ先も反応が途切れなかったのだけど、
すでに心は十分すぎるくらいに潤ったので引き返すことにした。






満足して車まで戻って来ると、リヤバンパーの傷がやけに目につく。
目指す沢がわからなくて(ナビが安物で川の名前が出ないから)、
イライラしてるときに、バックでガードレールにぶっつけたのだ。




いやぁ、最初にゴギに遊んでもらってから、
落ち着いた心でヤマメ狙いに行くべきだったな。
やっぱり心の安定は必要だね。






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