Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

運の使い道

2015-11-30 01:52:55 | アコウなど根魚
先週の日曜日。
なんとなく笑点を見ていると、
何周年かの記念なのか、日テレの女子アナたちが、
出演していました。

徳島ちゃんとか、水卜ちゃんとか♪


毎週、彼女たちが出るなら、録画してでも見るのに…
と思ったおうじろうです。





さてさて。。。




時間の流れは無情にも早いもので、
なんと明日から師走。



そして、今回の記事は、
まだ11月の初旬(笑)




志半ばのまま、
荒れた日々が続き、今年のアコウ狙いは終わりか…


と思ってたところで、
波が収まる予報。
しかも、山陰では珍しい波高0.5m。




当然のごとく、
お日様が昇る頃には磯の上。
波無し、風無し、寒く無し。
11月の山陰で、こんなラッキーな日があっていいのか♪








まずはいつもの顔がご挨拶に。





磯の周りはイワシが回遊中。
場所によってはざわざわするほど固まっている。



さらに、
幸運の要素が加わった。



こりゃ、もうもらったようなものでしょ♪
まずは、その下を泳いでいるであろう青物を狙って、
ロッドを持ち替える。





ところが、いくらジグを投げても、
トップを投げても、ミノーを投げても、
ロッドが曲がることなく…







底に潜んでいるはずのアコウを狙っても、
最後まで、カサゴが申し訳なさそうに浮かんでくるだけ。






こうなってくると、
春のようなうららかな陽気と、
べったりした海がだんだん気持ち悪く感じるようになってきた。






そして、納竿するときに、ようやく悟った。
ちょっとずれたところに運を使ってしまったことに。






今回は、残念な終わり方だったけど、
また、来シーズン、
夢の続きを見に来よう♪











11月のネタが溜まってます。
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釣りの神様はいづこ?

2015-11-09 06:18:00 | アコウなど根魚
探偵ナイトスクープ秘書で、バイオリニストの
松尾依里佳さんが結婚されましたね。

正直、ちょっとショックです(´Д`)

実際に、目の前にいると扱いが苦手なくせに、
上品なお嬢様系が大好きな困ったおうじろうです。






さてさて。。。





10月のある日。
予報では、波高が1.5mから1mに落ちるという日。




いよいよ、お待ちかね、
前回、でかい魚を逃してしまった磯を目指して、
霧のかかった高速道路を北へ。




ところが…



岩場に叩きつけるように被さる波。





あぁ。
早くも目論見が大きく崩れた。





買ったばかりの磯靴は車の中でお留守番なんて、
あまりにも哀しすぎるのだが、
磯は諦め、沖堤に渡してもらうことに。



そして、降水確率0%のはずが、
冷たい雨がパラパラと。
レインウェア持って来てないし。





気を取りなおして、キャストしたところで、
辺り一面のナブラ。
イワシの群れが飛ぶように逃げ惑う。

最初こそ、アコウを狙いにきたのだからと、
無視していたのだが、あまりのお祭り騒ぎに、
ジグに切り替えるべく、高速でリグを回収。
アコウ狙いのワームにまとわりついてチェイスしてくる数匹のワカナ。




賢い読者のみなさんは、
すでに、流れが読めてるだろうが、
期待に背くことなく、ジグを準備した時点で静まり返る海(笑)



まぁ、エソ1匹食いつかない。





そうそう、今日はあくまで狙いはアコウだったんだった。





早速、1匹目♪



ワタシとしたことが、ピントが眼からおもいきりずれてる。
フォーカスロックがかからないモードになってるのに
気付かなかったのだ…




よし、2匹目はサイズアップ!
と俄然やる気になったものの、
嫌がらせのように今度は西からの爆風が吹き荒れ始めた。


こうなると、もう、
着底もアタリもわかったもんじゃない。




仕方なく、アコウは諦めて、
前日は回遊があったというヒラマサ狙いへ変更。









しかし、そんな簡単に釣れるはずもなく、
ヒラマサどころか、ワカナの姿さえも見ることができない。


それは、餌釣りも同じようで、
フカセ師の姿もどんどん消えていく。







あぁ、釣りの神様はいづこ?




見てるだけで酔いそうな大きなうねりの中、
運に見放され、波止にぽつんと取り残され…








10月は、古典では“神無月(かんなづき)”という。
出雲の出雲大社に全国の神様が集まって1年の事を話し合うため、
出雲以外には神様が居なくなる月と言われている。


だからかなぁ。


出雲の隣の国なんだけどなぁ。









次こそは、でかいアコウが釣れるように、
祈りのひとポチをお願いします♪(*´▽`*)

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実は、もう行ってるんですけどね(笑)


磯の上と海の底

2015-11-01 12:37:28 | アコウなど根魚
海の底で、魚が必死の抵抗を見せる。


魚の一挙一動や、その胸の内や息遣いまでもが
1本の細いラインを介して、
磯の上まで、ロッドを握る手のひらまで、
脳の中枢まで伝わってくる。


反対に、こちらの鼓動や、期待も不安もすべて、
海底の魚まで伝わってるのではないかと思う。



ロッドを立てて、強引に魚を底から剥がしにかかるのだが、
一向に浮かんでくる様子はなく、
まるで潜水艦のように重く、底を這うように近づいてくる。



ブレイクの根をかわすために、さらに強引にリフトアップ。



と、魚の動きが消えた。



まるで岩に化けたかのよう。




あっ!




と思った瞬間、



それまで海面に向かっていた穂先が、
青い秋空に突き刺さっていた。




すべてを飲み込んだ瞬間、
身体の奥から声にならない声が出た。
まるで、漫画に出てくる
“あ”とか“う”に濁点の付いたような声。




青く爽やかにどこまでも広がる
海と空が哀しさを増幅させる。





ノットを組み直す手、ロッドを握り直す手、
十本の指、1本1本に、
あの感触がいつまでも残ったままだった。















これはまだ、冒頭の場面が訪れる前。







あの後は、さらなる期待の高まりと裏腹に、
魚はサイズダウン。







朝10時頃から予報通り、
西風が強くなり出す。










もう一度、あの続きを…


という願いも虚しく、
11時には撤退を余儀なくされた。



まぁ、仕方がない。






根に潜られることは想定の範囲だった。
その対処法も頭に入っていた。
どうして、あの時、引っ張ってしまったのか。

ただ、あまりにもあっけないブレイクの仕方。
リーダーに擦れた跡がなく、
途中からきれいな切れ方をしていることから、
傷が入っていたのではとも考えられる。










そう言えば、一度、リグのピックアップ寸前に、
足元のサラシの中に赤茶色の魚体が身を翻して、
消えていった。


また来いよと言ってくれてたのか。








そして、また1週間後、
同じ磯に立とうと家を出る。。。









この前は、催促のポチをありがとうございました(笑)
今回もお願いしちゃいます♪(´▽`*)
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