Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

苦労は報われるか

2013-10-22 03:10:38 | イカ、タコ
ドライブがてら、ずいぶんと久しぶりに、
「山賊」へ行ってきました。

お約束のおむすびと山賊焼き。
そして、ヤマメの刺身があったので、それも♪
皮に朱点が見えたので、本当はアマゴですがw

ハロウィンの飾りつけに交じって、なぜか、恐竜が何頭も。
USJの100分の1くらいのその完成度に笑ってしまったおうじろうです。





さてさて。。。




ふたつに別れた道。
その選択に間違って、途中で気付いても意地になって進んで行く。
さらにどつぼに嵌る…


まるで、今までの人生の縮図。






全く反応のない港湾部を諦め、
エギングタックル片手に山越えの地磯を目指したものの、
その道は途中から好き放題に伸びた草に覆われ、
さらには、土砂崩れで倒れた木々に通せんぼされ…
まるで、渓流釣行のようにロッドは蜘蛛の巣まみれ(^^;


アップダウンを繰り返す道は一向に海に近づかず、
とうとう諦めて戻り、今度はもう1本の道へ。
地元の方がいらっしゃたので、海に出る道を聞いて、
喜び勇んで進んで行くも、出たのは登り始めた場所(笑)


1時間半以上歩き回って、
レインウェアに包まれた身体は汗だく。
どっと疲れた。




登るときに出会った灰色の猫。



むちゃくちゃ無愛想なやつで、
逃げもしないのだけど、撫でても喜びもしない。
ずっと余所を向いてるのを、なんとか振り向かせて撮影。





さて、気分を変えて、
今度は、わりとアプローチが簡単なゴロタのサーフへ。


最初の1匹までこんなに苦労するとは…







徐々に露出していく磯場を歩きながら、
アオリを追加♪





しかし、状況は芳しくない。
サーフの反対側の地磯へ移ってもそれは変わらず。

それでは、岬の部分、潮当たりの良い場所まで行ってやろうと。
滑りやすい磯を上り下りしながら、一歩一歩足を進める。
時に足が攣りそうになる(笑)


そして、ようやく辿り着いた先端部で、
ワタシの目に飛び込んできたのはエギンガーの姿!!
さらに先に目を遣ると、あと数名いらっしゃるようで…
渡船で渡って来られたそうで、やはり状況は厳しいらしい。




ダメなときは何してもダメ…
心が折れて、ゴロタのサーフまで戻り、横になって不貞寝(笑)


1時間ほど寝ていただろうか。
寝ぼけ眼に映ったのは鉛色の海に突如として上がった水飛沫。
途端に目がパッチリ覚める。



エギをシュガペンに替えてキャスト。
ナニモノかが静かに近づいてきて、ゴボッ!!


一瞬にしてバレる。


飛沫が上がった地点に向けてもう一度キャスト。




ゴボッ!!

ジジジジジジジジ…


ドラグがエギングのままで緩かった。
慌てて手をスプールに添えようとしたところ、
ミスって、ラインに触れてしまった。
その瞬間、テンションを失い、ラインは風に揺られてひらひら。




帰ってからの仕事のことを考えると、
残り時間は15分ほど。


トップのルアーはシュガペン1本しか持ってきてなかった。
数少ない選択肢をひとつひとつ試していく。



時折、派手な飛沫が上がる。
時間は刻々と過ぎていく。





メタルマルにすべてを託す。


ゴン!



またも掛けることができず…



連続ジャークからの表層早巻きを繰り返す。





そして、ついに、がっちり掛けた!



鋭い相手の先制攻撃に耐える。
今度はこっちの番だ。
ドラグが滑る中、強引にポンピングで寄せにかかる。
主導権は渡さず、短時間勝負。






黒いゴロタに横たわったのは…









真上からもう一枚。



マダイ、48cm。

ロッド:OLYMPIC Graphiteleader Calamaretti GOCS-832MH
リール:SHIMANO Sephia C3000SDH
ライン:PE0.6号、リーダー2号(8lb)
ルアー:BREADEN Metalmaru 13g







いやぁ、あの赤い美しい魚体を眼にしたときには、
この日のこれまでの徒労感がきれいさっぱり消え去った。





そして…


苦労が報われたこの瞬間に、この感動に、
浸る間もなく、魚をクーラーボックスに強引に押し込み、
そそくさとサーフを後にした(笑)





あの後、宴はまだ続いたのだろうか。
もう1回、時間がゆっくりあるときに愉しみたいのだが、
きっと次に行っても、同じ光景を見ることはないだろう。




また、一期一会を求めて…♪







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食欲の秋

2013-10-16 01:39:15 | ライトゲーム(メバル・アジなど)
「あいしてるよ」

その言葉にドキッとしたある小さな交差点。
思わず、お店の立て看板を見直す。

なんだ…
「あいてるよ」だった(笑)

紛らわしいよ~漢字で書けよ~!
と、毒づきながら左折したおうじろうです。




さてさて。。。




またアオリが食べたくって、
釣行の計画を立てるものの、台風接近でお流れ。
(今回で2回連続…orz)


それでは、短時間&超近場で釣れる、
しかも、美味いターゲットを!
ということで、N's Craft 胤森さんに案内していただいたある河口ポイント。

ここ最近、カマスの群れが入り、
調子良く釣れ続けてるらしい。





さて、ポイントを見渡すと、
イワシやママカリなどのベイトの群れ。
時に、それらを追い回すカマスやセイゴの姿がちらほら。


難なくターゲットをキャッチ♪


ヒットルアーはN's Craft TSJ-6g。





近くで青物を狙ってたらしいいとーちゃん
偶然通りかかったところで、写真を撮ってもらっ…



…てると、胤さんもタイミング良く釣り上げたので、
もう一度、二人一緒にフレームに納まる♪






カマスを釣り飽きた頃に、
シーバスがヒット!
先ほど沖でボイルしたヤツより全然小さいけどw




昼過ぎまでの2時間弱、
退屈することなく釣れ続け、この釣果♪




ルアーはほぼTSJ-6gで通した。
今回は連続ジャークからのフォールに好反応。

ひとつライトゲームボックスの中に入れておくと
いざというときに良い仕事をしてくれるので、オススメ!!







このカマス、イワシを食ってるからか、
脂が乗ってて本当に美味。
近場で、この型で、しかも、昼間でもこれだけ釣れれば申し分ない。

胤さん、貴重な情報を頂いただけでなく、
ガイドもしていただき、ありがとうございますm(_ _)m







塩焼きでも美味かったけど、カマスはやっぱり干物でしょ!
ということで…

干物屋の…じゃなかった、
花屋のしんちゃんにコツを教えてもらって、この通り♪




4~5日間、冷凍庫で寝かすのがポイントらしいが、
そんなに待てるはずもなく、ちょっとだけ…



むふふふふふ♪



しんちゃん、上手くいったよ…ありがとう!(^-~)/






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シャロ―エギング

2013-10-02 01:36:23 | イカ、タコ
ガッチャマンに続き、今度は、
ハクション大魔王が実写版になるらしいですね。
なんか無理があるし、
個人的には見たくないですねぇ。

子どもの頃、アクビちゃんが好きだった
おうじろうです。






さてさて。。。





前回の釣行で、アオリイカの美味さを再確認し、
今度は冷凍庫の中に大量にストックしておきたいなと♪

久しぶりに、1日丸々休みを取って、
エギを補充し、ラインを巻き替え…
そう言えば、潮はどうなん?



な、な、な、


長潮!?



まっ、仕方ないか…



それでは、長潮のメリットは…!?
①激流エリアでも釣りになる。
②潮位の変動が小さいので安心して磯歩きできる。


ということで、向かうべきエリアを選定し、
さして気合を入れず、明るくなってから出発。




思った以上に潮位は低く、
広く露出した茶色いサーフをしゃりしゃり歩く。
今の時期、港なんかはどこもかしこもエギンガーだらけだけど、
このサーフにはワタシ一人だけ♪







上空は風がごんごん吹く。
雲は真正面から流れて来るが、地上では海岸に沿って横風(^^;





磯に入ると、密林状態の藻に悪戦苦闘。
ショートキャストで藻の間のポケットを狙ったり、
岬状の磯からサーフに平行にキャストし、藻の際を狙う。






沖には岸に沿って潮目が出ているのだが、
手前はほとんど流れていない。
活性も低いようで、連続キャッチすることなく、
ぽつぽつと1匹ずつ拾っていく感じ。




アオリイカの眼って、よく見ると、
涙ぐんでいるように見えませんか?
女の涙に弱いワタシは直視不可能(笑)






磯歩きで疲れたあとは、サーフ歩き。
砂の上を歩くのもけっこうきつい。
振り向くと蛇行した足跡が…w







ようやく、潮目が近くまで入って来てて、
アマモが適度に点在する場所を発見。
条件が揃うと、やはりアオリの顔を拝めるわけで♪








何者かに鰯が追われ、ざわつく海面。
波打ち際には赤ちゃんアカエイがお散歩中。
背中の方ではツクツクボウシが最期の声を振り絞る。
なんとも言い難い素敵なひとときを過ごし、大満足でサーフを後にする。




気がつくと、潮位変動が小さいなりに、
潮は満ちてきており、時間の経過を感じさせる。








今回は、シャロ―のポイントをメインに回ったのだけど、
なんと言っても、カウントを数える必要がないのがワタシ向き(笑)

できれば、シャロ―専用のエギが数本あれば、
釣りやすかったのだろう。




正月まで残り約90日。
その間、3日に1匹のペースでつまみにできるだけの
ストックをという願望はものの見事に崩れてしまい、
これでは、何日に1匹なのか…


ちなみに、すでに2日間で4匹平らげてしまったワタシ。
このペースでいくと、とんでもない数のアオリイカを釣らなければ
いけない計算になる(笑)





また行こうかな♪










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