3年間にわたってお盆休みを利用し、北アルプスを歩いて
撮ってきた写真を今まで発表してきました。
(まだ見てない方は←のカテゴリからどうぞ!ぜひ見てください。)
その後、数年、日本アルプスから遠ざかり・・・
2004年、いきなりワタシの心の中でクローズアップされた山が!
それは・・・
富士山!
初めての北アルプス山行で白馬岳山頂付近から眺めた富士山。
雲海の遥か向こう、南アルプスのまだ向こうに
ぽつんと小さく見えただけだが心に残った。
大学受験で東京に向かう新幹線の車窓から見た迫力のある富士山。
その圧倒的な存在感に目を奪われた。
東京のど真ん中で不意に見つけた富士山。
砂漠の中で小さなオアシスを見つけたような安心感が。
今度は、しっかり、じっくり、富士山を見てみたい。
ということで、富士山を眺めながら南アルプスを縦走する
計画を立てた。
1日目。
ワタシが今回選んだ荒川三山への登山口である椹島までは
自然保護の観点からマイカー規制になっている。
(東海フォレストの宿泊施設利用者に限りリムジンバスの送迎あり)
ワタシはテント持参なので小屋に泊まるつもりは無い。
ということで1日目は延々と車道歩き。
何度も何度もリムジンバスに追い抜かれ、排気ガスを浴び、
砂埃を被りながらも、夕方に椹島ロッジに到着。
テントを張って倒れ込んだ。
2日目。
椹島~千枚小屋。
南アルプスは北アルプスに比べ、アプローチが長い。
しかも、森林限界が高いため、なかなか視界が開けないのでつらい。
本気でもう登山はやめようと思うほど。
ほとんど写真も撮らないまま、へとへとになって千枚小屋に到着。
3日目。
千枚小屋~千枚岳~丸山~東岳(悪沢岳)~中岳避難小屋
朝食後、気合を入れて千枚岳へ。
やっと富士山の雄姿が目の前に現れた!
雲海が眼下に広がり、逸る気持ちを抑えながらカメラを
三脚にセットしシャッターを切る。
富士山と雲海。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/1d/6a6ce769a9311db35abf5d7cf9d8eb84.jpg)
丸山あたりの稜線で。
珍しく、山で写真を撮ってもらいました♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/15/7fa0c3ec64bb0e901d076a46ff393acd.jpg)
峻険で恐ろしい雰囲気の北アルプスと比べて、
南アルプスは標高3000mほどまで緑で覆われ、
穏やかで女性的な山容を呈している。
二日間、苦しんだ分、縦走が楽しい。
この日は荒川小屋でテント泊の予定だったが、中岳からの
眺めがあまりにも良かったので、中岳避難小屋に宿泊することに。
ここにはキャンプ指定地がないのだ。
(実際は、帰りに車道を歩くのが嫌だったというのも・・・笑)
中岳避難小屋で写してもらいました♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/ac/14a9b40295939d6e967d68f907cbb815.jpg)
3日目。
中岳避難小屋~荒川小屋~赤石岳~赤石小屋
気合を入れて暗いうちに起き出す。
満点の星のもとで寒さに震えながら日の出を待つ。
東岳(悪沢岳3141m)の向こうに太陽が現れた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/cc/76d1f48172dbadf30abc745591e7f915.jpg)
振り返ると、南アルプス南部の雄、赤石岳(3120m)がそびえる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/33/4988750c8e7517fc4a8d5c94c7aa7de7.jpg)
一番の目的・・・富士山の雄姿を心ゆくまで眺める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/11/a0b4d2c009407f12a95de6cd5943ba0e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/53/53b3ad16c0adfca55e5301c189679fb4.jpg)
富士山をずっと左手に眺めつつ赤石岳に向かう。
トウヤクリンドウ。
小赤石岳付近で撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/39/f81fccd50c89b2290dff1dc341f298dd.jpg)
赤石岳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/38/c3f547d34a5e5cacf4d7f582e11fd141.jpg)
この後、ライチョウの親子が現れ、撮影に夢中になってるうちに
暗くなっていき、小屋まで走るようにダッシュ。
山岳警備隊の人たちも追い抜いたくらい。
もちろん、彼らが本気出したら、到底敵わないが・・・
そして、テント泊でビール♪
4日目。
赤石小屋~椹島ロッジ
すでに稜線から離れてしまってるので、後は下りるだけ。
途中で何でも無いところでつまずき、一回転して斜面に落ちかけた
が無事にロッジに到着。
帰りはバスに乗ったのだが、1日目の苦労はなんだったのか
というくらいにあっけなく駐車場へ。
結局、小屋の宿泊代、数千円を払うのなら最初からバスに
乗っておけば良かった・・・
今回の山行のお供です。
テントからシュラフ、食料、カメラ・・・すべてを詰め込んだ
80ℓ(だったかな?)のザックと心強い相棒の登山靴。
そして、いつもワタシの気持ちを和ませてくれる
黄色いテント、「ゴア・ライト」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/12/34b7887c442820a4a8b7126eb1dd9d3d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/b0/34dd38a467bb6fdcd7b980410820b893.jpg)
この山行以来、お盆にまとまった休みが取れなくなったので
日本アルプスへは足を延ばしていません。
しかし、まだ、満足いく富士山の写真が撮れてないので、
もう一度、南アルプスに登ってみたいと思っています。
それか、富士山自身に登りに行くか・・・
今、この頃の体力・気力があるのかどうかが
一番の問題でしょうが(笑)
次回のプチ写真集は中国奥地第3弾の予定です♪
(第1弾、第2弾をまだ見てない人は←のカテゴリからどうぞ。
ぜひ、見てくださいね。)
撮ってきた写真を今まで発表してきました。
(まだ見てない方は←のカテゴリからどうぞ!ぜひ見てください。)
その後、数年、日本アルプスから遠ざかり・・・
2004年、いきなりワタシの心の中でクローズアップされた山が!
それは・・・
富士山!
初めての北アルプス山行で白馬岳山頂付近から眺めた富士山。
雲海の遥か向こう、南アルプスのまだ向こうに
ぽつんと小さく見えただけだが心に残った。
大学受験で東京に向かう新幹線の車窓から見た迫力のある富士山。
その圧倒的な存在感に目を奪われた。
東京のど真ん中で不意に見つけた富士山。
砂漠の中で小さなオアシスを見つけたような安心感が。
今度は、しっかり、じっくり、富士山を見てみたい。
ということで、富士山を眺めながら南アルプスを縦走する
計画を立てた。
1日目。
ワタシが今回選んだ荒川三山への登山口である椹島までは
自然保護の観点からマイカー規制になっている。
(東海フォレストの宿泊施設利用者に限りリムジンバスの送迎あり)
ワタシはテント持参なので小屋に泊まるつもりは無い。
ということで1日目は延々と車道歩き。
何度も何度もリムジンバスに追い抜かれ、排気ガスを浴び、
砂埃を被りながらも、夕方に椹島ロッジに到着。
テントを張って倒れ込んだ。
2日目。
椹島~千枚小屋。
南アルプスは北アルプスに比べ、アプローチが長い。
しかも、森林限界が高いため、なかなか視界が開けないのでつらい。
本気でもう登山はやめようと思うほど。
ほとんど写真も撮らないまま、へとへとになって千枚小屋に到着。
3日目。
千枚小屋~千枚岳~丸山~東岳(悪沢岳)~中岳避難小屋
朝食後、気合を入れて千枚岳へ。
やっと富士山の雄姿が目の前に現れた!
雲海が眼下に広がり、逸る気持ちを抑えながらカメラを
三脚にセットしシャッターを切る。
富士山と雲海。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/1d/6a6ce769a9311db35abf5d7cf9d8eb84.jpg)
丸山あたりの稜線で。
珍しく、山で写真を撮ってもらいました♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/15/7fa0c3ec64bb0e901d076a46ff393acd.jpg)
峻険で恐ろしい雰囲気の北アルプスと比べて、
南アルプスは標高3000mほどまで緑で覆われ、
穏やかで女性的な山容を呈している。
二日間、苦しんだ分、縦走が楽しい。
この日は荒川小屋でテント泊の予定だったが、中岳からの
眺めがあまりにも良かったので、中岳避難小屋に宿泊することに。
ここにはキャンプ指定地がないのだ。
(実際は、帰りに車道を歩くのが嫌だったというのも・・・笑)
中岳避難小屋で写してもらいました♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/ac/14a9b40295939d6e967d68f907cbb815.jpg)
3日目。
中岳避難小屋~荒川小屋~赤石岳~赤石小屋
気合を入れて暗いうちに起き出す。
満点の星のもとで寒さに震えながら日の出を待つ。
東岳(悪沢岳3141m)の向こうに太陽が現れた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/cc/76d1f48172dbadf30abc745591e7f915.jpg)
振り返ると、南アルプス南部の雄、赤石岳(3120m)がそびえる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/33/4988750c8e7517fc4a8d5c94c7aa7de7.jpg)
一番の目的・・・富士山の雄姿を心ゆくまで眺める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/11/a0b4d2c009407f12a95de6cd5943ba0e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/53/53b3ad16c0adfca55e5301c189679fb4.jpg)
富士山をずっと左手に眺めつつ赤石岳に向かう。
トウヤクリンドウ。
小赤石岳付近で撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/39/f81fccd50c89b2290dff1dc341f298dd.jpg)
赤石岳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/38/c3f547d34a5e5cacf4d7f582e11fd141.jpg)
この後、ライチョウの親子が現れ、撮影に夢中になってるうちに
暗くなっていき、小屋まで走るようにダッシュ。
山岳警備隊の人たちも追い抜いたくらい。
もちろん、彼らが本気出したら、到底敵わないが・・・
そして、テント泊でビール♪
4日目。
赤石小屋~椹島ロッジ
すでに稜線から離れてしまってるので、後は下りるだけ。
途中で何でも無いところでつまずき、一回転して斜面に落ちかけた
が無事にロッジに到着。
帰りはバスに乗ったのだが、1日目の苦労はなんだったのか
というくらいにあっけなく駐車場へ。
結局、小屋の宿泊代、数千円を払うのなら最初からバスに
乗っておけば良かった・・・
今回の山行のお供です。
テントからシュラフ、食料、カメラ・・・すべてを詰め込んだ
80ℓ(だったかな?)のザックと心強い相棒の登山靴。
そして、いつもワタシの気持ちを和ませてくれる
黄色いテント、「ゴア・ライト」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/12/34b7887c442820a4a8b7126eb1dd9d3d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/b0/34dd38a467bb6fdcd7b980410820b893.jpg)
この山行以来、お盆にまとまった休みが取れなくなったので
日本アルプスへは足を延ばしていません。
しかし、まだ、満足いく富士山の写真が撮れてないので、
もう一度、南アルプスに登ってみたいと思っています。
それか、富士山自身に登りに行くか・・・
今、この頃の体力・気力があるのかどうかが
一番の問題でしょうが(笑)
次回のプチ写真集は中国奥地第3弾の予定です♪
(第1弾、第2弾をまだ見てない人は←のカテゴリからどうぞ。
ぜひ、見てくださいね。)