小学生4年か5年の頃だったと思う。
ぎりぎり汽水域の川、
買ってもらったばかりの釣り竿セットで、
掘ったミミズを餌に魚を釣っていたときのこと。
突如、竿がひん曲がり、
リールのハンドルが思うように巻けない。
あたふたしてると徐々に魚が寄ってきて…
そして、目の前で飛沫を上げて、
魚は濁った水の中へ消えていった。
恐らく、正体はボラかイダだと思うけど、
釣りを始めたばかりの少年には
身体が固まってしまうほどの衝撃だった。
今でもそのそばの道を車で通ることがあれば、
自然とその場所に眼を向けてしまう。
時は流れに流れて…
初めて釣ったその姿に、
膝まづいて感動のあまり声が出なかった魚がいる。
それが、前回の記事で、
話に取りあげた“ゴギ”という魚。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/61/d9cc0ce200728f633dc947eabc32b169.jpg)
初遭遇からさらに時は経ち、
今では、そのありがたみも薄くなって、
申し訳ないような気もする。
1シーズン、ゴギから離れてみようかと
思ったこともあった。
それでも、水量が減る真夏になると、
ゴギが恋しく愛おしく沢の奥深くに足を向けてしまうのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/ad/14348274e4d05a050ad02965e350b943.jpg)
お気に入りの沢を案内して、
納得のいくゴギに出逢ってもらうのも
また嬉しいひととき。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/52/bc09abef2338bab4b675ee578907baab.jpg)
身体をくねらせて暴れて、
なかなか落ち着いて撮影をさせてくれないことが
この魚との付き合いでの悩み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/00/3bc76b3481ca750c83973592d6303ea1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/20/9c6925726cbcaa5dc3a5d4bf44f7ce6d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/d2/c2ac2d9957bd59d8b7d525bd46196c9b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/66/49ce587d5688f9cd4af1cf4ed93136d7.jpg)
こういう沢の写真を眺めていると、
本当にシーズン開幕が待ち遠しく、
今からそわそわしてしまう。
今から、いつまで、
元気に沢を歩くことができるのか。
いつまでもゴギたちと出逢えるというわけではない。
1匹1匹との出逢いを大切に、
心に刻んでいかなくてはいけない。
いつしか、年老いた頃、
かつて歩いた沢の近くを車で通ることがあれば、
やっぱり、自然と沢の方に眼を向けると思う。
その日までに悔いのないように歩き回っておこう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/8b/f838fb57eda8b7e2f4bf2a95440a3aeb.jpg)
ぎりぎり汽水域の川、
買ってもらったばかりの釣り竿セットで、
掘ったミミズを餌に魚を釣っていたときのこと。
突如、竿がひん曲がり、
リールのハンドルが思うように巻けない。
あたふたしてると徐々に魚が寄ってきて…
そして、目の前で飛沫を上げて、
魚は濁った水の中へ消えていった。
恐らく、正体はボラかイダだと思うけど、
釣りを始めたばかりの少年には
身体が固まってしまうほどの衝撃だった。
今でもそのそばの道を車で通ることがあれば、
自然とその場所に眼を向けてしまう。
時は流れに流れて…
初めて釣ったその姿に、
膝まづいて感動のあまり声が出なかった魚がいる。
それが、前回の記事で、
話に取りあげた“ゴギ”という魚。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/61/d9cc0ce200728f633dc947eabc32b169.jpg)
初遭遇からさらに時は経ち、
今では、そのありがたみも薄くなって、
申し訳ないような気もする。
1シーズン、ゴギから離れてみようかと
思ったこともあった。
それでも、水量が減る真夏になると、
ゴギが恋しく愛おしく沢の奥深くに足を向けてしまうのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/ad/14348274e4d05a050ad02965e350b943.jpg)
お気に入りの沢を案内して、
納得のいくゴギに出逢ってもらうのも
また嬉しいひととき。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/52/bc09abef2338bab4b675ee578907baab.jpg)
身体をくねらせて暴れて、
なかなか落ち着いて撮影をさせてくれないことが
この魚との付き合いでの悩み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/00/3bc76b3481ca750c83973592d6303ea1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/20/9c6925726cbcaa5dc3a5d4bf44f7ce6d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/d2/c2ac2d9957bd59d8b7d525bd46196c9b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/66/49ce587d5688f9cd4af1cf4ed93136d7.jpg)
こういう沢の写真を眺めていると、
本当にシーズン開幕が待ち遠しく、
今からそわそわしてしまう。
今から、いつまで、
元気に沢を歩くことができるのか。
いつまでもゴギたちと出逢えるというわけではない。
1匹1匹との出逢いを大切に、
心に刻んでいかなくてはいけない。
いつしか、年老いた頃、
かつて歩いた沢の近くを車で通ることがあれば、
やっぱり、自然と沢の方に眼を向けると思う。
その日までに悔いのないように歩き回っておこう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/8b/f838fb57eda8b7e2f4bf2a95440a3aeb.jpg)
今度、ナレーション吹き込んだCD送るわ(笑)