Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

深海魚を釣る

2016-12-25 22:25:51 | ムツ
小学生の頃、暇があれば魚図鑑を眺めてた。
特に深海魚のコーナーが好きで。

リュウグウノツカイとか、シギウナギとか、
ボウエンギョとか。
もうね、想像というか妄想というか、
どんどん心の中で世界が広がっていく感じ。


そんな憧れの深海魚の“初級編”と
いうべき存在がムツという魚。
姿形は馴染みのある魚とそれほどは変わりないのだけど、
眼の大きさと顔つきが深海魚だということ
をしっかり主張しているような。



そして、今年、
クロムツゲームが一部の間で流行。
ムツといってもまだ20㎝前後がメインの
幼魚なのだけど、とにかく食して最高で、
ゲーム性も相当に高いとのこと。


ちなみに、市場魚介類図鑑には、
“究極の美味”とある。



これが初遭遇したムツの姿。


といっても、このときは、
青物とアコウ狙い。
ライトタックルを持ち込んでおらず、
MAX60gほどを背負える強いロッドで掛けたので、
全くと言っていいほど面白さは感じなかった。
ただただ初遭遇に興奮。


そして、気持ち良さげにライトな竿を
曲げる姿を周りに見せつけられ、
再訪を心に決めるのであった。



その後というと、
アジの猛攻に晒されて、
なかなかあの大きな瞳に出逢えなかったり。






ちょっとしたリグの違い?
大きなウデの違い?
恐らくその両方なのだろうけど、
愕然とするような釣果の差をつけられたり。






再再訪にて、コツを掴んで、
いや掴んだつもりで掴めてない気がするけど、
立て続けに顔を拝めたり。













ジグのフォールのさせ方とか、フォールスピードとか、
ひとつひとつの要素ではっきりと反応が違ってくるので、
常にアンテナを張って、
周りの動きをしっかりと盗み見てと、
なかなか気が抜けない深い釣り。


しかも、けっこう根掛かりが多くて、
最初のうちは、メバル狙いそのままにPE0.3号だったので、
買い集めたジグをとうとう使い果たしてしまう羽目に。

また、ジグの種類、重さによっても
反応が大きく変わってしまうので、
いろいろと揃えようとすると、
最初は多少お金の掛かる釣りではあるのかもしれない。
ただ、それだけの投資をするだけの価値がある美味しさ。


メバルともまた違うちょっと暴力的な
“ガツ”というアタリにも病みつきになる要因があるのだろう。
また、来年に向けて新しいターゲットが現れてしまった。










みなさん、お待たせしちゃいましたね。
(待ってはないって?)
次回は、何のネタにしましょうかねぇ。
また近いうちに更新します♪