Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

前言撤回

2008-07-28 05:41:52 | ナマズ、コイ
今日(日曜日)はお盆までの唯一の貴重な休み。
東の空がほんのりと明るくなる頃から部屋の隅っこで
ずーっとゴロゴロ、グーグー。
夜の帳が下り始める頃に腹をすかせてやっと動き出すという、
まるでナマズのような一日を過ごしてしまった、おうじろうです。


さてさて。。。

この土日は潮が小さく、海の魚は厳しそう・・・
となれば、狙うのはナマズで決定♪

ボウズマンさんを呼び出して、ちょっと夕涼みに。
て言っても、おもいきり深夜だし、無風でジメジメして
全然、「涼み」になってないのだけど(^_^;)


開始直後に足元でいきなりきました♪バフォッ!!
思わずビックリして叫ぶ二人。
その後もバイトはちょこちょこあるものの、全て単発。

なんか・・・あまり釣れそうにない予感・・・
慣れないベイトリールに苦戦してるボウズマンさんに
「ナマズは釣果に関係なく、バイトの音を楽しむものだから」
と早いうちに言い訳をしておく(笑)


1時間後・・・
ボウズマンさんが足元で待望の1匹をゲット!
でワタシも一安心。

ヨカッタヨカッタ(^0^)/


上流部へ移動。
やっぱり小さな単発バイトがちょこちょこ。
振り向くとボウズマンさんのロッドが大きく弧を描いてる!



オオーヤルネー♪
デモ、ナンデ?オレノホウガバイトノカズ、オオイノ二・・・


徐々にベイトリールに慣れてきたボウズマンさん、
続けて3匹目をゲット!
相変わらず乗せることができないワタシ(;_;)

ヨケイナコト、オシエナキャヨカッタ・・・

ずんずんと彼を置いて先に進んで行く。
なんとか起死回生の1匹を!
あせっているせいか、ナマズの重さがロッドに伝わってくる前に
アワセてしまうミスをしてしまい落胆。

その間にもボウズマンさんは4匹目を掛けたのだが、
引き抜く際にラインブレイクしたらしい。

ザマミロ・・・

戻りながら先ほど反応があったポイントを叩いてみる。
この日一番のバイトがあったものの、
またやってしまった、ビックリアワセ(>_<)
ここで、THE END.


あ~あ、ナマズでホゲってしまった。
前言を撤回させて頂きます。
やっぱり、いくらバフォッという音を聞いても、
自分だけ釣れなかったら、オモロくない!(笑)

また、潮の悪いときにリベンジじゃ!



スッキリしたい。

2008-07-24 07:13:56 | その他雑記
ポ~ニョ ポニョ ポニョ さかなのこ♪

がけの うえに やぁってきた♪

ポ~ニョ ポニョ ポニョ おんなのこ♪

まんまる おなかの げ!


4年ぶりのスタジオジブリ制作アニメ『崖の上のポニョ』
テレビCMでの中途半端な歌の切り方が妙に気になって
しかたがなかった、おうじろうです。

宮崎駿氏は構想を練るのに福山の鞆の浦に2ヶ月間
滞在したらしいですね。



さてさて。。。

ワタシ、ちょっとの間、遠出する時間が取れそうにありません。
渓流に、アジに、行きたくてムズムズしてるのに(;_;)

こういう時って、ストレスが溜まって、ついつい買い物
してしまうんだよね~
やっぱり、先日、やっちゃった(^^;


まず、Tシャツ。
ワタシが好きなアウトドア・メーカーのノース・フェイスが
値引きされていました♪
ワインレッドと悩みに悩んでこちらをチョイス。



そんでもって、キャップも。
本当はネットでUFMウエダのキャップを買おうかとも
思ってたのだけど、そのキャップでCPSを振ってたりすると
西村雅裕氏のマネをしてるみたいだし・・・
そんなときに目に留まったのがコレ!
MIZUNOのキャップ。
アイスタッチで気持ち良さそう♪



衝動買いをちょっと反省しながらも、帰りに靴屋さんへ(笑)
ずっと履いてたスニーカーがぼろくなったもので・・・

以前なら、雑誌とかでチェックして、この型が欲しい、
こんな色が履きたい、という思いで買いに行ってたのに、
今では「ぼろくなったから」・・・店に入る理由が虚しい(T_T)

ワタシはナイキ派。
エア・マックス95(わかる人にはわかる?)に負けないカッコイイ
やつを探すが、目に留まるものはみ~んな1万5千円以上!
もうちょっとで買いそうになったが、なんとか気を静めて・・・
妥協して飼ったのがコレ。
アディダスになっちゃった。


後から見ると、なんとなく体育館シューズみたいで
なんか失敗したような・・・

ホントは同じ値段でグリーンがむちゃキレイでカッコイイやつがあったんだけど、
上に合わせる服が決まってくるので却下したんだよな~

と、最後になんか中途半端な買い物をしてしまった。
ひとつのことに(ルアー釣り)お金を使うようになると、
他のこと(ファッション)にお金がまわらない。
欲を満たすのって、なかなかに難しいですね~


いっそのこと、仏門に入って煩悩をすべて無くして来ようかな~
衝動買いの多いまさやんさん、一緒に行きます?(笑)



干潟に想う

2008-07-21 13:31:27 | その他雑記
暑いですね~♪
これまで熱帯雨林気候でも砂漠気候でも全然平気で過ごした、
クーラーいらずの夏大好き人間、おうじろうです。


ルアーを始めて、各地の干潟に立ち込むことが多くなって
きたのだけど、さすがにこの時期になると、デイでは
アングラーの姿は少なく、貸切状態だったり♪

でも、釣れてるか?といえば、そうでもなく、
「この暑い中、ご苦労なことよ・・・」と哀れみの表情で
見られてるのかもしれない(笑)


あまりの反応の無さにうなだれて、干潟に腰を下ろし、
後ろに手をついていると、モゾモゾと手のひらに
くすぐったい感触が。
改めて周りを見回してみると、無数の生き物たちの姿がある。
カニ類、ヤドカリ類、貝類、ゴカイ類、アナジャコ、ハゼの稚魚・・・
広大なエリアに広がる小宇宙。

魚類や鳥類の餌場となり、生態系を維持し、
また、有機物を分解することで、水質浄化にも役立っている。
埋め立てや干拓、河口堰建設が進むこの国で、いつまでもこのままであって
欲しいと思う。


ふと、干拓事業で潮受堤防によって締め切られた直後の
諫早湾(長崎県)を思い出した。
干上がってひび割れていっている広大な干潟を実際に目の前にして
呆然とし、人間の罪深さに声も出なかった。

事業に賛成か反対かは地元の事情もあることだし、
一概に論じるのは好ましくないけれども、
その頃に気になっていたことを少し書いてみようと思う。

①反対派の意見が「人間の命と生態系とどちらが大切なのか」に
 すりかえられて議論されることが多い。
 多額の税金をつぎ込んで生態系を壊し、治水面(安全面)でも
 疑問が残るというのが反対派の意見。
 「人間の命<生態系」と言っているわけではない。  
   
②賛成派、反対派、両方が出すデータ内容に差がありすぎる。
 お互いに一方的に主張するのではなく、 しっかり情報公開をし、
 中立派も含めて、フェアに話し合う機会が必要。  
 
③事業が必要かどうかの前に利権争いが見え隠れする。
 人間の性というべきか、一番、哀しくなる問題。  
 
④アメリカやヨーロッパではダムや干拓などが治水面でも逆に問題化
 され、堤防などを取り壊し元に戻すことも行われている。
 日本も、もう一度、今までの方針の是非を問い直すことも必要。


昔は、山や海や川には神様がいると信じられて、畏怖の念を持って
扱われ、大切にされてきたわけで・・・
「川は暴れるものだ」という考えもあったりしたわけで・・・
それが、今は、力で自然を支配しようとしている。
治水事業をするにしても(それ自体は大切!)、もう少し、
自然に対して謙虚な考えでもいいのではないかと思う。

まぁ、エラソウナことを言っても、干潟に立ち込んで釣りを
すること自体も、厳密には自然破壊に繋がっているのだし、
ワタシ自身、貴重なエリアで遊ばせてもらってることに感謝の
気持ちを忘れてはならないことを再確認した次第。


なんか、灼熱の中、いろいろと考えさせられた1日でした。
もう釣果なんかどうでもよくなったし(笑)






釣れなかったけど、また来ればいいさ♪




プチ写真集~中国奥地 第4弾~

2008-07-18 07:58:18 | 旅の写真集
ワタシの中高生時代に大人気だったラジオ番組、
LF(ニッポン放送)「とんねるずのオールナイトニッポン」。
深夜に大爆笑していた方も多いはず。

実はですね、あるときに、余ってたハガキにネタを書いて
送ってみたら、なんと採用されてビックリ!
それから、テレビ業界に密かに憧れてたワタシは、
ハガキ職人→放送作家を目指してネタを考える毎日(笑)

んで、立て続けに採用されたネタは4つ!(うちMVP1回)
お!もしかして・・・才能開花!?
と、思いきや、その後はネタ切れ、アイデアも枯渇し・・・
第二の秋元康になりそこねた、おうじろうです。


さてさて。。。

このプチ写真集シリーズも、実は・・・ネタ切れ近し(笑)
なのですが、あまり間をあけると忘れられそうなので、
今回は『祭り』をテーマに作品発表をしてみたいと思います。

甘粛省と青海省で少数民族の祭りに出くわしたのですが、
どれがどっちの祭りかは忘れてしまいました(^_^;
あしからず。


爆竹を鳴らす担当の人。
バックの人々の民族衣装が異国を感じますでしょ。


各家庭で、祭りで、どこでもお茶が出されます。
氷砂糖が入ってたりします。


出店です。
牛のスープかな?
この旅の間、食べ物が美味しくて美味しくて・・・
ちなみに、日本で食べる中華料理とは全然違います。


ラーメンに落花生に向日葵の種(だったかな?)


スイカに夢中の子ども。
手で食べてるのがいいでしょ(笑)


祭りに来てる子どもが可愛いのなんのって!
日本の祭りのように混雑も無く、木陰とかからのんびりと
祭りを眺めています。


かき氷を食べている男の子。


最後に、ワタシも写真を撮ってもらいました。
民族衣装を着させてもらい、現地人化しています(笑)



次回は、写真の出来では一番自信のある『子ども』をテーマに
発表してみたいと思います。


いや、本当にネタ切れ寸前。
旅に出たい願望もどんどん膨らみ爆発寸前。
久々にカメラを手に1ヶ月ほど旅に出たいです。
できれば普通ではなかなか行けないところに行ってみたいですね。

以前、TBS系「ウルルン滞在記」で一般人の旅人募集を
してたことがあるんだけど、ワタシを行かせてくれないかな~(笑)
どんな僻地でも喜んで行きますので、
もしも、もしも・・・スタッフの方で、何かの偶然でも
このブログを読んだ方がいらしたら、どうかよろしくお願いします♪


って、そんなことはあるわけないか~(^_^;



ハードル

2008-07-16 07:35:02 | トラウト(渓流)
中学卒業まで住んでた家は木造。
なんと、五右衛門風呂にぼっとん便所!
最近、マンション生活に飽きてきて、そんな家が懐かしい。
ボロくてもいいから、庭のある家に住みたいおうじろうです。


さて、先日。。。

トラウトハンターSちゃんと会ってると、やっぱり、
話題は「渓流」に。
そこで、勧められたあるポイント。
かなりテクニカルだけれど、キレイな魚が釣れるとのこと♪

「テクニカル」ってとこが気になるんだけど・・・
自分の腕では太刀打ちできないかもしれないけど・・・
一度、話に乗ったからには引くわけにはいかない!


今回のメイン・ルアーはフローティング。


さっそく、谷に下りる。
最初は川幅が狭いだけで、たいして難しくは無い。

が!

ちょっと歩くと・・・

なんじゃ、コレは!!
両岸から水面に被さるブッシュと木の枝。
何重にも張り巡らされた蜘蛛の巣。


想像以上の難度に少し怯む。
うまくサミングできず、ポイントにルアーを落とせない。
ラインを蜘蛛の巣に取られ、ルアーが水面を滑る。
チェイスがあるのは1投目のみ。
それも、完璧にポイントに落とせたときのみ。
そもそも、完璧にポイントにルアーを落とせる確率が非常に低い(>_<)
Sちゃん、これはあまりにもハードル上げすぎでは・・・(笑)




そーっと、そーっと、腰を低くしてポイントに近づき、
シェードの下の反転流にルアーを通し・・・
苦労してゲットした小さなアマゴ♪


小さくてもワタシにとっては価値のある1匹。



蜘蛛の巣がラインに絡みつき、少し歩いてはラインを結び換える。
ルアーを引っ掛けた場合、そーっとラインを切り、ルアーを付け替えて
キャスト、最後に引っ掛けたルアーを取りに行く。
そんな作業が続き、心が折れそうになったワタシを癒してくれた小さな命。


バックハンドとフリッピングの技術のないワタシには
まだまだ攻略困難だが、逆にそれらの技術が身につけば、
これほど面白い釣りもないかもしれない。



大半のポイントをキャストの段階で潰しながらも叩き上がって行くと、
林道に上がりやすい場所に出た。
そこで、キャストの練習をしながら、川を変えるかどうか考える。

すると・・・

バケツをひっくり返したかのような雨が!
あっという間にビショビショ。
見る見るうちに水量が増えていくので、いったん車に避難。

気持ちの良いくらいの降り方。


結局、1時間半以上降り続き、川の水がコーヒー牛乳のように
なっていたので、志半ばでゲームセット。

怖いもの知らずに果敢に挑戦してみたものの、
心が打ちひしがれた釣行になってしまった。
だけれど、いつかは越えなければならないハードル。
まぁ、今回は良い経験をしたということで・・・


あ~、やっぱり、キャスト練習ができるような
庭付きの家に住みたいっ!



Sweet Sound♪

2008-07-12 01:58:38 | ナマズ、コイ
毎日、暑いですが、すでに夏バテしたりしてませんか?
しっかり食べて、スタミナをつけましょう!

スタミナ(精?)がつくといえば、ウナギの蒲焼だけれど、
一度、ナマズの蒲焼を食ってみたい。
数日飼って泥を吐かせてくれる方と、捌いて料理してくれる方
を募集している、おうじろうです。


さてさて。。。

とういうわけで、今回はシンゴとナマズを釣りに。
夏の深夜、夜景を目の前に女の子に甘い言葉を囁くのも良いものだが、
「ポコポコ・・・」と甘いサウンドでナマズに誘いをかけるのも
なかなかオツなものだ(笑)


仕事が終わって、現地に駆けつけてみると、
すでにシンゴは早速1匹ゲット済み。
しかし、状況は良くないらしい。
確かに、ちょこちょこバイトはあるものの、
「ポシュッ!」と小さめのバイトで、しかも、単発。

バホッ!ゴボッ!バフッ!!

と景気良くチェイスしながら連発して欲しいのだが・・・
水量の減少が影響しているのだろうか?


暗がりに脱がれている1足の靴。
そのそばには遺書らしき手紙が・・・!!


んなわけはなく、橋脚の向こう側を叩くために裸足になったシンゴの靴。
この執念。。。若いね~


さらに叩き下り、いつも良い反応のある堰の下。
昨年と感じが変わり、手前に速い流れが・・・
助走をつけて砂州にジャンプ!
しかし、歳を顧みずここまでやったのにノーバイト・・・_/ ̄|○
さぁ、どうやって戻ろう?(笑)

そんなとき、シンゴが3匹目をゲット。
写真を撮ってやるから・・・ということでシンゴを呼びつけるワタシ。
「結構、深いっすよ。」と言いながらも、
素直に裸足になって渡って来るシンゴ。

60cm越えのナイス・サイズ。





んで・・・

お:「岸までおんぶして!」

シ:「え~!マジっすか!?」

思ったより素直におんぶしてくれるシンゴ。

シ:「足痛ぇ~!足痛ぇ~!」

お:「ダイジョーブ、ダイジョーブ♪」

ということで、ワタシは足を濡らさずに岸へと戻れたのだった(笑)
ありがとう!シンゴ!(^0^)/

ところで、シンゴの3匹目・・・ワタシがさっきまでキャスト
してた場所でのゲット(^^;)
なんでも足元でピチャピチャやってたら食ってきたとのこと。
う~ん、「灯台元暗し」ってやつか~


その後、昨年は必ず反応があったポイントを攻めるも
ナマズの反応は全くなし。
もしかして、もしかして、ナマズでホゲ・・・!?
「そんなん絶対いやだ~!」と叫んだところで時間は止まってくれない。
そろそろタイムリミット・・・

最後に、流れ込みの水溜りのようなところを
上からポチャポチャ。

ポチャポチャ・・・


バフォッ!


うわっ!出たっ!!(・・;)))
真下で大暴れするナマズを、ロッドの強度を信じて一気に抜き上げて、
やっと・・・やっと・・・ゲット♪

ぷっくらしたお腹がかわいいんよね~



ツルツルの扁平頭もキュート。
なでなでしたくなるでしょ?


かなり渋い状況だったけれども、なんとかかんとか
1匹ゲットしたところで、心が落ち着いたので納竿に。


シンゴ君、お疲れ様!
なんか、もうナマズは満足したみたいだけど、そんなの関係なく、
また、呼び出すからね♪



河口の中心で哀を叫ぶ

2008-07-10 00:28:45 | シーバス
目の前に崩れそうな石橋がある。
どうしても渡りたい。
みなさん、どうしますか?
『石橋が崩れる前に走って渡る』おうじろうです。

こういう性格がゆえに落ちて痛い目に遭うことも
しばしばなんだけど(謎爆)


さてさて、前回の続き。
河口でのデイ・シーバス。

真夏の太陽が容赦なく照りつける中、ウェーダーに
着替え、川岸を歩く。
すでに暑さで参っているボウズマンさん。
気合バリバリのワタシ。

入水可能なタイミングを待って、いざGO!
『石橋を叩いても渡らない』タイプのボウズマンさんは、
もっと潮位が下がるまで待つとのことなので、
ワタシ一人、胸まで水に浸かりながら浅瀬へ渡る。

前日に雨が降ったのだが、濁りはあまり出ていない。
ちょっと不安だったが、キャスト開始後すぐに流れが速くなり、
目の前においしそうな潮目が出てきた。
これは出るんじゃないの?
このチャンスを逃すものか!
ボウズマンさんが渡ってくる前に1匹釣ってやろうと力が入る。

そして、ローリングベイトの速巻きにドンッ!
チェイスして来てたのか、わりと手前でのヒット。

やったやった♪♪♪
エラ洗いをかわし、さぁフィニッシュ!
というところで、ラインはテンションを失う。
川のど真ん中で天を仰ぎ、思わず「クソーッ!」と叫んだ。


気を取り直して、立ち位置やトレースラインを変えながら、
キャストを繰り返す。
いいかげん振り疲れた頃に振り返ると、干上がった川を歩いて
来るボウズマンさんの姿が・・・
釣りに没頭してて、彼のこと忘れてた(笑)


ルアーを頻繁にローテしていき、再びローリングベイトに。
カラーは先ほどはナチュラル系、今度はパール・チャート(?)

すると、またまたドンッ!
さっきより型は小さそうだけど、やっぱり嬉しい♪
慎重にやり取りし、干潟にズリ上げる。
テールフック1本しか掛かっていなかった(^_^;)

50cmちょいのタイリクスズキ(セイゴだけど)
ヒット・ルアーのローリングベイトとともに。


ちょっと作品的な1枚。



この調子でもう1匹、もっとデカイヤツを!
もうじりじりと照りつける太陽も気にならない。
釣りたい一心でルアーローテ。
そして、再び、ローリングベイト(ナチュラルカラー)に戻す。
速巻き、速巻き♪

そして、今度はキャスト後のフォールでゴツッ!
エラ洗いさせないようにロッドを低く構え、慎重に寄せてくる。
でも、なんだかファイトの様子が変・・・
結構力強いし外道の定番のダツではない・・・
もしかして・・・ちょっとワクワク♪

キターーーーーーッ!
おいしいお魚、マゴチちゃん♪♪♪
もう、ワタシの脳内は刺身とビールがぐるぐる(笑)

干潟にズリ上げ、フィニーーーッ・・・シュ?
波打ち際で頭を半分水から出した状態のマゴチ。

????

ルアーとマゴチの微妙な距離・・・

マゴチ「ん!?」

ワタシ「ん!?」

一瞬、間が空き・・・我に返るマゴチとワタシ。

咄嗟に身を翻し、流れに戻ろうとするマゴチ。

中村俊輔のフリーキックばりに左足を蹴り上げるワタシ。

・・・・・・

・・・・・・

一歩遅かった・・・

「ああああ!」と力なく叫び、
マゴチが悠々と流れに戻っていく姿を呆然と眺めるしかなかった。
なんて詰めが甘いんだろう(;_;)


かくして、刺身でビールは幻と消えてしまったという、ちょっと
切なく哀しい釣行でした(笑)

ボウズマンさん、お疲れ様でした。
暑さに負けないようにね!


~・~・~・~・~・~ おまけ ~・~・~・~・~・~・~・~・~


暑いけど、デイ・ゲームは健康的で楽しい。
今からイワシ付きシーバス・ゲームが楽しみで楽しみで♪

それで・・・

マングローブ・スタジオから新発売の「マヒペン」を
買ったので、瀬戸内デイ・ゲーム最強ウェポンとして知られる
TIFAの「チャムペン」と比較してみた。

長さはマヒペン(上)が107mm、チャムペン(下)が105mmと
なっているが、本体の長さは同じ。
フロントアイが前に出ている分だけの違いのようだ。


フロント下部のカップはマヒペンの方が多少大きい。
(写真ではそう見えないが。笑)


それにしても、良く似ている二つ。
このルアーたちにランカーシーバスが下から襲い掛かる姿を
夢見て海に通うことになるのだろう。


なんか、全く参考にならない中途半端な比較で申し訳ないですm(__)m
せっかく写真に撮ってみたから、ちょっと載せたく
なったもので・・・(笑)




夜明け前に。

2008-07-08 05:21:49 | ライトゲーム(メバル・アジなど)
暑いですね~
梅雨は明けたのかな?

暑くても食欲バリバリ。
ちっちゃい頃から魚が大好きで大好きで、
イリコやメザシもがしがし食べてたせいか、
今まで骨折知らず、異常に骨が頑丈なおうじろうです。


さて、最近、みなさんのブログを拝見していると、
アジのネタが多く、唾が出てきて止まらないので、
ワタシも西のお気に入りの島へひとっとび♪

今回の同行者は久々登場のボウズマンさん。
本来はデイ・シーバスだけの予定だったんだけど、
その夜明け前にアジも釣ってしまおうという欲張りな作戦。

仕事を終え、晩御飯、支度・・・
予定ポイントに着いた時間が遅く、夜明けまで1時間半しかない(^^;)
しかも、メインの波止の常夜灯下には全て釣り人の姿が・・・

仕方が無いので港内の短い波止へ。
今度は潮位が低すぎて足元はボトムが見えるし、
手前数メートルに藻の森が・・・
ポイント変えるか・・・とも思ったが、タイムリミットが近いし、
とりあえずはキャストしてみる。
0.5号のピノキャロをセットしていたのだが、手前の藻に掛かって
釣りにならないので、ジグヘッド単体で勝負に出る。


最初のゲットは小さなメバル。
でも、メバルの顔を見るのは久しぶりで嬉しかったり♪


この後、メバル、メバル、メバル・・・

アジは・・・?
と不安になりかけた頃にやっと一匹♪
アジが食ってくるラインとレンジをつかんでからは連発!
足元の藻にラインを取られてバラシたりしながらも、
青物特有のファイトを楽しむ。

4匹釣ったところで、とりあえず写真を1枚。


えっ?
これじゃ、アジの大きさが分からないって!?

小さいから教えたくなかったのに・・・
しょーがないなー


↑↑リールと一緒に並べて写真撮ろうとしたら、
暴れて暴れて・・・だから、〆てからのショットに(笑)


潮位がもっと低くなるとアタリが遠のき、
夜が明けるまでに、ワタシの釣果はアジ7匹、メバル6匹。
(メバルは全てリリース)
・・・・・
というサビシイ結果になってしまったが、ボウズマンさん家族の
夕食分は確保できたので、まぁいいか♪
今度はもっと時間的に余裕を持って釣りに来ようと
固く心に誓ったワタシであった・・・


これだけで、島を離れるのはもったいないので、
潮通しが良く水深のある岩場でデイ・メバ・ゲームへ移行。
もしものことも考慮に入れてショアジギの準備も抜かりは無い。

まずは、デイのおなじみ、アイスジグで・・・
足元から引っこ抜かれたのはアナハゼ君。


キレイな体色の金メバルも釣れたのだけど、
写真を撮る前にピョンピョン跳ねて脱走されてしまったf(^^;

そして、今度はメタルジグ。
藻に突っ込むナイス・ファイトを見せてくれたのは・・・
ササノハベラ(♀)


すごい出っ歯のササノハベラ(♂)


最近、ベラ類でも、キュウセンが減って、ササノハベラが増えて
きてることを実感する。
(特に大島、上関あたり・・・)
明らかに海水の温度上昇の影響だろう。

一生懸命ショアジギに取り組んでたボウズマンさん、
ロッドが大きく弧を描いてるので注目していると・・・
藻の塊の中に頭にフックが刺さったアジが!!
しかも2連チャンで(笑)
すっごい微妙な笑顔のボウズマンさん(謎爆)



岩の間にはビッシリとカメノテが!
潮通しの良い証拠。
ちなみに、塩茹でにすると、ビールのつまみに最高♪



なんだかんだと楽しんで眠くなったので、
あんまり涼しくない木陰で仮眠をとり、
この日のメイン、デイ・シーバスを敢行すべくある河川の
河口へ移動。

さぁ、この後に、どんなドラマがあったのか?
あるいは、ドラマなんか無かったのか?


続きは、また明日。
か、あさってに(笑)



その後・・・

2008-07-04 03:08:13 | その他雑記
みなさん、「その後・・・」が気になってしょうがない
ことってありますか?
「その後・・・」が気になり、マンガは第1巻から最終巻
まで一気に読まないと気がすまないおうじろうです。


ところで、前回の記事で書いた水没させてしまった
デジカメの「その後・・・」なのだけれど・・・

乾燥剤3つと一緒にデジカメをナイロン袋に入れて
半日、密封しておいたら、完璧に復活したぞーっ♪
良かったぁ~(^▽^)/
また金が飛んで行くかと思った~


ちなみに、負傷した左足脛も順調に回復。
もう、走れるし♪

でも、渓流を本格的にやるなら、やっぱり、
ストッキングタイプのウェーダーが機能面と安全面で
必要だと実感。
う~ん・・・この前、ブーツ一体型(?)のウェーダーを
新調したばっかりなのに・・・


ワタシの財布の「その後・・・」がかなり心配だ(笑)



天国と地獄

2008-07-02 02:42:01 | トラウト(渓流)
みなさん、ドラマ「ラストフレンズ」見てましたか?
長澤まさみ演じる美知留、健気で良かったですね~(#^^#)
でも、最近、「花より男子」の井上真央が大好きなおうじろうです。


そして、今日(もう昨日だけど)、ワタシにもささやかな
ドラマが起こることを期待して渓流に行ってきた。
そう、井上真央チャンにも負けずに(?)可憐なアマゴたちに会いに♪

出発はのんびりと明るくなってから。
それでも、目的のポイントには先行者が入っておらず、ひと安心。
車を止めるスペースは今回叩き上がるコースの中間地点。
なので、ひとまず沢伝いに下流に歩いて下って行く。
なるべくポイントを荒らさないように・・・

遡行開始地点が近づいて、気持ちが逸ってきた頃、
一つ目の悲劇がワタシを襲う。
ゴツゴツした岩に足を掛けて登った瞬間、足を滑らし、
左足の脛を強打!
大自然に囲まれ、爽やかな瀬音の中、一人寂しくのた打ち回る(T0T)
歩くごとに痛いし、水圧でも痛みを感じる。

足を引きずりながらキャスト開始。
30mほど遡行した頃から、アマゴのチェイスが見られるようになった。
そうなると、脛の痛みなんかどこへやら。

人工的な音の一切無い森の中で、ルアーを通すコース
を静かに思い描く。
ルアーを咥え、ギラッと反転する華麗な姿に心奪われる。
やっぱり、渓流は最高!!


型は大きくないけれども、ポツポツと調子良くアマゴをゲット♪


上と同じ魚をアップで。
ヒット・ルアーは「ITO CRAFT 蝦夷50S」。









もう気分最高♪
この調子じゃ、軽く20匹以上釣れちゃうんじゃね?
ウキウキ気分で徒渉してたまさにそのとき!!

左足を前に出した瞬間・・・

・・・・・・・

「冷てぇ!」

足に力が入らず、崩れ落ちるように前のめりに
首までザブン!!

「しまった!デジカメ・・・」

普段は流れの速い場所を徒渉する際には、
こけたりしても水没させないように、首に掛けたデジカメを
口に咥えてるのだが、今回はこれといって何の変哲もない場所
だっただけに気を抜いていたのだ。


デジカメは案の定、ほとんど動かない。
とりあえず、河原に腰掛け、乾燥させてみる。
すると、ひとつひとつ機能が回復していくではないか!
全く見えなかった液晶もうっすらと見えるようになってきた。
もう、気分は釣りどころではないので、2時間半ほど
座り込んで時間を空けてはデジカメを触るの繰り返し。

↓少しぼやけてるけど回復してきた!


だが、そうしているうちに電池切れ(>_<)
もう気分は凹んで帰るモードなのだけど、車に戻るにはどっちみち
沢を登らなければならないので、キャストしながら歩く。

相変わらず、チェイスはあるものの、追いが鈍くなってるような・・・
ワタシの集中力が切れてしまってるのもあるかもしれないが。
何度かバラシただけで追加できないまま、車を置いてある中間地点
に到着。

ちょっと迷ったあげく、せっかくなのだから、上流側も叩いてみる
ことにしたのだが、アマゴの反応が全く無くなる。
釣れるのもチェイスもカワムツばかり。
太陽が真上から照り付けてるため、アマゴはシェードに身を
潜めてるに違いないのだが、いかんせんキャストコントロール
が未熟なため、なかなかカバーの中にルアーを入れ込むこと
ができない・・・
カバーの手前に落ちたり、カバーの草木に引っ掛けたり・・・
んで、途中でギブ・アップ!


ところで、デジカメ・・・
ほとんど回復してきたのだが、帰ってから家であれこれ写真を
撮ってみると、まだ若干ぼやけてる。
接写モードに切り替わらなくなったし(;_;)
明日、乾燥剤と一緒にナイロン袋に閉じ込めておく予定。
直ってくれたらいいな~(^人^)


天国気分はほんの少しだけだったけど、
やっぱり、渓流は最高♪(さっきも同じこと書いたね)

この季節は芸北とか六日市に移り住んでもいいかも♪
そして、隣に井上真央チャンのようなカワイイ女性が住んでたら
もう完璧なんだけど♪(笑)