Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

青い眼

2014-12-14 19:14:23 | シーバス
プロレス界のレジェンド、
テリー・ファンクとミル・マスカラスが、
このたび、日本でタッグを組んで戦ったそうです。

72歳と70歳、合わせて142歳!
すごいですねぇ。
フライングクロスチョップを打てるまでとはいかなくとも、
せめて、渓流を歩けるジジイになりたいおうじろうです。





さてさて。。。




12月のある日。



車を降りては橋の下の人の影を探すワタシ。
そう、終盤戦に入った市内河川シーバスゲーム。



いつもなら、ひとつ、ふたつと、
人の影を見つけては、スルーを繰り返すのだが、
この日は、人気エリアがガランガランで入り放題。


まぁ、恐らくは、水温が一気に下がって、
コノシロも下流へと下ってしまったのだろう。

ベイトが下れば、当然、シーバスも下り、
これまた当然、アングラーも下る。




魚も少ないが、アングラーもおらず、のんびり。
魚も多いが、アングラーも多く、気を遣う。


どちらを選ぶか…


ワタシは、前者。



今日は別に釣れなくてもいい。
ラインが弧を描いて流れていくのを眺めてるだけで楽しい。
時折、歌いながら自転車で橋を渡っていく人がいたりして。
そういうのもまた楽しい。




果たして、予想通り、
ノーフィッシュ。

しかも、ノーバイト。






こんなことを3回ほど繰り返してると、
さすがに、きちんとシーバスの顔を拝みたくなるわけで。


ワタシも、下ってみた。




すでに潮位が100を切ろうかというタイミング。
少しの時間だけ楽しめればいいのだけど。

しかし、どこの橋の下も、
やはり先行者の姿。



ということで、橋脚狙いは諦めて、
瀬になっているオープンエリアに入る。
広い干潟で、一人満月に照らされて、竿を振る。




短い時間だけど、
いつもと違う雰囲気の中で十分楽しめた。



さて、帰るか。


窪みに足を取られつつ、えっちらおっちら、
岸に向かう途中で、ふと橋の上流が気になった。

そのまま、橋を潜ってみると、川の中に人の気配はない。
反対岸に入っていたアングラーもいなくなっている。
もうちょっとやってみようかな。



両岸から散々ルアーを見せられ、
プレッシャーはかなり掛かってしまってるだろう。
もうすぐ潮止まりで、
残されたチャンスもわずか。


ならば、ワタシの中で投げるルアーは決まっている。





ルアーの軌道を変えながら、
ロッドの角度を変えながら、
徐々にシーバスとの距離を詰めていく。


コツンとショートバイト。


魚はいる。



あとは、時間との勝負。





最後の接近戦。
ダウンキャストで、ルアーを橋脚の奥へ。
引っ掛かる手前でフル回転で回収。





そして、最後の最後で!



この青い眼が見たかったんだ♪


このでかい口も魅力的。





気温2度。


リリースの前に、身体の泥を落としてやると、
手袋ごと手はずぶ濡れ。
でも、その冷たさが気持ちいい。





投げ続けたルアーはこれ!
Molix Brigante160








以前に比べて、シーバス釣行の数は減ったし、
その分、結果も出なくなっているけど、
11月の終わりになると、どうしても逢いたくなる魚。
12月になると焦る(笑)



これで、安心して年を越せる。。。






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放浪の果てに

2014-12-02 01:57:36 | ライトゲーム(メバル・アジなど)
小学生6年頃から中学卒業くらいまで、
月に数回、釣りに連れて行ってくれるオジサンがいました。

数年前に、亡くなられたようで、
とうとう恩返し釣行ができませんでした。

入院中に、十数年ぶりくらいに電話でお話したとき、
「何を釣りに行きたい?」と聞くと、「メバル!」と。
どの魚よりも、メバルが好きなオジサンでした。


ある島に、そのオジサンが好きだった波止があります。
シモリの位置を教えてもらい、
胴付きでメバルを狙いました。
いろいろと思い出深い場所です。


今年、久しぶりにその波止の前を通りました。
オジサンのことを想い出しながら。


しかし、ワタシが見たのは馴染みのある
以前の風景ではありませんでした。


目の前に、軍事基地を連想させるような
物々しいフェンスが立ち塞がっていました。






さてさて。。。






冒頭の場面がフラッシュバックした
一撃から今回の釣りは始まった。




複雑な潮目が現れては消える魅力的な海に面しており、
以前から、気になっていた波止。

今までは、ショアジギに来たり、
アコウがいるんじゃないかと調査してみたり。
今度は、アジやメバルはどうなのかと思ってやって来たのだ。



ところが、意気込んで釣り場に向かってた
いとーちゃんとワタシ、
フェンスを前に呆然と立ち尽くすということに。







気を取り直して、大移動。



先行者ありで引き返す。



過去の釣行で何度か良い思いをした小さな波止へ。



なんと、灯りが消えてる(消されてる?)。



次の実績場へ。



また灯りが消えてる(消されてる?)。





どんどん時間だけ過ぎていき、
このままではドライブで終わってしまうという危機感に
押し潰されるように、道路脇の灯りが漏れるシャローで竿を振った。



今シーズン、初メバル。
小さくても嬉しい♪





いとーちゃんはまずまずのアジをぶら下げて帰って来た。












その後も、移動を繰り返し、
そのうちに、どんどん潮止まりが近づいて来る。
ただ、救いなのは長潮だけに、潮位の下げ幅が小さいということ。



わずかなチャンスをモノにして、いとーちゃんはアジを追加。
一方、貴重なチャンスを逃すワタシ。




最後は、地磯で朝マヅメ勝負。






表層で、アジを連発するいとーちゃん。
一方、全くアタリのないワタシ。


違いと言えば、
いとーちゃんはPEラインで、ワタシはフロロ。
いとーちゃんはジグヘッド1gほどで、ワタシは3g。


というか、小さなバッグへ適当に詰め込んだボックスに、
3gしか入ってなかったのだ。
いや、3gと、あとは0.2~0.4g(笑)



入れ食いのいとーちゃんを横目に、
軽量スプリットに変更…


しているうちに、時合は終了(笑)







いとーちゃんを撮影して遊ぶ♪















釣れなくとも釣りは楽しいねぇ。





いや、強がりじゃないよ(笑)






ただ、楽しむ場所がこれ以上、減らないようにしなければ。。。












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