Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

再び、秘境へ

2014-06-27 01:21:16 | トラウト(渓流)
「オイルを抜いた後に洗浄ができますが?」と、
某カーショップ受付のショートカットの可愛い女性。
「高いよー」などと答えつつ、ひとときの会話を楽しむ♪

さて、作業も終わり、車に向かっていると、
こちらに笑顔で走ってくる先ほどの女性店員。


「カギ渡すの忘れてましたー♪」

勘違いして抱き締めなくて良かったと(笑)、
溜息をひとつついたおうじろうです。






さてさて。。。





まとまった雨の降った後の某日、
その絶好のチャンスにサツキマスポイントを通り過ぎ、
遥か県北の山間部へ車を走らせる。



到着したのは、4月に入渓し、
カメラを水没させて壊してしまい、
画像のデータもすべて失ったあの秘境の地。





ただし、秘境の地と言ってはいるが、、
足を踏み入れるアングラーがいない訳はなく、
しっかりと新しい足跡が…

それでも、雨の効果とこの僻地さ故に、
なんとかなるのではないか。


と、思ったのが甘かった。



ファーストフィッシュまでが実に長かった(^^;




ロケーションは文句の付けどころがない。
畏怖の念を抱かずにはいられない深い自然。
みっちッチさんに、この雰囲気を味わって欲しかったのだ。





あまりの反応の薄さに、
一度、林道に上がる。


ただし、林道は遥か上で、
垂直に近い急角度を登らないといけない。


ロッドを折ることのないよう、畳んでロッドケースに一度仕舞う。
ワタシはケースを持っていないので、
安いロッドを買った時のプラスティックケースを加工したもので代用したw
来シーズンは3ピースか4ピースのロッドを買わなきゃ…



さて、息を切らし、大粒の汗を噴き出しながら、
林道へと這い上がり、さらに上流へ。




今度は全く川が見えない場所から急斜面を下る。
この写真は川を目前にして最後のルートを探しているところ。



カットした流域は大きなゴルジュが続き、
泳ぎでなければ突破困難な場所が数か所。
気にはなるけど、またいつか…




水量が多く、一歩一歩がしんどいし、気を遣う。






深いV字谷にも陽が差し込みだすと、
反応は若干上向きになってきたような。






たまにではあるが、複数の魚が何度も追ってくる場所がある。
しかし、ここぞという好ポイントで反応無しが続いたり。
オール・オア・ナッシングの状況…(^^;



















このゴルジュが今回の釣行の最終地点。



左岸を高巻いて行けることは行けるのだが、
川通しに帰るとなれば、下りにはかなり注意が必要な場所。
ここから先も来シーズンへの宿題かな♪






帰り途中に、滝に打たれて、汚れきった心を洗う(笑)











最後に、みっちッチさんから送っていただいたワタシの写真を。
この写真は素晴らしい!
まさに撮って欲しかった写真。



みっちッチさん、ありがとうごいざますm(_ _)m
また、探検の続きしましょうね♪






今回は、渓流釣行では当分なかったほどのひどい釣果。
苦労は必ずしも報われるとは限らないことを再認識した。
それでも、苦労したからこそ得られるものがあるというのは事実。
装備をまた整えて、次なる場所へ…





この日は、もうカメラを壊してはいけないと、
ちゃんと防水袋を持って行ったのだけれど、
すでに十数年使ってるもので、小さな穴を発見…
もう準備段階でダメダメだった(笑)







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何でも釣っちゃえ

2014-06-21 02:10:55 | ライトゲーム(メバル・アジなど)
雨のチャンスと時間が空くタイミングが合いません。
雨に仕事、この2つだけでもなかなか合わないのに、
今の時期は、ワールドカップの組み合わせという要素が加わって…w

サツキマスがどんどん遠ざかっていくこの頃(^^;


分身の術を教えて欲しいおうじろうです。





さてさて。。。





比較的近場で、ベイト付きのアジが釣れてるとか!



で、いとーちゃんを巻き添えに♪



まだ西陽が強く照り付ける時間帯に到着。
そこには先乗りしていたゆーすけファミリーの姿。


しばらく、ゆーすけ君の釣りを観察。
と言うか、あーだこーだと外野から野次ったりしつつ、高みの見物(笑)
時折、シーバスらしき魚が反転し、キラッと光る。
2lbラインでシーバスを避けながら、なんとかアジを数匹キャッチしたらしい。

そこはサスガ!



陽が遠くの島の向こうに沈み、
夜の帳が下りる頃、ゆーすけ君と入れ替わりにポイントに入る。



ワタシにはいきなり、コイツがご挨拶。
胸鰭をパタパタと結構可愛い。



いとーちゃんにはメバル。


そして、チヌ。



ワタシにはシマイサキ。


初めて釣ったので、ちょっと感激♪





潮が高くなって、アジが入ってくると思いきや、
どうも夕マヅメ限定らしく、アジの“ア”の字もない。

実は、ワタシは早々と諦めて、
重めのジグヘッドでシーバスやチヌ狙い。


魚の数だけは多く、
ジグヘッドを速巻きすると、
ゴツ!
ゴゴ!
魚(シーバスやチヌ、ボラ?)の身体に当たりまくる(^^;





その後、場所を転々とし…



シャローのアジポイントで、ショウサイフグ。



マゴチ狙いのいとーちゃんを一瞬喜ばせた罪深きカサゴ。





こうなったら、釣れれば何でも良い…w










コイツで始まって、コイツで終わる(笑)







セイゴも含めると、全部で7種類の魚たちに出逢え、
それなりに楽しい時間を過ごせたので、まぁ、良かったかなと。
ゆーすけ君、いとーちゃん、お疲れ様(^-~)/




そう言えば、ある小河川の河口にある港の灯りの下で、
長いナニモノカがベイトを追いかけていたのだけど、
姿形と色から、たぶんウナギ!


できれば、あれを釣りたかったんだけどな…






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恥ずかしいから見ないで!

2014-06-10 03:34:30 | トラウト(本流)
小さい頃から忘れ物が多い。
通信簿にもいつも書かれていた。

社会人になり、そんな自分を自覚しているだけに、
仕事ではメモを必ず取り、リストを慎重に確認し、
ミスのないよう努めてきた。
まぁ、当たり前のことなんだけど。

ただ、遊びとなると、気持ちふわふわ、行動どたばた。
なんかあってもなんとかなるさ。
怖かった小2の担任、H先生(女性)に今だに怒られそうなおうじろうです。






さてさて。。。





前回の記事でのもやもやを晴らしたい。
なるべく早いに越したことはない。



ということで、次の日。
AM3時、ジーパンのポケットでのスマホの振動で目が覚める。
パソコンと格闘中に眠ってしまったらしい。
眠気眼のまま蒼海さんの車に乗り込み、川岸を上っていく。


今日は、中流域に遡上したサツキマスを追いつつ、
本流アマゴも狙ってしまおうというプラン。




徐々に明るくなりゆく空の下、
河原に下りる。

対岸ぎりぎりまでルアーを届かすために、
そっと水の中に歩を進める。
いつもの所作なのだけど、今日は気が進まない。



静かな梅雨の河原に
甲高いリールの喚き声。



そして、姿を現したのは…






梅雨が明けたら、逢いに行こうと思ってたのに。
ここで逢うとはね。



なんだか、足元を見て笑ってるように見えるのは気のせいか?






川の中は苔がしっかり付着しており、
滑って仕方がない。
なるべく水の中に入らないようにするが、
場所によってはなるべく深く水の中に入っていたいのよ…今日は。




昼前まで、川を行ったり来たり。
周りは新緑から深緑へと変わっていきつつある。











お!

蒼海さんのロッド、すごい曲がり方じゃない?



さっそく、カメラを手に駆けつける。


おお、楽しそう♪



ようやく腹を見せて近寄ってきた魚は…




お約束のコイツ。


個人的には、釣って遊ぶには楽しい魚だと思う♪





さて、肝心のサツキマスは姿を見せず、
アマゴと言えば…

本流にもかかわらず、こんなサイズ(^^;






思い切って一気に下ってみる。
蒼海さんが「ここが俺を呼んでる!」とハンドルを右に切る。
その心強い言葉になんだか勇気づけられ、釣れる気がしてきた。




蒼海さんは下流側へ、
ワタシは上流側へとポイントを分ける。



かつて、サツキマスを釣ったことのある淵が気になるが、
逸る心を抑えて、その手前の浅い瀬にそっと近づく。
水中の岩を意識して、ひとつひとつ丁寧にチェックしていく。


ひらひらと流れを横切るミノーに
黒い影が近づいたと思いきや、手元に重みが伝わってきた。




本流アマゴ28cm。



尺には届いていないが、
前日の33cmより、何倍も嬉しい1匹♪


微妙に金色掛かったボディが眩しい。







蒼海さんも本流アマゴをキャッチしたらしく、
何とか恰好がついた形に二人して安堵する。




実は、このアマゴが最後でなくて、
こんな魚も釣ったりして。



このとき、道路が近いポイントで、
色の付いたきれいな鯉がルアーを咥えて暴れてるのを
ひどいことをしているような目で見られそうで…

頼むから、こっちを見ないで!!






まだね、通りがかりの地元の人とかならいいけど、
他のアングラーには絶対に見られたくないのよ。



実は、本当の問題は鯉ではなくて…




これ。





わかんない?




これ(笑)





買ったばかりのエアマックスでウェーディングしてたの(^^;

最悪でしょ?(´Δ`;





でもね。
たぶん、同じような人、きっと他にもいると思うんだ。


「エアマックス ウェーディング」で検索したら、
きっと、あと2~3人はいると思う。
うん、きっとね(笑)






さ。
もう、このことには触れないで、
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複雑

2014-06-08 01:13:46 | トラウト(本流)
2試合続けて、ホークスにグーの音も出ないほどに
打ちのめされた我が広島カープ。

長いシーズン、こんな時期もある。
心配なのは、結果が出なくなると監督がブレること。
打ち勝とうと、攻撃重視のオーダーを組んだりするでしょ。

交流戦前まで調子良かったのは、守り勝つ野球ができてたから。
そこは絶対に変えてはならない。
今までやってきたことは間違っていないから。
自信を持ってどっしりとしていて欲しい。

と言いながら、自分が監督だったら、
あまりの歯痒さにベンチを蹴り飛ばしていると思うおうじろうです。





さてさて。。。




サツキマスのシーズンも1カ月以上経った。
メインの5月に川に立った回数…1回。



昨年は、全部で2回。


かつては睡眠を削って、
毎朝通ってたこの釣りもすっかりと腰が重くなってしまった。




6月に入り、「梅雨入り」というフレーズを耳にする中、
久し振りに出撃してみた。



盛期に比べ、閑散とした一級ポイント。
雨上がりの湿気の多い風を頬に感じながら、
ロッドを振るのも悪くない。



今日も来てるだろう…と想像していた通り、
朝イチから頑張っていたシンゴ君が竿を曲げている。


おお!

とうとうやったか!?



少し離れた場所から見守っていたが、
なんだか様子がおかしい。



駆けつけると、やっぱり…













その後、ポイントを交換し、
小さな瀬を打っていく。



少しずつコースをずらしながら、
何度も何度も投げては巻くの繰り返し。
ルアーは操り人形のようにただただロッドの動きに素直に応じ、
何事もなく手元へと戻ってくる。



そこに、パラパラと小雨が降り、
雲の薄くなった個所から薄日が差してきた。



展開が変わるとしたら、今か?


攻め方も変えてみる。
レンジを今までより深く取るために、
ロッドを下に向け、トゥイッチの数も減らす。




ルアーが手前のブレイクに差し掛かったところで、
何モノかが襲いかかった。



ほんの数秒であっけない決着。




ネットに収まった魚…


なんか小さいんだけど。








全長33cm。



これは、サツキマス?
今の時期にしては小さすぎる。

サボリ(海に下る途中で、川の下流に定着したアマゴ)?
アマゴとしては立派なサイズ。
だけれども、複雑な気分。



まぁ、どちらにしても、
もやもやが残る。



このチャンスを逃すまいと、さっさとリリースして、
キャストを再開。



そして、再び、ドン!!




今度は、もっと重い手応えだったのだけど、
数秒後には、ドラグ音の余韻を残し、
ミノーの首を振る動きが空しく伝わってくるだけだった。






下流域のサツキマス、雨後にもう一度、狙いに行くか。
それとも、中流域へと遡上した群れを追うべきか。


今頃になって、獲れてないことが
悔しくなってきた(^^;






3シーズン振りのサツキマス、出逢えるのかどうか?




その前に、この悔しさがどこまで続くかが問題だ(笑)







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癒し沢

2014-06-04 00:45:39 | トラウト(渓流)
前回の記事で書いたお買い物で、
The North Face のハットに目が留まりました。

キャップは昔から好きで、よく被っているのですが、
ハットは…幼稚園の頃以来被ったことがないw

手に取って触りまくり、
被った姿を頑張って想像してみたものの、
どうしても自信が持てず。
結局、鏡に映してみることもなく、
元に戻して立ち去ったおうじろうです。






さてさて。。。





入渓地点まで林道を行く足取りが軽い。
ふわふわして浮きそうだ(笑)

もうすぐにでも川に下りたいのを我慢して、
ただひたすら歩く。


一方で、これだけ歩いて釣れなかったらどうしよう…
という一抹の不安を抱えて。





逸る気持ちを落ち着かせつつノットを組んで、
いざ、スタートフィッシング。


そして、ファーストキャッチはいとも簡単に!
あっさり入渓ポイントにて。



みっちッチさんも、間を置かずゴギをキャッチ。
不安はきれいさっぱり霧散し、期待で胸が膨らむ。




水温は予想以上に低く、8度。
そのせいか、ヒットするのはゴギばかり。






だが、時間が経つにつれ、徐々に水温も上がってきたのか、
アマゴも姿を見せ始めた。



こんな支流の小さなポケットにも魚の影。






ここからは、しばらく、
写真のみで。


















魚のサイズは最大でゴギの26cmほどだが、
アベレージ24cmほどと型は揃っている。
アマゴは20cmまでとちょっと不満…





実は途中で、チェイスはあるものの、
二人してキャッチが途絶えた時間帯があった。

林道が沢に並走する場所に入り、
入渓し易いだけにプレッシャーが残っているのか?



沢を歩いていて気付いた。
自分よりかなり前で、魚が走る姿に。


あまりにも反応が良すぎて、
釣りが(アプローチが)雑になっていたことに気付いたのだ。
元々が雑なのだから、より一層雑さが増したと言うべきか(^^;



それは、恐らく正解で、
魚との距離を大きく取ることで、
再び、キャッチが続くようになった。



魚以外の生き物との出逢いもまた楽しい♪


最初はアオダイショウかと思ったけれど、
この怒り方と気性の荒さはシマヘビ?
この後、飛び掛かるフェイントにびっくりして、
情けない声を発しながら、後ろにひっくり返ってしまった(笑)


たぶん、モリアオガエル。






そして、一緒に沢を歩いてくれたみっちッチさん。










いったいどれだけ歩いて、どれだけの数の魚を釣っただろうか?
この充実感はなんにも置き換えるものがない。
こんなに心地のいい疲労感はほかにはない。






魚が元気に泳いでいる。
ヘビもカエルも逞しく生きている。
逢わなかったけど、この森のどこかには
ツキノワグマも生きている。

そして、ワタシも、“今を生きている”実感がある。
これが渓流が好きな理由であるのだろうな。



最後に。
みっちッチさんから送っていただいたワタシの釣り姿。




みっちッチさん、お疲れ様でした。
ご一緒していただき、ありがとうございます。
今度は、どこを探検しますかね?






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