Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

盛夏の渓

2010-08-05 02:04:25 | トラウト(渓流)
ワタシが夏を感じる瞬間のひとつに
トンボ(特にヤンマの仲間)の飛ぶ風景があります。


小学生のころは田んぼのあぜ道でギンヤンマを
捕まえることに情熱を注いでいました。
今はすっかり姿を見なくなってしまいましたが。

渓流に行くと、オニヤンマが縄張りを行ったり来たり、
パトロールに勤しんでいます。
ぶら下げたルアーに飛びついて来ることも。


右手にロッド、左手に虫取り網で
渓流に入ろうかと真剣に考えている、おうじろうです。




さて、まずは前の前の日曜日の話。。。


梅雨が明け、盛夏になる頃には、
渓流では魚の多くが抜かれてしまい、
また、暑い晴天続きからのハイプレッシャーで
どうも釣れる気がしない・・・

それでも、好きだから、
行ってしまうのだwww


釣り始めは元気いっぱいなので
水の中を歩くだけでも楽しくてしかたがない♪



しかし・・・
予想はしてたものの、渋い渋い・・・

いかにも魚の付いてそうな落ち込みなんかでは
全くと言っていいほど反応が無い。
石の裏とか小場所を丹念に探っていくと、
10cmほどのアマゴがたまに出てくるくらい。

唯一、写真に撮ったのはキレイだけど、
痩せて右の胸鰭のない個体。



途中からは、集中力も途切れがちで、
仕事のことが頭にちらつくわ、
ルアーはロストしまくるわ・・・

今にもにわか雨が来そうな空を見上げ、
ずぶ濡れになったらイヤだなぁ~なんて考えながら、
渡渉していると、足を滑らせ、首まで沈(笑)


ロケーションは完璧なのになぁ~(;つд`)




この後、沢を変え、雨が上がるのを待って、
ゴギ狙い。

そこで、フロントフックにがぶりと食いついてきた、
この日、一番の大物は・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・・

(笑)



ぶらさげたまま、どうしたものか
困惑するワタシ・・・




貧果だったものの、数匹のアマゴにゴギの顔を
拝むことができただけ、まだ良かったかも・・・




さて、次の日曜日。。。

前回の結果が納得できずに、同じ沢に入る。



が・・・・



前にも増して反応が無い(;つд`)

早めに見切っても良かったのだが、
林道が川から離れているために、
来た道を(沢を)引き返さなければならず・・・

なんだかんだと、退渓地点近くまでずるずると
遡行してしまい、上がれそうな場所を見つけて、
木の根っこを掴みながら強引に林道へ。


結局、ノーキャッチ・・・


足取りが重い帰り道、
カラスアゲハの華麗さに慰められる。




心地よい風が吹いていたので、
車のドアを開けて、しばしお昼寝タイム♪



そして、シェードの多い細い沢を目指して移動。
ロッドを6ftから5ft台へチェンジ。
さぁ、仕切りなおしだ!!

久しぶりに訪れたこの沢。
いつも、夏になると、幾重にもハンモックのように
架かっている蜘蛛の巣にうんざりするのだが・・・


蜘蛛の巣がない・・・(^^;


先行者?


一瞬、足が車に向かいかけたのだが・・・
せっかく来たのだし、残り少ない渓流シーズンを考えると、
この時間を無駄にしてはいけないと。
タフコンディションを楽しもうと♪
気を取り直して奥へと足を進めていく。


案の定・・・
アマゴは本当にいるの?
と疑いたくなるほど魚の姿が見えない。


普段より距離を取り、
いつもより頻繁にルアー交換。


反応があったのはフローティングのみ。



小場所で苦労して釣った魚は小さくても
この上なく嬉しいものだ(#^-^#)



木が覆いかぶさっている沢なので
日陰が多く、それほど暑さは感じない。
むしろ、快適なくらい♪




2週連続で、数にも大きさにも、
不満の残る釣行に終わってしまい、
厳しさに打ちのめされ気味のワタシ・・・

次の休みは、ちょっと渓流から遠ざかって、
気分転換に海にでも出ようかと考えつつ、
また、徐々にアマゴの姿が脳裏にちょろちょろ(笑)


どうしようかな~?



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