Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

流れ者

2009-11-30 13:10:44 | メッキ
みなさん、昨夜は亀田興毅VS内藤大助戦に
大興奮だったのではないでしょうか?

ワタシはビデオに録画し、仕事が終わって家に帰るまで、
結果が分かってしまわないように全ての情報をシャットアウト
してました。


それにしても、亀田選手の鍛え抜かれた身体はすごい!
無駄が全くありませんよね。
厳しい練習だけでなく、計算された減量・・・
どれだけストイックなのでしょうか?

それに対して、ワタシは・・・
夜中に腹が減るとついつい手がカップ麺に・・・
眠れない夜はついつい手がお酒に・・・


ストイックの“ス”の字もない、おうじろうです。



さてさて。。。


先日、チヌラバでお馴染み、N’s Craftの胤森さんのガイドで
南国からの流れ者に会いに行ってきました。

そう!メッキです♪


メッキとは・・・
西太平洋やインド洋の熱帯・亜熱帯海域に生息する
ロウニンアジ、ギンガメアジ、カスミアジなどの幼魚の総称。
黒潮に乗って関東辺りまで到達するものの、繁殖できずに
冬の寒さで死滅してしまう、いわゆる死滅回遊魚。


今回狙うのは工場からの温排水に付いた魚。
メッキ釣りといえば、係留船やロープなどに付いた魚を
ランガンしながら釣っていくというイメージだが、
温排水に付いた魚を釣る場合は回遊待ちの釣りになるようだ。


メッキを狙うべく用意したのは本流トラウトタックルに
渓流用ミノー。
頑張ってキャストを繰り返すものの、温排水の影響のある
ところまでルアーが届いてるのかどうかがちょっと不安・・・

それでは、もっと沖を、温排水をダイレクトに
狙ってみようとシーバスタックルを取り出す。
しかし、ルアーをあれこれローテーションするものの
流れ者は簡単には現れてくれない。


残された時間も少なくなり、諦めの気持ちが顔を見せ始めたころ、
下流に移動していた胤森さんから、「こっちこっち!」という声。
メッキが小魚を追いかけまわしていたとのこと。
俄然やる気が出てくる♪


ベイトが入って来て、活性が上がったのか、
盛んにナブラが立つようになってきた。
メタルジグを投入し小刻みにアクションを加えながら速引き。


ググッ!

キター♪・・・・すぐバレる・・・



また、キター♪

弧を描くシーバスロッド。
おお!おもしれぇー!!・・・って、バレた・・・


どうも、シーバスから引き続き、バラシ癖が抜けてないみたい(^^;
スレてきたのか、時合が過ぎていってるのか、
反応が薄れ、徐々にナブラの頻度も下がってきている。



頼む!もうワンチャンスくれぇ~っ!



そして、祈りが通じたのか、3度目のヒット。
慎重に慎重に・・・
目の前まで寄せても抵抗しまくる。
この小さい身体のどこからこんな力が出てくるのかと
不思議になるような強烈なファイト。


どうだ!初のメッキ♪



体高のある銀色の魚体にうっとり。


角度を変えて、もう1枚。




成魚は180cm,80kgにも達し、ジャイアント・トレバリー(GT)と
呼ばれる、ロウニンアジの幼魚。
魚体を眺めながら、遥か南国の海を想う。
これもまた贅沢な一瞬ですね~(#^_^#)


昼から仕事なので、11時ころには納竿。
2時間ちょいの南国体験でした。



胤森さん、貴重な体験をさせていただき、
ありがとうございますm(_ _)m
また、一緒に釣りしましょう♪


今回、風邪をひいて来れなかった、ゆーすけ君。
残念だったね。
まぁ、夜な夜な釣られてきたメバルやアジの崇りだろうから、
当分おとなしくしておくよーに!(笑)