秘境での出来事

中国山地の中でも“秘境”と言えるであろうエリアに
足を踏み入れてきた。



落ち込みを登ったり、カーブを曲がるたびに、
まだ見ぬ風景にわくわくする感覚。

そして、同時に、
行く手を阻むゴルジュが現れるのではとハラハラ。



そして、やっぱり現れ、
高巻きを覚悟する。


ロッドを畳み、ベストの後ろポケットに突っ込む。
木の幹や枝を掴み、足場を探して身体を持ち上げる。
眼下に淵を見つつ、急斜面をトラバース。
最後はウェーダーを泥んこにしながら滑り落ちる。



このような苦労をして、
出逢った魚は１匹１匹が愛おしくて。
特別に輝いて見える。








ここまで書いておきながら、
写真を載せてないのは、何故？





と、思ったりしましたか？






高巻きを要するゴルジュに出会うこと三度目、
この日はここまでと撤退を決め、
遥か上に通っているはずの林道（であった道？）に上がれそうな場所まで
川通しに戻っていた時のこと。



蒼海さんに続いて、
岩から水深の浅い場所までジャンプ！


したつもりが、足に力が入らず、
手前の深みにドボン！！
足を取られて前のめりに…


しまったと思ったときにはすでに時遅し。
水温10℃の水がウェーダーの中に侵入してきた。
しかも、横着して、カメラを首に掛けたままだったのだ。







ということで、カメラはただ今、
除湿剤とともに袋に入れてあるのだが、
まだ復活していない。


恐らく、もうダメだろう。




でも、10万もするカメラではないし、
こういう使い方をする以上、ある意味、消耗品だとも思ってるから、
たいした問題ではない。






痛いのは、SDカードまで駄目になってしまったっぽいこと。



車に戻って、蒼海さんのタブレットで確認しようと思ったところ、
読み取ることができなかったのだ。




これは痛い。



カメラ自体は買えば良いだけなのだけど、
同じ写真は二度と撮れない。
同じ場所に行ったとしても、もう同じ写真は撮れない。

天気、光量など環境的、外的な問題だけではない。
二度と全く同じ感じ方でものを見ることはできないからだ。




写真はそのときそのときの「今」を切り取るもの。




被写体の「今」を切り取り、
自分の「今」を切り取るもの。








今回は久々に凹んだ。



まぁ、まだ諦めてはないけど…
新しいカメラにこのSDカードを入れてみてどうなるか。







ちなみに、ネットで購入した次のカメラは、LUMIX DMC-LX7。
今まで使っていたLX5よりも明るいレンズで、なんと開放値F1.4！


これは楽しみ♪









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諦めない心

知ってました？
魚の血液型って、みーんなA型なんですよ。

ワタシは昔から、
ほぼ70%の確率でB型だと当てられちゃいます。
残りの30%はO型と言われます。

なんだか、
魚が羨ましいおうじろうです。






さてさて。。





東の稜線の上に浮かぶ下弦の月。


ワタシが到着した時より、
かなり上の位置まで昇ってきた。

天体の移動は１時間で15°、
もう２時間ほども経過したのか…


時計は昨年壊れてからそのまんま。
スマホは海に落とさないようにポケットの奥深く。
ということで、月の位置で時間の経過を知るｗ




表層には潮上に向かって頭を揃えたイカナゴの群れ。
メバルがその中に突っ込むたびに、一瞬形が乱れ、また元に戻る。


ワタシはそんな表層の戯れは全く無視し、
激流ボトムに潜む大型メバルのみを追い求めているのだ。


一度はチャンスは来た。
しかし、掛けたと思った瞬間に痛恨のラインブレイク。
根で擦れたのだろう。
リーダーが10cmほど傷ついていた。






さて、月の左下に明けの明星が輝きだした。
潮も下げへと変わる頃。


このポイントは下げに入ると、
釣りにならなくなる。
もはやこれまでかと諦めの気持ちが生まれてくる。



しかし、この気まぐれな海域、
今日はロスタイムがやけに長い。


これは海からのバースデープレゼントか！？







海が早く釣れと言ってるこのシチュエーション。
紺から白へと移り変わる東のグラデーション。
祈るような気持ちで続ける竿先のアクション。
こんな時に根掛かりでロスト俺何しよん！？




灯りの下で一人静かにコングラチュレーション！！














キープはたったの２匹だけど…




最後まで諦めずに粘った末の成果に
今日は満足しておこう♪









今度こそ渓流へ…
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予定外

カープとサンフレが揃って首位。
気持ちいいですねぇ♪
JTサンダースは惜しくも準優勝に終わりましたが。

あとは、ワタシの住む町から始まった
アンジュヴィオレ広島になでしこリーグ昇格目指して
頑張ってもらいたいところ。
地元愛溢れるおうじろうです。







さてさて。。。






この前の日曜日は雨。


次の日曜日も雨っぽい。



なかなか渓流に行かせてもらえません…(^^;







そういえば…



昨シーズン、シューズがぼろぼろになったので、
新調する必要がありました。






今シーズンは、新規のエリアだけを回るつもりでして。
その中には、深い谷を形成する山岳渓流も含まれています。

きっと、
ロッククライミングよろしく、
岩をよじ登ったり、へつったり…するはずです。


そういうときには、
なるべく、踵の自由度が欲しい…
ということで、山岳用のシューズを購入しました。
岩場のグリップを優先したラバーソールです。




そして、滑りやすい川床に対応するために、
今まで通りのフェルトソールも１足。









今シーズンは、この２足を履き分けて、
里川から山奥まで、じっくりと楽しむつもりです。


まだ見ぬ沢には、果たして、
どのような出逢いが待っているでしょうか？




雨降る漆黒の沢に想いを馳せながら、
この文章を書いています。。。







あっ！

現実的な話に戻りますが、
予定外に２足も買ってしまいましたので…


釣具屋のみなさん、
ちょっとの間、何も買いませんから！（笑）





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ブランク

大学１年生の学園祭の後、他専攻の研究室で呑んでいた時のこと。
研究者の先輩からお札をジーパンのポケットに捻じ込まれ、
ビールを買って来いと。

外は土砂降り。
傘は持ってなく。

友達とびっちょびちょになりながら、
缶ビールを抱えて戻りました。

今でも、その酒屋さんは存在していて、
車で前を通るたびに思い出す古き良き想い出です。
そういえば、酔って朝まで校門で寝てたこともあるおうじろうです。






さてさて。。。





約２年の沈黙を破り、
再び、激流ボトムのデカメバルを獲るべく、
東の海へ足を踏み入れてきた。



仕事終わりで駆け付けたのは、
すでに余裕で日付が変わった後。


潮止まり前の流れが緩む短いタイミングに賭けるのだが、
まぁ、長潮ということもあって、チャンスは比較的長いはず。




最初の１匹が釣れるまではいつも不安。
それが小さくとも、その１匹で気の持ち方が大きく変わる。





しかし、２匹目のメバルがなかなか姿を見せず、
再び、不安が頭を持ち上げてくる。










一番期待が持てる時間帯を迎えても状況は好転せず、
ただ時間は無慈悲に過ぎていく。







ロッドを置いて、今のポイントの状況を
全体的、俯瞰的に眺めてみる。



左右から二つの流れがぶつかり合い、
複雑に絡み合っているポイント。
今までより、バランスが少しずれているような気がする。
そうであれば、魚の付き場もずれているはず。



キャストの位置を変えつつ、
リグがうまく流れに馴染んで沈んでいく地点を探す。





そして、数投後。



海の底から答えが返ってきた♪





しかし、釣れたのはブルーバック。
狙っている白っぽい茶メバルではない。







ただ、攻め方は間違っていないはず。
キャロのシンカーを軽くし、より沖へと流し込む。






次の答えは…








抜き上げた後の“ドサッ”と波止に落ちるあの重み。
激流の中で鍛え上げられたこの魚体♪







あぁ。

もっと早く気付くべきだった。
過去の釣れたデータに捉われすぎていたことを反省。
ブランクの不安がより一層そういう方向に走らせたのだろうか？

他ジャンルも含み、これからへの教訓となった今回の釣行。
睡眠不足の中でも強行して良かった！







さらに、１匹を追加♪













今回、使用したロッド、APIA Legcy’SC NOBLE MOON 73MLT。
キャロを使った激流メバルに、今まで様々なロッドを使用してきたけど、
ワタシ的にはこれが一番使いやすい。

重いキャロにも、強い流れにも、負けないティップの張り具合。
潮の壁やボトムへのタッチという微かな情報もしっかり
伝えてくれる感度の良さ。
そして、魚を掛けると、しっかり曲がってくれる。
ずっと求めてたようなロッド♪




今度はもっと大きな魚も掛けてみたいものだ。






あっ、そうそう。
実は、マダイと思われるゴツッとしたアタリを逃してしまったんだった。
あれを掛けていれば…








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延長戦

仕事絡みでFacebookを始めて約１年。
今までは投稿はおろか、「いいね」さえもしてませんでした。

友達申請していただいた方もいるし、
せっかくだからと、今日、初めて投稿してみました。
このブログとはまた違う自分が出せればと思っています♪


まだ、転校生気分で妙に緊張している
おうじろうです。






さて、前回の記事の続きを。。。





夕陽が幾重もの雲の層に遮られ、
いつもより早く夜の帳が降りようとしている頃、
ようやくメバルの姿を拝むことができた。








今まで、釣りには参加してなかったカメラ少年だが、
カメラの充電も切れてしまったこともあり、
ここらへんでやっとこさ、キャストの練習をさせることに。


釣り竿を振ったこともない少年。
吹き飛ばされそうな爆風の中で、
2lbのフロロラインで重めとはいえ3～4gのジグヘッドを
キャストするのはなかなかに難しいものであるらしい(^^;


藻掛かりを外してやったり、
ジグヘッドを結んでやったりしながら、
ポツポツと小さなメバルを釣ってるうちに辺りは暗くなっていった。





釣りやすい灯りのある漁港で
泣きの延長戦に突入。
残された時間はわずか…



カメラ少年には風を背に受けて釣りやすい
港内にキャストさせ、
ワタシは暴力的に吹き付けてくる風に真正面から挑む。

サイドハンドから低めのライナーで
三角の波の中にリグを投げ込む。




いるじゃん♪



こういう状況だと比重のあるワーム（GLAD Bumple）
のアドバンテージが生きる。







その後は、アタリはあるものの、
メバルもカサゴもリリースサイズばっかりで…










タックルを置いて、空を見上げると、
いつの間にか、満天の星がきらめいている。
常夜灯の下でも広島市内より多くの星が見えた。







少年には、いささか厳しすぎる条件で、
釣りの面白さをわかってもらうことができなかったが、
それでも、昼間の写真撮影は相当に楽しかったようで、
帰りの車中でも、写真について熱く語っていた。


もしかしたら、
将来の有名写真家の第一歩にお供できたのかもしれない。




その写真家に撮ってもらった記念すべき一枚。
（勝手にトリミングしたけどｗ）









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カメラ少年と。

ふらっとBOOKOFFに立ち寄ったのをきっかけに、
最近は、ずっと車の中でBOΦWYを聴いています。

懐かしさのあまりに買ってしまったのですが、
やっぱりいいですねぇ。
良い音楽は時が流れてもまったく色褪せません。

ウーファーで低音を響かせながら、
ノリノリで運転していると、ついスピードが…ｗ
心の奥底でロックンローラーの血が騒ぐ（？）おうじろうです。






さてさて。。。





日本列島が大荒れになった日曜日。



にわかにカメラに嵌り出し、
高校入学記念に買ってもらった一眼レフを手放さない
カメラ少年を連れて、県道のガードレールがみかんの色の島へ。










最初から、爆風で釣りにはならないのはわかっていたので、
半分はカメラで遊ぶのが目的。


天気の回復時は雲に迫力があり、ワタシ的には撮影日和。
しかも、ちょうど桜がほぼ満開のタイミング。


ワタシはあろうことか、
一眼レフをすっかり忘れて来てしまったが(^^;







ソメイヨシノの並んだ中に1本だけヤマザクラがあった。




雨が止む頃に家を出て、
到着したのは昼前。



風が少しでも和らぐ場所をを探しつつ、
島をあちこちウロウロ。

ワタシがまずタックルを出してメバルの群れを探す。
その間、カメラ少年は好奇心と興味に任せてあちこちレンズを向ける。







魚、いないよ…
鉛色の海を前に呆然とする。




まわりの景色ひとつひとつ、
しつこいくらいにまとわりつく海風さえも
彼には新鮮な刺激のようで。






日曜日とはいえ、人気ポイントでさえも入り放題。
しかし、釣り人もいないが、魚もいない。
気分転換に、遅い昼食はお気に入りの海岸で。






少年よ、全部食うなよｗ






腹ごしらえのあとは昼寝…贅沢な時間♪


ZZZZ…




目が覚めたころには、写真撮影にはベストな光線状態。
斜光で被写体に立体感が生まれる。


しかし、島に入った時から、
テンション最高潮のカメラ少年は、
機器をいじりまくり、シャッターを切りまくりで、
この一番いい時間帯に無念の充電切れ（笑）

だから言ったのに…┐(´-｀)┌





ワタシはどうも桜の撮影が苦手。





うーん、ボケ味がイマイチ。





やっぱり、こういう写真の方がワタシらしいかな♪







CAMERA：Panasonic LUMIX DMC-LX5






あれ！？



釣りのことをほとんど書いてなかった…(^^;






それじゃ、後半に続くということで。。。








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SAKURAとMEBARU

なんなんだ！
ああ、本当に腹が立つーっ！！


冒頭から怒り心頭ですが…
何にそんなに怒ってるかって！？
ACL1次リーグのサンフレチェ対FCソウルですよ。

残り数分での不可解なPK判定が２つ。
どう見ても反則じゃないでしょ。
いくらアウェーの戦いとはいえ、あれはひどい…
あの冷静なポイチさんもすごい勢いで怒鳴ってましたもんね。


今日は悔しくって、眠れそうにないおうじろうです。






さてさて、気分を変えて。。。









気分を変えて。。。







・・・・・・



・・・・・・



・・・・・・









ああああああああああああああ！！！








やっぱり無理！





島嶼部での桜を愛でながらの釣りの話を
書こうと思ったけど、そんな気になれない。









あのレフェリーがポイチさんに謝ってくるまで
もう書かないっ(｀З´)











（笑）








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