この写真を見て、「おっ!?」と思った方、
わかってますねぇ~♪
サケ・マス類に見られる“あぶらびれ”。
ちなみに胸びれはこんな感じ。
そう!
サツキマス♪
雨降るある日の夕方、午後5時過ぎ。
サツキマスが気になって気になって仕方がない。
しかし、ポイントに着くのは6時くらいになりそう。
雨がザーザー降ってるし、暗くなるのも早いだろうから、
竿を振れるのも1時間ないだろう・・・
40分くらいか!?
やっぱりやめておこうかとも思ったけど、
なぜか釣れる気がして仕方がない。
気がつくと、土手の駐車場。
逸る気持ちを抑えながら、中州に渡渉。
大人気の一級ポイントでも、こんな雨の日に、
それも暗くなるころまで残っているのは1人だけ。
彼の名は、gaichiさん(笑)
なんでも、少し前に70cmオーバーの大ナマズをキャッチしたらしい(爆)
2人が最後に陣取ったのは瀬の中。
かなり流れが速く、ミノーを操るのが本当に難しい。
最初は上手くUの字のトレースを描くことができなかった。
リトリーブスピード、ロッドの角度、ラインメンディング、
ルアーの選択、トゥイッチをかけるタイミング・・・
あらゆることを試していくうちに、なんとなく解りかけてきたかな~
ってときに、ドン!!
ミノーが流芯を抜けたタイミングで軽くトゥイッチを入れて誘い、
タダ巻きでブレイクに差し掛かったところでのバイト。
一気に下流へと走る魚。
ワタシも流れに足を取られないように気を付けながら、
一緒に下流へと下りていく・・・
と、目の前が急に深くなっており、足が止まってしまった。
さらに、2本の流れが合流し、流速がさらに増している。
これ以上走らせてはマズイ・・・
強引に魚の向きを変えにかかる。
今度は上流に向かって泳ぎだした。
ラッキー♪
一気に魚との距離を詰めてフィニッシュ!
と格好良くはいかず、一度、ランディングに失敗して、
肝を冷やした(^-^;
そして、gaichiさんに向かって会心のガッツポーズ(^-~)v
ロッド:UFMウエダ Trout Stinger BORON TSS-72Ti
リール:Daiwa EXIST 2508
ライン:VARIVAS SUPER TOROUT Advanced Twitch Master 6lb
ルアー:ITO.CRAFT 山夷68S TypeⅡ
全長42cm、少し鼻曲りのオス。
ワタシにとって、この1匹の価値は大きい。
なんといっても、今までは攻めきれなかった流速のポイントで
キャッチできたという点。
これで一気に自分のフィールドが広がった気がするし、
今まで超えられなかった壁をひとつクリアできたと思う。
しかし、その先にはさらに高い壁が存在し、
この日に掴んたちっぽけな自信は瞬時にして脆くも崩れ、
まだまだ凹む日々が続くことも解っている。
感無量・・・
感謝の気持ちを込めてリリース。
この写真、もみあげと後ろ髪がくるんと前に曲がってるのが気にくわねぇ(笑)
家に帰って、PCで画像をチェックしつつ、
残念だったのは、薄暮の撮影で、ISO感度を上げざるをえなく、
画質が荒くなってしまったのと、シャッタースピードも遅くなり、
手ブレでピントが甘くなった写真が多かったこと。
三脚があればまだなんとかなったのだけれど・・・
でも、そこまで考慮して、準備万端で行ってると、
きっと釣れてなかったにちがいない(笑)
gaichiさん、ありがとうございました。
今度は中流域に遡上したサツキ、尺絡みの本流アマゴを狙いましょう♪
と、言っても、あと数時間後か・・・(爆)
もう1匹でハットトリック!
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