Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

若潮と凍える指

2016-02-25 05:45:02 | ライトゲーム(メバル・アジなど)
昔の彼女の夢を見ました。
ちょっと似てた某局の女子アナの記事を
何かで読んだからかもしれません。

海を眺めて、街を歩いて。
“なんとか豆腐丼”なるものを注文したところまで
覚えています。

ぼーっと余韻を楽しんでて、
仕事に遅刻しそうになったおうじろうです。





さてさて。。。





今回は、苦手としている若潮での釣行。



長潮ではわりと良い思いをしているのに対し、
どうも若潮であまり釣れた記憶がない。


今回も、1日前の長潮で行きたかったのだが、
どうしても予定が組み込めなかったのだ。




先行者と入れ替わりで、
激流ポイントへ入ることができた。


干潮潮止まりを過ぎ、
じんわりと流れが効き始めてるタイミング。
予想通り、ボトムではカサゴのお食事タイム。
釣ってはリリースしつつ、さらに潮が効くのを待つ。




そして、お待ちかねのファーストメバル。



Molixのサターワームで連発。
1匹釣ってはカラー交換。




反応が薄くなってきたところで、
ワームのサイズを下げて、
鉄板のアジリンガーを投入。



ここまでとはひと味違うファイトを見せてくれた
ふっくらボディの1匹。


上顎の一番固い場所に刺さって曲がったジグヘッド。
指で抜くことができないほどがっちりフッキング。




しばし楽しんだ後は、
潮が効き過ぎてボトム狙いは厳しい状況へ。



常夜灯のもとでは小型メバルがライズを繰り返してるのだが、
その中でもひときわ大きい音が耳に入る。
一定の間隔、同じ場所で、水面を割るのは
間違いなくでかいメバル。


すかさず、ワームを通してみるものの、
全く反応してくれず、
トップを流してみても、見向きもされず。

そこで、Molixジュバリーノで水面直下を通すと、
流れの下から現れた影が反転。



しかし、やっと食わせたにもかかわらず、
あっさりとフックアウト。
フッキングがきっちり決まってなかった感じ。



結び直すのが面倒で、
柔らかいロッド(UFM XT-74FS Extreme Finesse)
を使ったのが間違いだったのか…




それ以来、あの魚は姿を現してはくれず、
ライズする小型メバルの下を通して、
ひと周りサイズアップしたブルーを拾っていく。






この日は、朝方にかなり冷え込んで、
しかも、手袋を忘れたために、
指は凍え、限界近くなってきた。


それでも、再び、流れが緩んできた状況で、
この場を後にするわけにはいかない。
ボトムででかいのを食わせるのは今のタイミング!


しかし、釣れない。


ここまで、順調だったのに、
やはり、若潮との相性の悪さが出てきたのか。




タイムアップ寸前でふと気づいた。
根掛かりを恐れて、
というか、凍えた指で結び直すのが嫌で、
思いきってボトムを攻めきれていないということに。


活性が高い時なら、ボトムべったりでなくても釣れるけれど、
今日はこれではダメだ。



さらに、ひとシャクリ、ふたシャクリ、
ラインを放出して、ボトムを転がすイメージでリグを流していく。




すると、最後の最後で連発。
ラストの1匹はまずまずのサイズ。






結局は、若潮でまずまず満足な釣りができた。
釣果うんぬんより、若潮のジンクスが破れたことが嬉しい。


また時間が合えば、
激流の主に逢いに行こう♪








冷え込みにも負けず出る気になるように
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A piece of “Blue”

2016-02-15 02:48:50 | ライトゲーム(メバル・アジなど)
早いもので当ブログを始めてから9年になりました。
当初はアクセス数が伸びていくのが嬉しくって。
記事を書くのが本当に楽しかったですねー。
また、毎日、他の方々の記事を読むのも
楽しみにしていたものです。


今ではFBの隆盛に伴い、
ブログ文化の勢いも翳ってきました。

更新を楽しみにしていたブログも
閉鎖されてしまったものが多くて、
正直、寂しさを感じずにはいられません。


ワタシ自身も以前ほど頻繁に
更新しなくなりましたが、
ここから様々な出会いに恵まれ、
ここに多くの思い出が詰まっています。

そして、写真や文章、
貴重な自己表現の場でもあるこのブログを
これからも大切にしていこうと思っていますので、
みなさま、これからもよろしくお願いいたします。





さてさて。。。




本当は夜に釣りに行きたかったのだが、
予定が入ってしまったために、
急遽、明るいうちに出掛けることに。


この時期のデイメバって、
あまり良い結果が出た覚えがなくって、
行先に迷いに迷う。

これまでの実績ポイントを
ひとつひとつ挙げていくのだが、
どこにしてもいまいち気持ちが盛り上がらない。



やっぱり、
知らない場所がいい!


情報も何もない場所!!


釣れなくても、その方が楽しいに決まってる。





ということで、
今までスルーしていたエリアに的を絞った。





青い空、青い海。


サイズを問わなければ魚も釣れる。




ただ、釣れるのは、
敷石に着いた茶メバル。



デイで狙うのはもちろん、
ブルーバック。

決めたエリアの中で、
行ったり来たり…



長い波止の先端近く、
表層から探っていき、最後は、複雑な流れの中、
ディープのボトムまで流し込んで…


このサイズ(笑)
しかも、茶。






昼を過ぎると、横風が強くなってきて、
PEラインでは釣りが成立しづらくなってきた。



波止の反対側の先端、
風を背に受ける場所へと移動。



青い空、青い海。


しかし、ここのメバルも茶。
青いやつはどこにいるんだろう?




ここで、時間的にも厳しくなり、
ブルーの群れを探すのは諦めた。


茶メバルも活性は低く、敷石の際のボトムでしか食ってこない。
潮上にキャストし、狙いの場所にとリグを落としていく。

ブルーへの拘りを捨て、
釣り方を替えると、わりと頻繁に反応がある。




メバルの反応が止まると、
当然のようにいつもの顔が。

今まで、どれだけこいつに助けられてきたか(笑)










青い空、青い海。


もうひとつのピースが埋まらなかったけれど、
なんだかんだと楽しめたのだから文句はない。













ただ、この日、
ひとつショックなことが…


もう1本の畳んだロッドに付けてたセルテート、
ふと気づいたら、リールシートから脱落して、
無くなってた。

紺色の昔のセルテート。
カスタムしたWハンドルとスプールはお気に入りの青。




青い空、青い海、そして…






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北アルプス歩き~2015~その2

2016-02-05 02:15:59 | 山の写真集
<2日目>





テントの中、まだ暗いうちに眼が覚める。


とにかく寒い。
今までアルプスを歩いてきた中で一番寒い。
シュラフから出られないまま時間が過ぎていく。



シュラフに潜ったまま、足を屈伸させてみる。
気になっていた背中を捻ってみる。
よし、大丈夫だ。


外の歓声に誘われて、
ごそごそとテントから這い出してみると、
なんとも見事な光景が眼の前に広がっていた。





モルゲンロートに輝く穂高連峰。





突如として心が躍り出す。




逸る心を抑えながら、食事を済ませ、
水を補給し、小屋のトイレで用を足す。



いざ、北穂高岳目指して一歩を踏み出す。
登山靴の紐をしっかりと締めるのと同時に、
気持ちもぐっと引き締められる。
この瞬間がたまらなく好き。



涸沢小屋と前穂高岳。



涸沢カールに広がる雪渓。





勇ましく進んでいたのは最初の方だけで、
じきに足が重くなり始める。
大きな岩の斜面を息を切らしながら登る。
正直、帰りたくなってきた(笑)




時々、休憩がてら、
地図を出して位置を確認するのだが、
たいていの場合、知らない方が良かったということになる(笑)



写真右側から、奥穂高岳、吊るし尾根、前穂高岳。
明日、明後日と歩く予定の稜線が、
翼を広げるように目の前に押し迫ってくる。
期待より不安の方が大きい。




その不安の原因はまた後ほど…









森林限界を越え、頭のすぐ上を雲がごんごん流れていく。
すでに日常では味わえない領域。







言うことを聞かなくなってきた足をなだめながら、
なんとか今日のテント場まで辿り着いた。
しかし、登録のために、一度、小屋まで行かなくてはならない。
写真右上に、北穂高小屋が一部見える。


↑写真左側に登山客が写ってて、
大きく載せることができれば、もっと迫力のある写真になるのだけど…



振り返ると、前穂高岳がほぼ同じ高さ。
怯んでしまうくらいの迫力で聳え立っている。



奥穂高岳の向こうには憧れの岩峰、
ジャンダルムが顔を覗かせている。




北穂高岳南峰。
ここから先の尾根はスリル満点。





雲に突き刺さるがごとく屹立する槍ヶ岳。
北穂高岳山頂より。






小屋について、やっと重たい荷物から解放されるひととき。
ここにはなんと生ビールが売られており、
喉から手が出るほど欲していたのだが、
テント場までの道のりを考慮して、泣く泣く我慢。






テント場へと戻る途中で貴重な出逢い。
氷河期からの生き残り、ライチョウの親子と遭遇。
これで、3度目。
結構高い確率で出くわしているかも。







今回の山行のお供は18-55mmのレンズ1本のみ。
望遠レンズが欲しかった…





山の天気は昼遅くなると、高確率で雲が湧いて、
天気が崩れていく。
暖められた空気が上昇気流となり、高度が上がるにつれて、
冷やされて水蒸気になるためだ。
理科や社会でも習うけど、生徒を山に連れて来れば、
実感できてすぐに頭に入ると思う。


常念岳方向はすでに怪しい雰囲気。





今日もまたテントを設営して、
お楽しみの夕食。
とは言っても、毎度お馴染みの、
ラーメンとフリーズドライのご飯だけなのだけど。





シュラフに潜ったところで、
案の定、雨がパラパラと落ち出した。



雨音をBGMに、明日以降の日程について考える。



明日は晴れ。
しかし、明後日は雨模様、それもかなり激しそう。


できれば、穂高岳山荘に泊まって、
まわりの山々を撮影したい。
ただ、最終日は、大雨の中、奥穂高岳~前穂高岳~上高地と、
気の抜けない稜線をかなり長距離歩かなければならない。


それとも、明日、暗いうちに出発して、
奥穂高岳、前穂高岳を越えて、岳沢ヒュッテまで一気に走破するか。
ただ、手前の涸沢岳までが今回の最難関。
そこは慎重に越えたい。


その場所では、
この日、滑落と思われる遭難事故が発生。

強風の中、何度もアプローチを試みる救助ヘリ。
稜線で呆然と見守るヘルメットの列。
その光景も頭から離れず、心に暗い影を落とす。



なんと言っても、不安なのはブランクの長さ。
比較的、荷物の軽い小屋泊まりならまだしも…




なかなか結論が出ない。





そのまま、
いつの間にか、夢の中へと。。。








なかなか釣りに行けなくて、
第2話を書いてみました。
釣りネタではなくても、ポチッとしていただけらば、
かなり嬉しいです(*´▽`*)
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MOONLIGHT NIGHT

2016-02-02 02:20:12 | ライトゲーム(メバル・アジなど)
近くのスーパーで冷凍のアオリイカを発見。
なんだか嬉しくなって、原産地を見てみると、
なんと、インド!!

以前から、一度、
訪れてみたいと思っていた国だけど、
さらに親近感が急に湧いてきたおうじろうです。






さてさて。。。





常夜灯のある波止にはどこも人の影。
恐らくケンサキイカ狙いだろう。



そんな中、誰もいない波止に入る。
時間的にはちょうど潮止まり。



いとーちゃんは暗い先端部へ向かって
歩いて行ったので、
ワタシは波止の付け根のシャローで
粘ってみることに。



沖は砂地でメバルの気配がないので、
常夜灯に照らされてはっきりと目視できる
敷石沿いにキャスト…


居てくれた。
大きくなくても、このオメメを拝めるとやっぱり嬉しい。



そして、竿をひん曲げ、ドラグを滑らせて、
楽しませてくれた良いサイズのカサゴ。



港内に繁茂した藻の上を通すと、
まずまずの型のメバルが飛沫を上げて、
興奮させてくれる。








潮がどんどん下げ始めたところで、
大きく移動し、一発大物狙いへシフト。




薄い雲の広がった空には大きなお月さん。
魚の活性には良い影響は及ぼさないだろうが、
ゴロタや磯の上では安心感を与えてくれる。


時に月を眺め、潮の流れを感じつつ、
ロングキャストを黙々と繰り返す。


潮に乗せて流すワームに魚が食らいつく。
その一瞬に心が躍るが、狙いのメバルではなく…



カサゴの連発にドキドキ。
深場で掛けたカサゴは途中で暴れるのをやめてしまうが、
シャローのポイントゆえに最後まで諦めずに抵抗するので、
でかいメバルかと期待してしまうのだ。




いとーちゃんと離れて、さらに奥へと足を進めていく。
流れの反転する場所で、アタリが続く。
アワセきれなかったり、バラしたりしたあと、
やっとこさ顔を拝めたまずまずの青地メバル。



ラインが眼にかかっているのに気づかずに、
撮影してしまった…失敗。







いとーちゃんのいる場所へ戻ってみると、
それまで入れ食い状態だったらしい。

マンツーマンでマークしておけば良かった(笑)





そんないとーちゃんの写真が1枚もないので、
前回、この場所で撮った写真を載せておこうかと。

十分な型にもかかわらず、狙いのサイズがサイズだけに、
納得のいかない表情…(笑)








気がつけば、
月は南中高度を越えて西の方向へ。
あぁ、今日も良く遊んだ♪






さて、今度はどこの海に出掛けようかな。。。







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